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2012年10月17日

風が運ぶ秋の香り?! 「もくせい」金子みすゞ詩の世界41


歩いているとふと
飛び込んでくる甘い香り。
思い掛けない秋のプレゼント◇

102120241_v1349835966.jpg


「 もくせい 」


もくせいのにおいが
庭いっぱい

表の風が、
御門のとこで、
はいろか、やめよか、
相談してた。


金子 みすゞ

   

庭中に溢れる木犀の香り。酔いしれるほどの香りですね。

庭から、戸を開けたときに、もう、窓先まで来ていた香りがさっと入ってくる。やがて家の中にもその香りが満ち始めるのですが、その微妙な感覚を描いたものでしょうか。

とても印象的な香りなだけに、立ち居振る舞いが気になってしまうのですが、その香りを運んでいく役目は風たちにあるようです。
「はいろか、やめよか、相談してた」という表現がいいですね。

金木犀が私には馴染み深いような気がしますが、金といえば、銀もあります。甘い香りはおそらく両方同じです。
それとも、香り分けできるものなのでしょうか。


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posted by kuri-ma at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

「曼珠沙華(ひがんばな)」は線香花火?! 金子みすゞ詩の世界40


お彼岸を迎えて、急に涼しくなってきた
関東です。
彼岸花も数は少ないながらも
咲き始めたようですね◇

畦道にて。



曼珠沙華
(ヒガンバナ)


村のまつりは
夏のころ、
ひるまも花火を
たきました。
 
秋のまつりは
となり村、
日傘のつづく
裏みちに、
地面(ヂベタ)のしたに
棲むひとが、
線香花火を
たきました。
 
あかい
あかい
曼珠沙華。


金子みすゞ



彼岸花、曼珠沙華。。。
みすゞの詩では花火にたとえたわけですが、確かに火を思わせるような、燃えるような色と、何かがほとばしるような激しさを感じる形をしています。
この色、形。。。魅せられるものがありますね。
みすゞのいうように、「花火」、それも「線香花火」を連想して見ると、なんかいじらしい思いのようなものを感じてしまいます。



         夏が逝き秋が訪なう

         その野辺に

         焔のごとく咲く花は

         去り行く夏の残り火か

         唐紅のもみじ葉の

         秋を染め抜くさきがけか

         行きつ戻りつたゆたうような

         季節の狭間の彼岸花

albireo


これは以前みつけたブログの詩で、彼岸花を「焔」と表現していますね。
私は個人的に好きな詩なので、もう一度紹介させて頂きました。
以前書いた、彼岸花の別名に関する記事も、もしよければお読みください。
 

ねえねえアゲハさん、背景はなんだったっけ?


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posted by kuri-ma at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月01日

沖をゆく舟の帆が白く輝くのはなぜ?! 「帆」金子みすゞ詩の世界39


2010.12.12 七里ヶ浜 うみそら



夏も終わりとなってきましたが、残暑が厳しいですね。
久々に、金子みすゞさんの瑞々しい詩を紹介しましょう。




「 帆 」


港に着いた舟の帆は、
みんな古びて黒いのに、
はるか沖をゆく舟は、
光りかがやく白い帆ばかり。

はるかの沖の、あの舟は、
いつも、港へつかないで、
海とお空のさかいめばかり、
はるかに遠く行くんだよ。

かがやきながら、行くんだよ。



金子みすゞ



港に着いた舟を見ると、どれも使い込まれ、古びて、帆もすっかり黒くなってきれいとは言えません。
それが、沖の遠いところにいる舟の帆は、真っ白に光り輝いて見えるのです。
まるで同じ舟の姿とは思えないのです。

あの、はるか沖の世界は、まるで厳しい現実を、輝かせてくれる場所のように見えます。
そして、あの舟は、きっとずっと水平線の向こうを目指し、輝きながら進んでいくんだ、そんな風に舟に思いを馳せてみたのでしょう。

厳しく、きれいとは言えない現実の生活。古びて黒くなっているはずの帆も、光り輝くことのできる、場所がある。あそこを目指してみたい。


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posted by kuri-ma at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする