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2015年04月16日

神様はどこにいるの?! 「蜂と神さま」 金子みすゞ詩の世界  ★韓国セウォル号沈没から1年、朴大統領「船体引き揚げ」を約束

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2015.04.06 横浜公園 チューリップ 懸橋


「蜂と神さま」


蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町の中に、
町は日本の中に
日本は世界の中に
世界は神さまの中に。

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂の中に。


金子みすゞ



ちっぽけな蜂の中に神様がそして、世界の中に神様がおられる。

ですから、きっと神様はちっぽけな私の中にもいるのです。

私の家や家族に、そしてローカルな身近な生活の中にも、日本にも、そして小さな国にも大きな国にも。

そもそも神様には、どこの国かということは関係あるのでしょうか?
だから、世界中に神様はおられるし、小さな私、小さな誰かの中にも神様はいるのでしょう。

これはひとつのサイクルです。必ず下までいったら、↑で上に戻るのです。
エンドレスです。

この詩を読んだ時、思い浮かんだものが二つありました。
どれも同じようにエンドレスの循環を感じさせるものでした。
ひとつは内村鑑三の墓碑にもなっている有名な言葉、そしてもうひとつは、子どもに読んであげていた絵本の言葉です。




我は日本のため

日本は世界のため

世界はキリストのため

そして万物は神のために



内村鑑三




ぼくはきみすき 


ぼくは いぬがすき 
だから だきしめるの 
……だけど
いぬは ねこが すき 
だから おいかけるの 
だけど ねこは……
ひよこが すき! 
だから まちぶせするの 
だけど ひよこは ちょうちょが すき
だから とびはねるの 
……だけど 
ちょうちょは ひまわりが すき 
だから とまるの
……だけど
ひまわりは おひさまが すき
だから ついてまわるの 
……だけど おひさまは……
みんな みんなが すき 
だから みんなを あっためるの 


いもようこ



神様というのは、おひさまのように、生きとし生けるものすべてを温め、照らしてくれるものなのではないでしょうか。

見えない神様の愛は、お日様のように私たちを照らし、温めてくれる…。
そして、どんな小さなものの中にも、神様はおられるのでしょう。

ありがとうございます
感謝します
愛しています


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韓国セウォル号沈没から1年、朴大統領「船体引き揚げ」を約束


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posted by kuri-ma at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月06日

「落ち葉のカルタ」を山風が拾う?! 《金子みすゞ詩の世界》  ★【写真特集】台風18号、首都圏を直撃

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台風一過で、さらに
深まりを見せてくる秋。
趣きある季節がやってきました。
秋の山を金子みすゞが描くと、
このようになります。
黄金色になった山々を思い浮かべながら
味わってみましょう◇

2010.10.28 蔦温泉 菅沼



「 落タ 」



山路に散ったカルタは
なんの札。
金と赤との落葉の札に、
虫くい流の筆のあと。


山路に散ったカルタは
誰が読む。
黒い小鳥が黒い尾はねて、
ちちッ、ちちッ、と啼いている。


山路に散ったカルタは
誰がとる。
むべ山ならぬこの山かぜが、
さっと一度にさらってく。



金子 みすゞ





これはそのまま童謡になっていてもおかしくない詩ですね。

落ち葉のカルタに、虫くい流の筆で書かれた文字、
チチッと鳴く小鳥がカルタの読み手で、乱暴な山風が、取り手。

秋の山の風景が、みすゞの手に掛かると、こんな風に色を変えたようになるのです。
赤や黄色の落ち葉の一枚、一枚が、意味のあるカードに変わります。


さて、「むべ 山風」というと、百人一首のこの歌を思い浮かべます。

吹くからに 秋の草木の しをるれば 
むべ山風を あらしといふらむ


 文屋康秀


吹いた途端に、秋の草木を萎えさせるのを見れば
山風を「あらし」=「荒らし」「嵐」というのはもっともなこと。
こんな意味です。

秋の嵐。ちょうど台風が通り過ぎましたが

みすゞもこの山風を、乱暴者の風、あるいは、茶目っ気のあるいたずら者というような感覚で書いたものでしょう。
ちょっと山では有名な、「山風」。
時折吹く強い風も、秋ならではの風流というところでしょうか。


山で、落ち葉を拾ったり、踏みしめたり、山風もまた体感してみたくなりました。
紅葉もこれからですね。

2010.11.18 和泉川 落葉 桜



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posted by kuri-ma at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

「不思議」 見えないものを感じる目?! 《金子みすヾ詩の世界》    ★【特集】知られざる太陽の姿 写真21枚

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世界遺産・白神山地 ・青池 (3)


「 不思議 」


私は不思議でたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。
     
私は不思議でたまらない、
青い桑の葉たべている、
蚕が白くなることが。

私は不思議でたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。
    
私は不思議でたまらない、
誰にきいても笑ってて、
あたりまえだ、ということが。


金子みすゞ



私がみすゞの詩の中で最も好きな詩のひとつが、この「不思議」です。
何より、私が最初に出会ったのがこの詩でしたから、みすゞの象徴のように感じられます。

昨日、みすゞの詩を載せて懐かしくなり、過去の記事を再掲載することにしました。


当たり前だと言ういう人の多い中で、不思議だと思える感性。
見えないもの、見えてこない裏側を見れる感性。
子供の柔軟さに似ていますが、それだけではない。

金子みすゞという人がこの世に送られてくるまでに
知られない何十年もの期間を経ました。
誰にも知られずに、
その詩の理解者であった弟さんだけが密かに知るだけで
見えない存在でした。

私たちが彼女を必要だから
今、こうして陽の当たるところに出てきたのでしょう。

金子みすゞの生きた、戦争と闘争に明け暮れた20世紀はもはや終わって
今私たちは、まだ見ることのできない未来をも憂慮し、
見えない次世代のために投資のできる
そんな時代に生きられるようになったのだと思います。

簡単に見えないものはたくさんあります。

私は、人の意見も参考にしますが、
何かを判断する時、自分の良心に聞いてみます。
お祈りするのですが、
そうすると、自分の感情的な思いではなく
真実が知らされるような気がします。

どうも、しっくりこない、とか
これが筋だ、とか
こうしてみる手もあるぞ、とか…。

静かに自らに語りかけると、おそらく見えない大きな存在が
答えをくれるのかなぁと、思うのです。

私も納得して、見えない神様も納得する答え、
あなたの隠れた一番、
探してみてください。




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