さあ夢を叶えましょう

無料カウンセリング
を募っています。詳しくはこちら
まずは記事にコメントをお寄せくださるか
あるいは→のファンより
メッセージをお寄せください
お待ちしています

2017年09月04日

210日に風が吹き、220日に雨が降り 「秋は一夜に」やって来る?! 《金子みすゞ詩の世界》

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

2017.08.25 家窓 朝焼け


二百十日の記事を書いたときには、はしりだけでしたが、
金子みすゞさんの詩、全文を紹介します。

「秋は一夜でやってくる」
こんな何気なく素敵なフレーズから始まります。



 
「秋は一夜に」


 秋は一夜にやってくる。

 二百十日に風が吹き、
 二百二十日に雨が降り、

 あけの夜あけにあがったら、
 その夜にこっそりやって来る。

 舟で港へあがるのか、
 翅(はね)でお空を翔けるのか、
 地からむくむく湧き出すか、
 それはだれにもわからない、
 けれども今朝はもう来てる。

 どこにいるのか、わからない、
 けれど、どこかに、もう来てる。


金子みすゞ



「二百十日に風が吹き
二百二十日に雨が降り」

二百十日、二百二十日。
現代の私たちには少し疎くなってしまった
このような季節感をもった言葉は、
うかんでくるイメージに風情が伴います。

荒れやすいこの時期がひとつの契機なのでしょう。

一夜で城が建ったのと同じくらい
ちょっとした驚きを感じてしまう、
微かな、しかし確かな季節の変化。

秋は一夜でやってくるのです。
わからないけれど、もう近くに
きっと来ているにちがいありません。




今日もいい一日を

クリックありがとうございます。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村
写真は:家窓 朝焼け
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います


プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
世界平和の夢をあきらめられない、ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。見えない世界、霊界、神様についてや、ズバリあなたの使命をお答えします。夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
自作の小説と詩のサイトはこちらから→三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり


◇ブログをご覧になった全ての方へ◇
無料カウンセリング
を募っています。
詳しくは
こちら
お待ちしています
さあ夢を叶えましょう



 LOVE JAPAN

56e6e3a332fe931a4e99683d433d09c1-300x300.jpg

I LOVE THE WORLD


posted by kuri-ma at 18:48| Comment(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月31日

「落ち葉のカルタ」を山風が拾う?! 《金子みすゞ詩の世界》  ★紅葉に染まった米シェナンドーア国立公園 大勢の観光客で渋滞も

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

2010.10.28 蔦温泉 菅沼

11月も目前になって、深まりを見せてくる秋。
趣きある季節がやってきました。
晩秋の山を金子みすゞが描くと、
このようになります。
黄金色になった山々を思い浮かべながら
味わってみましょう◇



「 落タ 」


山路に散ったカルタは
なんの札。
金と赤との落葉の札に、
虫くい流の筆のあと。

山路に散ったカルタは
誰が読む。
黒い小鳥が黒い尾はねて、
ちちッ、ちちッ、と啼いている。

山路に散ったカルタは
誰がとる。
むべ山ならぬこの山かぜが、
さっと一度にさらってく。


金子 みすゞ



これはそのまま童謡になっていてもおかしくない詩ですね。

落ち葉のカルタに、虫くい流の筆で書かれた文字、
チチッと鳴く小鳥がカルタの読み手で、乱暴な山風が、取り手。

秋の山の風景が、みすゞの手に掛かると、こんな風に色を変えたようになるのです。
赤や黄色の落ち葉の一枚、一枚が、意味のあるカードに変わります。

「むべ 山風」というと、百人一首のこの歌を思い浮かべます。

吹くからに 秋の草木の しをるれば 
むべ山風を あらしといふらむ


 
文屋康秀
 

吹いた途端に、秋の草木を萎えさせるのを見れば
山風を「あらし」=「荒らし」「嵐」というのはもっともなこと。

こんな意味ですが、みすゞもこの山風を、乱暴者の風、あるいは、茶目っ気のあるいたずら者というような感覚で書いたものでしょう。
ちょっと有名な、「山風」。
時折吹く強い風も、秋ならではの風流というところでしょうか。

山で、落ち葉を拾ったり、踏みしめたり、また山風も体感してみたくなりました。
紅葉もこれからですね。


今日もいい一日を!

よろしかったらクリックを
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村
写真は:蔦温泉 菅沼
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います

この記事は、こちらを再編集しました
落ち葉のカルタを山風が拾う?!「落ち葉のカルタ」 金子みすゞ詩の世界5

紅葉に染まった米シェナンドーア国立公園 大勢の観光客で渋滞も


◇ブログをご覧になった全ての方へ◇
無料カウンセリング
を募っています。
詳しくは
こちら
お待ちしています


posted by kuri-ma at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月19日

みんな違ってみんないい?! 「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ詩の世界  ★安倍首相、桜を見る会で著名人らと歓談

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

2015.04.09 和泉川 シジュウカラ


私と小鳥と鈴と


私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。




この詩は金子みすゞの代表的なものの一つですね。とても、きれいでみすゞらしい表現、その当時では、かなり斬新かというような感性です。

有名な詩なのに、なぜ今までこの詩を紹介しなかったかというと、「個性」の貴重さを宣伝するものになっているのはいいのですが、本来みすゞは純粋な思いで書いたのに、捻じ曲げられるような気がして、なんとなく、(この詩を)そっとしておいてあげたい、と思ったからです。

「みんなちがって、みんないい」というのは、よいところが、みんないいのであって、個性の賞賛のようなものです。

しかし、自分が人と違う点を認めろというものではなく、ましてや病気や障害や、悪い癖、犯罪の部分までも、いいとはいえないでしょう。

病気や障害を持ってしまった人が、究極的な境地として、「私はこの病気(障害)を持ったからよかったのだ」と悟ることもあるでしょうが、本来病気や障害自体は、忌むべきものです。克服すべきは克服しようとするでしょう。
その人たちを差別したりは、もちろんしませんが。

そして悪癖や犯罪に関しては、認めることはできません。
この場合もだから嫌悪して蔑視するとかは、あってはならないことですが、だからといって、「いい」と認めることは断じてできないのです。

同性愛の賛歌、のようにされるのは、がまんならないことです。

そんな微妙な点から、避けてきた詩ですが、とてもかわいく、爽やかでしょう。
それは、みすゞの心が、とても澄んでいて、私がごちゃごちゃ考えてしまっているものを越えて、まっすぐに迫るものがあるなぁ、と思うのです。
真実は心を打ちますね。

「本当のことがいちばんいい」と、相田みつをさんも言っています。

汚いものにこの詩を利用すること、悪いものの隠れ蓑にしたり、歪んだ個性の言い訳に使うことがあるとしたら、本当ではないと思うのです。


今日もいい一日を

クリックありがとうございます。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村
写真は:シジュウカラ
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います


安倍首相、桜を見る会で著名人らと歓談


◇ブログをご覧になった全ての方へ◇
無料カウンセリング
を募っています。
詳しくは
こちら
お待ちしています



posted by kuri-ma at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする