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2012年06月19日

自分の「龍」を育てよう?! 「幸せの国」ブータン〜「ワンチュク国王から教わったこと」より


2012.06.18 三渓園 スイレン


ブータンでは、龍は国旗にも描かれ、馴染み深いものだということです。ワンチュク国王が福島県相馬市の小学校で語られたお話です。

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自分の「龍」を育てよう
〜子どもたちに伝えたかったこと

皆さんは、龍を見たことがありますか?
私はあります。王妃もありますね。

龍は何を食べて大きくなるのか知っていますか?
龍は、経験を食べて大きく成長していくのですよ。
私たち一人ひとりの中に「人格」という名の龍が存在しているのです。
その龍は、年を取り、経験を食べるほど、
強く、大きく、なっていきます。
人は、経験を糧(かて)にして、強くなることができるのです。

そして何よりも大切なことは、
自分の龍を鍛えて、きちんとコントロールすることです。
この「龍」の話を、私がブータンの子どもたちにする時には、同時に、
「自分の龍を大切に養いなさい、鍛錬しなさい」
ということを言っています。
わがままを抑えることや、感情をコントロールして生きることが大切なのです。


そして、訪問の最後の様子です。

本当はその他にもいろいろ話したいことや物語がいっぱいあるので、次に日本に来る時には、私も日本語を勉強してきて直接もっともっと皆さんにお話ができればいいと思います
と国王が話されると、次にマイクを向けられた王妃も、
日本を再び訪れる時には、またこの学校に来ることを約束したいと思います
と優しく話しかけられました。
今度私たちが日本に来る時には必ずここに来ます。なぜなら今日私たちにはここで大変強い絆が生れました。ですので、この絆を大切にして、またここを訪れたいと思っています
と国王も約束されると、教室は大きな拍手と歓声につつまれました。


昨日紹介したように、お二人はその帰途、ずっと手を合わしておられ、王妃の目から涙がこぼれたということです。
きっと、日本で数々の訪問、その都度様々な出会いがあったわけですが、一番国王夫妻が心を動かされたのが、福島の子どもたちの姿だったのでしょう。絆が結ばれたと感じてくださったこと、よかったなぁと思うのです。

「龍」というのは霊獣、つまり霊的な存在で、大切なものを守る守り神のようなものです。風水でも、四方に龍を初めとする霊獣を守り神として祭るのがいいとしていますね。(「太陽四神記」というドラマにもあった「四神」のひとつが龍です。)

国王のお話を聞くと、霊的な存在というのは、実は自分の中にあったんですね。自分の魂を鍛えるというお話、きっと子どもたちの心に届いたことでしょう。

筆者ペマ・ギャルポさんは、この章をこう結んでいます。

今度、両陛下が福島に戻ってこられた時、「龍」の話を聞いた子どもたちの龍がどのように育っているのか、いまからとても楽しみです。


「ワンチュク国王から教わったこと」は4つの章から成り立っています。
1 気づき
2 共感
3 祈り
4 学び
昨日と今日は、3の「祈り」から抜粋しました。
そして、国会演説の内容が全文が付録として添付されています。その内容は以前紹介していますね。

この本はきっと若い人に読んでもらいたいという前提のものなのでしょう。内容もとてもわかりやすく、中高生にぜひ読ませてあげたいと思うのです。
(私としては、もっと濃い情報がほしかったのですが。)


今日もいい一日を

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参照サイト
 ペマ・ギャルポ『ワンチュク国王から教わったこと』|PHP研究所


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2012年06月18日

「幸せの国」ブータン国王の『祈り』〜「ワンチュク国王から教わったこと」より


2012.06.17 和泉川 ラベンダーセージにモンシロチョウ


自分のために祈るのではなく、
誰かのために祈ります。

どんな地位の人も、神、仏、自然の前では
ひとりの人間として
謙虚にならなくてはいけません。


ワンチュク国王(ブータン)



「ワンチュク国王から教わったこと」(ペマ・ギャルポ著)を読みましたが、それほど厚みのない、カラー写真も入った本で、中高生に花丸お勧めです。読みやすいので、小学生でも読めるかもしれません。

今日はその中から「祈る」という章がありましたので、そこから抜粋して紹介したいと思います。

ともに日本の復興を祈る

昨年の東日本大震災においては、世界中で日本への祈りが捧げられました。
これほど「祈り」への関心が高まったことがあったでしょうか。しかし、私たち人類の歴史の源をたどっていくと、いつの時代も、王様の初めての仕事はお祈りをすることだったといわれるほど、人と祈りはともにありました。

(東日本大震災で)ブータン国内も悲しみに包まれていました。ブータンの国民が日本のために行ったのは、誰もができること……それは、日本の皆さんとともにあることを示すために「ともに祈ること」でした。

ブータン国内でも、震災直後からお祈りが捧げられました。国王や王族をはじめ、首相や政府関係者、一般市民にいたるまで、皆で灯明をあげて祈ったのです。政府ではブータン国内にいる日本関係者を招いて千個もの灯明をあげたと聞いています。

もちろん宗教的背景も大きく影響していますが、私たちは皆で同じことを祈ると、それはとても大きなエネルギーになると信じています。
「いまブータンができることは祈ることだけです。亡くなられたかたがたのご冥福を祈り、そしていま一生懸命生活を取り戻し、生きようとするかたがたの祈りが実るように祈るのです」と、国王や首相がおっしゃっていました。

国王は、神、仏、自然の前では、ひとりの人間として謙虚にならなくてはいけないという姿勢を貫かれています。

今回の訪日でも、国王は様々な場面で祈りを捧げられました。
皇居前で行われた歓迎式典で、深いお辞儀とともに手を合わされたことは、国王の心の美しさを印象づけるものだったという声を聞きました。

まず両国の国民の幸せを祈り、それから日本の皇室の彌栄(いやさか、ますます栄えること)を祈る。最後に自分たちがもう一回、健康でこの地に来られますようにと祈られたのです。祈りとは自分のためのものではない。……これは非常に大切なことだと思いました。

そして、被災地を訪れたワンチュク国王夫妻でしたが、それが訪日の最大の目的だったということです。

福島での体験は、国王と王妃にとって貴重なものとなりました。誰かを助けるために自分の命を犠牲にした人、自らも被災しながら、さらに困った人たちへ手を差し伸べるなどの労を惜しまなかった人たちに対しての尊敬と感謝の気持ちで、帰路の車中、お二人はずっと手を合わせて窓の外を見つめていらっしゃいました。そして、すべてを失ってしまった人の話や子どもたちを思い、王妃はそっと涙を流されました。私はその涙は尊いと思います。


福島県相馬市の小学校でお話をされたエピソードは、また次回紹介したいと思います。

この本をかかれたペマ・ギャルポさんは、6歳でダライ・ラマ14世とともに亡命し、中学から日本で学び、2008年からブータンの政府首相顧問となっているという経歴の持ち主です。
昨年9月の国王夫妻の来日の際は、通訳を務められました。

ブータンといえば、昭和天皇崩御の際の、前王のエピソードも感動的でした。
  
多くの国で葬儀の前後に日本政府首脳と会談するいわゆる
  弔問外交を行ったのですが、ブータン前国王は行わず、
 「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を
  無心しに来たのではありません」と言われたといいます。
  また、その年1ヶ月間、喪に服したということです。

「幸せの国」の国民性は、王や王室の所作にすべて表れているなぁと思うのです。
祈りは自分のためではなく、誰かのため、人のために祈るのだということ、祈りの本質であり、幸せのための大きなポイントだと思うのです。

今日もいい一日を

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参照サイト
 ペマ・ギャルポ『ワンチュク国王から教わったこと』|PHP研究所


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2011年11月19日

「幸せの国」ブータン国王夫妻、ふれあいと祈りを日本に?!《国会演説文後半》


昭和の秋。


家族、誠実さ。
そして名誉を守り
個人の希望よりも
地域社会や国家の望みを優先し、
また自己よりも公益を
高く位置づける強い気持ち

(日本とブータンの共通性)




東北の人々は、ブータン国王夫妻にすっかり心を奪われたようですね。
やはり祈りをまとった生活をしている方は、違いますね。
またフレンドリーな性格で場を和ませ沸かせるものがあり、機会があれば握手をしたり、各地で祈ってくださっています。
では昨日の続き、ワンチュク国王の国会での演説の後半をどうぞ。


 ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。

日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。

 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。

 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。

それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。

 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。

「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。



ブータンは国の北部を中国に接しており、以前の記事でお伝えしたように、中国に国土を奪われてしまっています。
公然と地図を書き変えて、自分のものとするのが中国です。
ワンチュク国王が日本にリーダーシップを強く願うのは、そういう中国からの侵略もあってのものだと思います。
アジアの小国、例えば東南アジアの島々にも、中国は入り込んでいます。日本は様々に支援はしていますが、中国はもっとしたたかに人とお金をつぎ込んでいます。

日本は日本だけのものであっては、日本の価値がないのでしょう。アジアの希望となるためには、まやかしのTPPでグローバル化を図るなんてことではなく、日本だけではなくアジアの公益を願えば、日本の真の力と価値を発揮できるはずなのです。

ワンチュク王が演説の中で語ってくれた日本の理想は、心ある日本人を奮起させてくれ、見失っていた国の精神を掘り起こさせてくれるきっかけとなったでしょうか。
国会議員の皆様が聞いて、どう思ったかですね。
よく聞けば、(そうは言ってはおられないのですが、)日本は尊い日本の精神や価値を失いつつある、ということなのです。

祈りとふれあいで日本を、癒し、和ませ、様々な意味でよい刺激も与えてくださった、ブータン国王夫妻だと思います。

今日もいい一日を

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写真は:by (C)芥川千景さん
昭和の秋。
正しくは、「昭和記念公園の秋」です。

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ラベル:ブータン
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