強さは
肉体的な力から来るのではない。
それは不屈の意志から生まれる。
ガンジー
◇
肉体的な力から来るのではない。
それは不屈の意志から生まれる。
ガンジー
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イスラム教と言うのは、宗派により日に何度もアラーに祈り、喜捨の精神など、慈愛に満ちた宗教です。
中東はイスラム過激派と呼ばれるテロ集団が多く存在し、また内戦の最中にありますから、ともすればイスラム教自体が、恐ろしいものであり、平和を壊すものというイメージがあるかもしれませんが、彼らとイスラム教の本来の教えは全然違うのです。
明らかに宗教の名を利用して、その教えとは反対のことをしているといえます。このニュースにある仏女性はセクトだと表現して、幻滅しきっています。
イスラム教の教理を教えるのですが、やっていることと、その動機がめちゃくちゃですから、イスラムの教えに則っているとはいえません。
本当に正しく、慈愛に溢れたものだったら、行動もそうなりますから、人々が尊敬し、認めるものになっていくでしょう。
口先だけ上手いことを言っていても、化けの皮が剥がれる時がきます。
暴力と殺戮。
女性など、欲望のはけ口として騙して連れてきて、もしもカリフ制国家が本当にできたとすれば、カリフというのは、冷徹で横暴な独裁者に違いありません。
ニュース記事から抜粋します。
フランス人女性のナディアさん(21歳・仮名)は、今年の春にイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」のメンバーにネットのチャットルームで勧誘され、ISが「首都」と呼ぶシリア北部ラッカ(Raqa)へ渡った。
だが彼女はすぐに幻滅した。過激化したIS戦闘員らが「コーランよりもカラシニコフ銃について夢想していた」からだ。
ラッカでISと過ごした激動の3か月の間に、彼女はISのメンバーと結婚・離別し、2回投獄された。それから何とか国境を越えてトルコに渡った末、警察に拘束された。
インタビューは、ナディアさん側も希望したものだった。他の女性たちに、自分のようにISに参加しないように呼び掛けたかったという。
「私は、『欧米は自分たちの敵だ。ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)はカリフ制国家だ』と言っている若い女性たちの目を覚まさせるために話します」「ダーイシュはカリフ制国家ではない。セクト(危険な宗教集団)です」
ISの戦闘員たちの生活について、「イスラム教に従っていたものはほとんどない。コーランもほとんど読まず、ただ戦争のスローガンを唱えて生活して いた」と語った。「大半はイスラム教に改宗した人々で、イスラム教についてほとんど知識がなく、シリアについてすぐに学ばなくてはならなかった」
そしてISに協力する女性たちは、戦闘員らの性欲のはけ口でしかなかった。「私たちは男たちのための商品だった。彼らは『俺はブルネットがいい。ブロンドがいい。これぐらいの年のこんな女がいい』といったリストをもっていた」という。
シリアでISに加わった仏女性、激動の3か月間を語る
写真は:2015.07.21 瀬谷市民の森 ヤマユリ 首を垂れて
by (C)ひでわくさん
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