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2017年07月05日

2017 星に願いを☆彡 「七夕」がなぜ「たなばた」?!  



昇る夏の天の川


7月7日は七夕。
台風は去りましたが、まだ梅雨は明けない関東地方、天の川が見られるか微妙なところですね。

ところで「七夕」と書いて、なんで「たなばた」なのでしょうか?

よく知っているようで、実は知らない、「七夕」の由来など、お話してみたいと思います。

*☆*

元旦、雛祭り、端午の節句に続き、並びの数字の日には、宮中などでも昔から五節句の行事がありました。
七夕もその一つです。もともとは宗教的な意味のある大切な行事でした。

また沖縄では、お墓を掃除し、もうすぐお盆ですよ、と伝える日となっているということ。

*☆*

当然これらの行事は陽暦でなく、陰暦(旧暦)で行われていました。
七夕は陰暦では立秋の後頃が多いので、古来の七夕は秋の季語なのだそうです。

ちなみに今年は閏(うるう)5月が入るので、陰暦の7月7日は、8月28日になります。

毎年、梅雨と重なり雨の多い七夕。
日本では、織姫と彦星が会えないんじゃないか、とかここ何十年、やきもきしてきたわけですが、陽暦で祝うこと自体に無理があるのではないか、と私は毎年思っています。

仙台の七夕祭りなどは、月遅れの8月7日にやりますね。陰暦は年によってズレますが、それでも陽暦よりはいいのではないか、と思います。

陰暦では、梅雨時とかさなるグレゴリオ暦よりもずっと晴れる確立が高いし、必ず下弦の月になることから、月が地平線に沈む時間が短く月明かりの影響を受けないそうです。

*☆*

さて、七夕と言えば、七夕飾り、笹飾り。
今では各家庭で笹飾りをすることは少なくなりましたね。

この笹には、先祖の霊が宿るのだそうです。

七夕と言えば、笹飾りと、織姫と彦星の話で終始してしまいやすいですが、実はお盆行事のひとつで、先祖崇拝の行事だったということです。

本来はやはり宗教的意味合いが強かったようです。
クリスマスのサンタクロースと同じように、現代に至るまでに様変わりして、お祭り化、さらにはイベント化して来てしまったんですね。

*☆*

では、織姫と彦星がどうつながるかというと、このあたりは中国からきています。

織姫(織女・しょくじょ)は、その名のごとく機織(はたおり)の神。
元々中国にあった牽牛(けんぎゅう)星と織女星の伝説と、手芸や芸能の上達を祈願する乞巧奠(きこうでん)という行事が合わさって、七夕の起源になったようです。

お願い事をするなら、芸事の上達などを願う方が、本来の七夕の目的には合っているかもしれません。

*☆*

それから、「七夕」を「たなばた」と呼ぶようになったのは、これまた中国の行事が日本に入ってからです。

五節句のひとつとして、日本でも昔から宮中で行なわれた行事が「しちせき」でした。
また、民間では古くから豊作を祈り種をまく「種幡祭り(たなばたまつり)」や、「棚機女(たなばたつめ)」という禊ぎ(みそぎ)の行事があったといいます。

これらが混同され、「七夕」=「たなばた」として伝わったのではないかと言われています。

「七夕」が「しちせき」だったというのは、読み方からして、そうでしょう。
宮中の由緒ある行事が、民間のお祭り行事と一緒になった、というところでしょうか。

*☆*

さらに、「たなばたさま」の歌にもある「五色の短冊」の五色は、五行説にあてはめた五色で、緑・紅・黄・白・黒をいいます。

短冊は日本だけのもので、中国では五色の糸をつるすのだそうです。
織姫にあやかった手芸と芸事のお祭りにふさわしいですね。

*☆*

何かわからないながらに、短冊に願い事を書いたり、天の川を見上げてきた七夕の日でしたが、深い意味のある宮中の儀式であり、先祖を祭るものであったようです。

つまりは、お寺や神社に行かないまでも、厄除けや祈願をし、先祖供養をする家庭の宗教行事といえるかと思います。

宗教行事は、早朝にするもの。
本来の行事としては、6日の夜から、7日の朝にするのがいいそうです。

星に願いを託すのも、天の川を見上げるのも、夜が合っています。
七夕の前日には、ささやかな祈りの時間を持ちたいですね。

ただ、長い日本列島、まだ梅雨の影響で雨模様の地域も多いことでしょう。
陰歴の7月7日(今年は8月28日)の前夜には、もう一度空を見上げながら先祖のための行事をしてみるのもいいかもしれませんね。



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写真は:昇る夏の天の川
by (C)星船さん
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【関連する記事】

2017年04月16日

ハッピー・イースター!! このブログを始めてもうすぐ7年です?! Easter2017

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今日は、イースターですね。
2回の記事でイースターの意味などをお話ししましたが、復活したイエスと春の到来にちなみ、新しい生命の喜びを祝うものといえるでしょうか。


最近仕事先で知り合ったルーマニア人の女性は、正教の熱心な信仰を持っていて、だいぶ前から、ずっとイースターの準備をし、1週間ほど前からは、野菜とフルーツしか食べないで過ごしています。

復活祭のその日まで食べないということですから、しっかり行事をして、その後準備した卵などの料理を食べるのではないかと思います。

ゆで卵も赤く染めたと言っていました。これは東欧では多い風習で、調べると、イエス・キリストの十字架での血の犠牲を表す聖食なのだそうです。


さて、このブログを始めてから早いもので、もうすぐ7年が経とうとしています。

7年前のある春の日、夫からの勧めもあり、やってみようと思い立って始めました。

その時のひらめきは、神様から与えられたものでもありますから、天に約束して、1000日(2年9ヵ月)は、毎日記事を更新することにしました。
翌年の3.11でも思うところがあり、それを4年間は継続しました。

その後の3年間で今は月に数回の記事しか挙げていない状況ではありますが、今でも神様に捧げるつもりで記事をアップしています。


世界中には、いろんな人が住んでいて、悲しい出来事、不条理なこともなかなかなくならない世の中ではありますが、2千年前、イエス・キリストの当時に比較すれば、天国のような素晴らしい時代になったと思います。

そんな中、正しいことは何なのか、どう生きれば幸せになるのか、世界平和は必ず来るという、神様の信念の代弁者として、今は幽霊になってしまった尊敬すべき先人や先祖の方々の、願いを受け継ぐ者として、ブログを継続していきたいと思います。


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2017年04月14日

《復活祭って何?!》2 イースターエッグとバニーの由来?! Easter2017

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もうすぐイースター(復活祭)。

一昨日に引き続き、復活祭は何なのかお話します。



イースターエッグとバニーの由来?!


まず、復活祭に、なぜエッグやバニーなのか???というお話です。

(イースター・エッグは、)もともとヒナが卵から生まれることをイエスが墓から出て復活したことに結びつけたもの、および冬が終わり草木に再び生命が甦る喜びを表したものといわれている。
英語圏やドイツではイースター・バニーが運んでくる(または産む)ものとされているが、フランスやイタリアでは教会の鐘が運んでくるものとされている。



キリスト教行事? お祭り?


また、復活祭にも、純粋なキリスト教の祭祀を越え、大衆に浸透していった、クリスマスやハロウィンとよく似た経緯がありました。
 
クリスマスはミトラ教の冬至の行事、ハロウィンはケルト人の収穫感謝祭が、諸聖人の日(万聖節)の前夜祭と結びついてしまったものでした。
ですから、クリスマスは正確なイエスの誕生日ではないということですし、ハロウィンは日にちは合っていますが、キリスト教の行事ではありません。

そして、この復活祭はというと、キリストが復活したという、キリスト教の行事としてもとても大切なものですが、イースターというのは、「春祭り」のような意味であり、ゲルマン人が行っていた春の到来を祝うお祭りから由来しているということです。

復活祭を表す英語「イースター(Easter)」およびドイツ語「オースタン(Ostern)」はゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」の名前、あるいはゲルマン人の用いた春の月名「エオストレモナト(Eostremonat)」に由来しているといわれる。



また、イースターは、ユダヤ教の「過ぎ越しの祭り」とも関連付けられます。元々は同じ日に祝っていたようです。

そして、それから50日後が五旬節と言われるもの。
キリスト教は、ユダヤ教の五旬節の日、つまり、死後3日で復活し、49日を過ぎた次の日に、ペンテコステが起きました。(一昨日の記事を参照→こちら



宗教行事のようでそうでないような。
宗教というのは、生活や文化に密接にあるもので、堅苦しい儀式よりも、各種のお祭りや、家庭の行事として浸透したんでしょうね。

日本のお祭りも、今はただ盛り上がっているだけですが、その昔は収穫祭や、神道などにまつわる大切な宗教儀式であったはずですから。



2つのイースター?!

さて、ヨーロッパでは、西方教会と東方教会では復活祭を祝う日付が違います。

これはそれぞれグレゴリオ暦とユリウス暦との違いによるものだとのこと。
古くから地方によって、また教派によって異なるものとなり論争を生んできたようです。

現代でもこの名残が残っていますが、西欧に倣った米国などの影響で、大勢はグレゴリオ暦で祝うことが多いようです。
しかし、いずれにしても3月末頃から5月初旬と、年によって祝う日が異なるため、それも論争の種になっています。

ということですが、今年は珍しいことに、西方も、東方教会(東欧)でも4月16日(日)です。
昨年は、1ヵ月以上違いましたし、今度双方が同じ日となるのは、2025年とかなり先のことになります。



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