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2013年11月01日

「落ち葉のカルタ」を山風が拾う?! 《金子みすゞ詩の世界》  ★夫婦に「デートの日」が離婚防止に、ノルウェー閣僚

今日から11月を迎え、深まりを見せてくる秋。
趣きある季節がやってきました。
晩秋の山を金子みすゞが描くと、
このようになります。
黄金色になった山々を思い浮かべながら
味わってみましょう◇

2010.10.28 蔦温泉 菅沼



「 落タ 」



山路に散ったカルタは
なんの札。
金と赤との落葉の札に、
虫くい流の筆のあと。


山路に散ったカルタは
誰が読む。
黒い小鳥が黒い尾はねて、
ちちッ、ちちッ、と啼いている。


山路に散ったカルタは
誰がとる。
むべ山ならぬこの山かぜが、
さっと一度にさらってく。



金子 みすゞ





これはそのまま童謡になっていてもおかしくない詩ですね。

落ち葉のカルタに、虫くい流の筆で書かれた文字、
チチッと鳴く小鳥がカルタの読み手で、乱暴な山風が、取り手。

秋の山の風景が、みすゞの手に掛かると、こんな風に色を変えたようになるのです。
赤や黄色の落ち葉の一枚、一枚が、意味のあるカードに変わります。

「むべ 山風」というと、百人一首のこの歌を思い浮かべます。


吹くからに 秋の草木の しをるれば 
むべ山風を あらしといふらむ


 
文屋康秀


吹いた途端に、秋の草木を萎えさせるのを見れば
山風を「あらし」=「荒らし」「嵐」というのはもっともなこと。

こんな意味ですが、みすゞもこの山風を、乱暴者の風、あるいは、茶目っ気のあるいたずら者というような感覚で書いたものでしょう。
ちょっと山では有名な、「山風」。
時折吹く強い風も、秋ならではの風流というところでしょうか。

山で、落ち葉を拾ったり、踏みしめたり、山風もまた体感してみたくなりました。
紅葉もこれからですね。

2010.11.18 和泉川 落葉 桜



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夫婦に「デートの日」を、離婚防止になるとノルウェー閣僚


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posted by kuri-ma at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月14日

「いないいないばあ」の「山茶花」 VS おしくらまんじゅうのミーアキャット?! 金子みすゞ詩の世界45 +《雪と動物のニュース・バレンタイン篇》


その先へ。


今にも泣き出しそうな冬の空。
寒風が吹く中、
明るく咲く花があります。
え、「いないいないばあ」をしているの?












「 山 茶 花 」


居ない居ない
ばあ!

風ふくおせどの
山茶花は。

居ない居ない
ばあ!
いつまでも、

泣き出しそうな
空あやす。


金子 みすゞ



おせどは「お背戸」、家の裏口、裏手のことです。

蕾はきゅっと小さいのですが、山茶花の花が咲ききると、開いた〜という感じになります。

空に向かって「いないいないばあ」をしているというのは、いつもながら、みすゞの秀逸な表現ですね。
そして、「泣き出しそうな 空あやす」というのもいい。

外は寒空、今にも泣き出しそう。風も冷たい。
そんな中、明るい山茶花の花は、心まで明るくするようです。





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posted by kuri-ma at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

失くしたものは、失くしたもの?! 「白い帽子」金子みすゞ詩の世界44


2012.11.28 安曇野 大王わさび農場 エナガ


不器っちょな鳥さんへ◇

毛糸の帽子がほしい季節になってきました。
あったかくて、一度かぶり始めたら、
手放せなくなる帽子です。
そんな、愛着ある帽子を失くしてしまったら…




「 白い帽子 」


白い帽子、
あったかい帽子、
惜しい帽子。
 
でも、もういいの、
失くしたものは、
失くしたものよ。
 
けれど、帽子よ、
お願いだから、
溝やなんぞに落ちないで、
どこぞの、高い木の枝に、
ちょいとしなよくかかってね、
私みたいに、不器っちょで、
よう巣をかけぬかわいそな鳥の、
あったかい、いい巣になっておやり。
 
白い帽子、
毛糸の帽子。


金子みすゞ


ちょっと詩のリズム的には、もたつき観がある詩なんですが、
それも素朴に感じるといいましょうか。
この詩の中の少女の、あるいはみすゞの心がきれいなので、
この詩の温かみというのに繋がって、
味わいのあるものになっていると思うのです。

お気に入りの、失くすには惜しい、白い毛糸の帽子を失くしてしまって、
「失くしたものは失くしたものよ」と割り切ろうとするのですが、
どうせなら、溝なんかに落ちないで、
かわいそうな鳥の巣になってあげて、と願うという、
とても、かわいらしい、いじらしい思い…。

私みたいに不器用で、自分で巣も上手に作れないかわいそうな小鳥に、
せめて温かい巣を提供してあげてほしい。
そうだと想像すれば、失くしたことも諦めがつくのに…。

彼女は、不器っちょで、自分で何もできない、
そんなちっぽけな存在と感じていたのでしょうか。


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posted by kuri-ma at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする