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2017年09月10日

9.11メモリアル、「最後だとわかっていたなら」 《感動の詩》 2017

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2017.09.05 和泉川 アサギマダラ


あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら…



明日は、9.11。
16年前、同時多発テロ事件が起こり
多くの犠牲者を出した日です。

今年になって はたと気づきましたが、
この日は、二百二十日(*前の2つの記事を参照)、
雨風の被害が出やすいと
昔から懸念されている日だったんですね。

天災はなかなか避けることができませんが、
この時代、それよりも恐ろしい
人災、テロが多発しています。

毎年、9月というのは、旧暦のお盆で
中国や韓国などで大移動が起こる時期ですし、
日本では、お彼岸が近づいてきます。

先祖や霊人たちを弔い、供養する、
そしてこれからの平和の為に祈りを捧げる、
そういう時期なのだという気がします。

供養するというのも、祈るということも、その心が大切でしょう。
供養も祈りも、愛と感謝の思いを込めるのがいいと思うのです。

いつも恒例の詩を紹介します。


16年前、きっと誰かが、みんなを勇気付けようとしたのでしょう。
一つの詩がネット上で拡散しました。

それは、一人のお母さんが、(9.11以前に)子どもの死を悼んで作った詩だといいます。

事件で犠牲になったレスキュー隊員の作った詩だという誤報も、
まことしやかに伝わっていたのですが。
いずれにしても、それを良い詩だと思ったから、
確実に癒やされたから、そのように伝わったのでしょう。

私もブログを始めてから、毎年この詩を紹介し続けています。
真心が伝わりますように。

私たちは、いつか愛する人たちと別れる時が必ず来ます。
大切な人たちを、もっと愛しましょう。
愛を表現しましょう。
そんなメッセージです。




「最後だとわかっていたなら」


あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・
「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる

でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを 
しっかりと抱きしめよう

そして その人を愛していること
いつでも いつまでも
大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう

そうすれば 
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


"If I Knew It Would Be the Last Time"
ノーマ コーネット マレック作
佐川睦訳 



"If I Knew It Would Be the Last Time"

If I knew it would be the last time
That I'd see you fall asleep,
I would tuck you in more tightly
And pray the Lord, your soul to keep.
If I knew it would be the last time
That I see you walk out the door,
I would give you a hug and kiss
And call you back for one more.
If I knew it would be the last time
I'd hear your voice lifted up in praise,
I would video tape each action and word,
So I could play them back for one more.
For surely there's always tomorrow
To make up for an oversight,
And we always get a second chance
To make everything right.
There will always be another day
To say our "I love you's",
And certainly there's another chance
To say our "Anything I can do's?"
But just in case I might be wrong,
And today is all I get,
I'd like to say how much I love you
And I hope we never forget,
Tomorrow is not promised to anyone,
Young or old alike,
And today may be the last chance
You get to hold your loved one tight.
So if you're waiting for tomorrow,
Why not do it today?
For if tomorrow never comes,
You'll surely regret one day,
That you didn't take that extra time
For a smile, a hug, or a kiss
And you were too busy to grant someone,
What turned out to be their one last wish.
So hold your loved ones close today,
And whisper in their ear,
That you love them very much and
You'll always hold them dear.

by Norma Cornett Marek



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2017年09月04日

210日に風が吹き、220日に雨が降り 「秋は一夜に」やって来る?! 《金子みすゞ詩の世界》

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2017.08.25 家窓 朝焼け


二百十日の記事を書いたときには、はしりだけでしたが、
金子みすゞさんの詩、全文を紹介します。

「秋は一夜でやってくる」
こんな何気なく素敵なフレーズから始まります。



 
「秋は一夜に」


 秋は一夜にやってくる。

 二百十日に風が吹き、
 二百二十日に雨が降り、

 あけの夜あけにあがったら、
 その夜にこっそりやって来る。

 舟で港へあがるのか、
 翅(はね)でお空を翔けるのか、
 地からむくむく湧き出すか、
 それはだれにもわからない、
 けれども今朝はもう来てる。

 どこにいるのか、わからない、
 けれど、どこかに、もう来てる。


金子みすゞ



「二百十日に風が吹き
二百二十日に雨が降り」

二百十日、二百二十日。
現代の私たちには少し疎くなってしまった
このような季節感をもった言葉は、
うかんでくるイメージに風情が伴います。

荒れやすいこの時期がひとつの契機なのでしょう。

一夜で城が建ったのと同じくらい
ちょっとした驚きを感じてしまう、
微かな、しかし確かな季節の変化。

秋は一夜でやってくるのです。
わからないけれど、もう近くに
きっと来ているにちがいありません。




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2017年08月31日

台風、地震、火事に注意?! 二百十日と9月1日と防災の日、2017は?! 

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二百十日に風が吹き、
二百二十日に雨が降り、…
秋は一夜にやってくる。


金子みすゞ



明日は、9月1日。

関東大震災があったことから、
防災の日に定められていますし、
ちょうど今年も二百十日に当たりますね。



二百十日

二百十日は、立春から数えて210日目にあたる雑節です。
中国で定めた24節気には入らない、
日本独自の季節や気候に合わせて作られたのが雑節だそうです。

210日を数えるのは、立春を起点にするため、
(うるう)年にはずれますが、大体は9月1日のことが多いようです。
ただし、関東大震災のあった日は、二百十日の前日ということです。

今年は、台風が来ていますね。
必ずしも二百十日に台風や暴風雨があるということではないようですが、
来るときには来る日といえるかもしれません。

野分という大きな風が吹くのもこの頃とか。

立春から210日となると、ちょうど稲の開花と重なるのだそうです。
そういう大切な時期に台風が来たら大変です。
漁にも影響が出ますね。

要注意の日として、記憶されてきたのが二百十日であり、
各地で、風鎮祭などが行われてきました。

二百二十日、陰暦の8月1日の八朔(はっさく 今年は9月20日)
とともに、天気の荒れやすい
農家の三大厄日とも言われているとか。



関東大震災

関東大震災が起こったのが1923年、100年近く前になります。

この時の死因の多数は焼死です。
発生時間が11時58分で、昼食準備の火の不始末が
大火事になる原因となったというのは、よく知られています。

今回調べると、日本海沿岸をちょうど台風が北上していて、
関東地方に強風が吹き込み、火災が広範囲に広がってしまったようです。

地震、台風、火事が重なり大惨事になったのですね。

震源地に近い神奈川県では、液状化による地盤沈下、崖崩れ、
沿岸部では津波による被害も発生していたということです。



今年、丁酉(ひのととり)には大災害がある?!

関東大震災が起こったのが、1023年、阪神大震災が1995年、
宝永地震と富士山大噴火の起こったのが1707年、
共に亥年だったということです。

他にも、伊勢湾台風(1959年)、
日本海中部地震と三宅島噴火(1983年)などが亥年。
今度は2年後ですね(己亥 つちのとい)。

よく亥年に災害が起きると言われるのは、
あながち嘘ではなく、
M7.6以上の地震で最も多いのも亥年のようです。
ただ、まんべんなくどの12支でも地震はあるようですが。

これで思い出したのが、今年の干支(かんし)
丁酉(ひのととり)です。
干支は、十干と十二支の組み合わせ60年周期になっています。

丁酉には、やはり災害が多いと言われているのですが、
「ひのと」は火の弟という意味だけあって、
実際、大火や火山噴火などが多く記録されているのです。


丁酉の出来事をまとめてくれているサイトがあったので、
災害に関してピックアップしてみます。

877年 大地震
937年 富士山大噴火
997年 大地震
1117年 大風 大地震
1177年 京都大火 地震多発 加賀白山噴火
1237年 大地震(2、3、6、8月)6月は元歴以後最大
1477年 天地大震
1597年 岩木山が崩れ、土石が降る(3月)
1657年 浅間山大噴火、島原温泉岳噴火 
1717年 江戸大火。奈良興福寺焼失。地震多発、宮城県沖で M 7.5
     霧島山噴火、霧島山噴火、浅間山噴火。
1777年 長崎、徳之島で大風。京都で地震相次ぐ。
     三原山噴火 安房・相模・伊豆で海が溢れる
1837年 天保の大飢饉
1897年 宮城県沖 M 7.4大地震・津波
     草津白根山爆発
1957年 新島・神津島近海 M6.0(11月11日)



また、丁酉の年は、日朝関係、日米関係などで
問題の起こった年でもあると言われています。

北朝鮮のミサイル問題で、不安な状況にあるし、
トランプ政権下のアメリカとの関係も微妙ではありますね。

もう2度と過去の大きな災害のような
悲劇は起こらないでほしいですが、
きっとこれからも、不測の事態は起こり続けるでしょう。

年月日、時刻、何に合わせて何が起こるかは予測がつきませんが、
いつ何が起こっても、謙虚に対応できるようにしたいし、
大火にならないように火種を残さない生活を過ごしたいものです。

明日の9月1日。

二百十日と防災の日にちなんで、考える機会にするのは
いいのではないでしょうか。



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