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2012年06月06日

見えない放射能はなぜ怖い〜 チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…4


98692378_v1336277491 2010.10.29山田町 山田港byひでわく.jpg








放射能の話をする時に、私は自らが高校生の頃、ほぼクラス中の女子生徒からシカトされた時のことを思い出します。後に、その事実上のきっかけを作った本人と私は親友になり、いきさつを知りました。
私に非があったのでない、と彼女は言います。
ちょっとしたきっかけから、それは彼女の手を離れて私のクラスの女子たちに伝染病のように広がり、どうしようもない勢いで、何かの風評がクラスの女子を襲いました。
その結果、私は孤独に過ごしただけで、何事もなかったように立ち消えましたが、あの時なんだか分からないけれど漂っていた雰囲気は、私が何をどう説明しようが到底消し去ることはできなかったでしょう。

放射能に関する、恐怖というものは、私の経験の比ではないほど、強力で手ごわいものがあります。
再三再四、放射能に関して述べてきましたが、批判覚悟で言わせていただけば、これは放射能への拒否反応、放射能アレルギーであり、集団ヒステリーに近いものがあると思います。

戦時下にあるアフガンで毒攻撃と騒がれ少女たちが倒れる事件が相次いでいますが、集団ヒステリーである可能性が高い、ということです。ある緊張下では特に、デマなどにより、パニックをおこし実際には存在しない毒で具合が悪くなってしまうのです。

今回のAFPのニュースでは、日本人が陥っている状況について、わかりやすく書いてくださっているので、この上下記事ともよく読んで頂きたいと思います。

また、これでは述べられていない反原発、脱原発を叫ぶ人たち、そして、マスコミの影響も大きいと思うのです。民主党政権は原発嫌いの親玉みたいなものでしょうか。

以下AFPニュースから抜粋します。
放射能汚染への恐怖は、根拠がなくても大きなパニックを引き起こす。福島の原発事故後、遠く離れた北米や欧州の薬局からも抗放射線薬が消えた。専門家らが人体への危険はないと呼びかけたにも関わらずだ。

 一方で、がんやエイズ、自動車事故でも毎年、数百万人もの命が失われているのに、放射能ほど恐怖を呼び起こしてはいない。依然として人々は喫煙し、危険な性行為を続け、日々、車のハンドルを握っている。

 なぜ、放射能だけが恐れられるのだろうか。想像の産物であれ現実であれ、恐怖に直面した時、何がわれわれの反応を決定付けるのだろうか。

 その答えは複雑で、矛盾も含んでいる。

 健康診断でX線検査を受けるとき、被ばくするからといって二の足を踏む人はまずいない。だが、「核(原子力)」と「事故」という2つの単語が組み合わさった途端、人々の念頭には放射性物質が皮膚をつき抜け、食品や空気とともに体内に入り込み、細胞を破壊するというイメージが浮かび、恐怖に震え上がる。

「何であれ体内に浸透するものは私たちを不安にさせ、原始的な恐れを呼び覚ます」と、仏パリ第5大学の神経学者Herve Chneiweiss氏は指摘する。その「犯人」が目に見えず、臭いも味もない知覚不可能な物質ともなれば、不安が膨らむのも無理はない。

「人々は、放射能汚染をまるで伝染病のようにとらえている。感情的に、放射線量よりも被ばくばかりを気にしている。私たち人間は毎日、自然界の放射線にさらされて暮らしているのに、少しでも線量が上がると生死に関わる出来事のように大騒ぎする」

 特に日本の場合は、広島と長崎への原爆投下という歴史的経験が、放射能の威力やその予測不能な影響に対する脅威を増幅させ、国民の間に過剰反応を引き起こしているといえよう。

一、二点このAFPニュースでも、誤った内容が載っていますね。
チェルノブイリ事故で放射線被害で苦しんでいる人が多くいる、というような記載がありますが、これはAFPに限らず、私たちが一般に認識させられてきた風評ですね。
チェルノブイリでは、実際に放射線の被害で健康を損ねた人はわずかだったという調査結果が出ていますが、(*下記参照) なぜか一般に広く浸透するまでに至っていません。

また、もう一点は福島原発事故で放射線が広く広がっていると、まるでやはり被害があるように受け止めかねない書き方をしています。
セシウムのことを言っているのですが、セシウムは実は広島原爆の時のものも何十年も(今でも)残っていると言われています。
つまり、残っている、残っていないは問題ないのです。セシウムが空気中に今も漂っていたとして、健康被害があったでしょうか、ということです。安全は完全には確認されていない(確認しようがない)だけであって、危険が確認できるレベルではないのは、常識的にわかるのではないでしょうか。

こういう事実は事実なのになぜか広がりませんよね。知る人ぞ知るという感じのままです。専門家の確かなお話も嘘つきみたいにいわれてしまいますし。
そして、危険だというデマや風評の方がまことしやかに、あっという間に広がります。アフガンの毒のデマと同じです。実際にそういうことで気分が悪くなる人は、多いのではないでしょうか。
集団ヒステリーにまではならなくても、放射能アレルギーを起こしている人は多いように見受けられます。

イーオンでは放射能0を売り出しているとか。
買う人がいるからこその、販売戦略でしょう。
実際に0というのはあり得ないはずなんですがね。というか、できたとしても、実際放射線値が0かどうかというのは、食品の危険性となんら関係ないし、栄養価とも関係ないのですが…。

人間の気持ち、というのは仕方ありません。気になりだしたら、ないものも気になるのです。
放射能が気になる、ということは、潔癖症や自分の鼻の頭が目に入ることが気になって整形しようとする精神症の人とあまり変わらないことのような気がします。
気になる人たちにとっては真剣なのですから、人が言っても取り合わないでしょうが…。

さて、こういうこと、またAFPのニュースで述べられているようなことのほかにも、日本人を放射能ヒステリーに結び付けているものがあると思うのです。先ほど言った、反原発、脱原発、そして、マスコミの影響です。

大方の人たちは、放射能への拒否反応から、反原発へと気持ちがいくのでしょう。
街角の意見を聞くと、婦人層は特に生理的な拒否反応が強いのですが、そういう人たちをなだめたりする風潮がマスコミにも、政府にもないのです。

東電も収集に精一杯なんでしょうが、この際、威信をかけて、放射能についての正しい知識や、原発の安全性のCMでも流したらいいかと思います。今までしていないのが、不思議です。
マスコミも企業も、危険というものに大衆が飛びつくので、かえって煽っているような気がします。
どこかでお金が流れているのかなぁ。

そして、反原発を叫ぶ人たちの中には、筋金入りの人たちもいます。
もともと原発に反対してきて、それは原発は国が管理しますから、国家という概念すら嫌いな人たち、すなわち左翼主義者に多い、ということです。(**下記参照)
またそこに、戦後日本的な人たち、以前学生運動に関わった世代、つまり団塊の世代と言われる方たちが、一度過去に国家にあるいは何らかの権威に抵抗した経験がありますから、やはり多く巻き込まれやすいようです。
そして、有名どころの人たちが広告塔として、(思想には関係なく)巻き込まれています。

その人たちは、原発を悪と決め込んでいますから、まるで英雄のようにボランティアでデモや集会に参加したり、広告してくれます。当然のこと、いい事をしていると信じきっているのでしょう。
とても、不思議なのですが、そういう現象が起こっていると思います。

民主党という左翼政権は、原発が嫌いなのです。
菅さんがめずらしく謝ったと思ったら、よく聞いたら、全部東電のせいにしています。やはり、原発自体が悪という発言ですよね。国の責任だ、ということは、原発を作って守った当時の国の責任ということで、自分たちとは無関係ということですね。
もともと、原発嫌いなのです。それが与党になってしまったことが、思った以上に大問題なのではないでしょうか。

あの事故は、民主党政権が本来なら廃炉になっていたはずの原子炉を10年先延ばしにしてしまったことから、起きたのです。新しいものでは少しも問題は起こっていません。その点を、謝罪すべきだと思います。
そして、東電や原発を悪者にする。(東電自体も問題があると思うのですがそれは別問題。)
国が守っているはずだった原発を、国自体が壊そうとするのですから、混乱しないはずがありません。

放射線というのは、すでに自然にいつも降り注いでいるもので、私たちは毎日内部被爆しているのだといいます。極わずかな空気中の放射線量や、地面や公園のベンチを測定したり、野菜の数値を計測してもらうことは、実際は意味がないことです。
それで安心する時はいいのですが、ちょっと上がると大騒ぎするのは、精神衛生上よくないし、疲れると思うのです。

福島でいくら増えたといっても、世界には福島より高放射線値の地域はいくらでもあり、そういうところほど、健康によい場所と言われていたりもするのです。

放射能を、見えない敵、細菌型の侵略宇宙人みたいに、怖れる必要はないようですよ、とお伝えしておきます。
知ったなら、怖がることはない、そんなに悪いものでもないと分かります。
欠点を克服しさえすれば、もっと役立つ私たちの味方につけることもできるでしょう。
よく知らないでシカトを決め込んだり、徹底排除を叫ぶのはどうでしょうか。。。


98775679_v1338761506 2010.10.29気仙沼市 気仙沼漁港byひでわく.jpg
トップの写真も共に、3.11以前の東北の風景です



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写真は:上 2010.10.29 山田町 山田港
http://photozou.jp/photo/show/216071/98692378
下 2010.10.29 気仙沼市 気仙沼漁港
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by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います

kuri-maの参考記事
 * 「チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…」のシリーズを参考に
 微量の放射線にこだわるな?!チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…(2)
 狼は来なかった?!チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…3
 
 ** 脱原発(反原発)主義者になぜ左翼主義者が多いのかということに関し、
中野氏の動画をまとめて書いてます↓
 脱原発主義者になぜ左翼が多いのか?! 2



2012年04月29日

狼は来なかった?! チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…3


2012.04.28 汐留 イタリア公園 ハナミズキ




今日は、以前紹介した高田純教授の論文から、具体的な福島の状況を記した後半部分をそのまま掲載します。
これが、事実です。
福島から離れた関東でも、運動場を掘り返して、除染作業に追われていますが、そういう必要は果たしてあるのか、と思わされます。

少なくとも、福島の産業を風評被害でこれ以上圧迫させるのだけは、避けなければなりませんね。放射能こわい、生理的に嫌、という気持ちを変えるのは、なかなか難しいのでしょうが、まずは怖くないという声を多く発していきたいと思います。

そう、「狼が来た!」というのはガセネタのようですよ。パニくる必要はないっていうことです。
まずは下の論文を読んで、確認して下さい。

先回紹介した動画でも、高田教授が解説しています。下に掲載しておきます。

「福島は広島にもチェルノブイリにもならなかった」
〜東日本現地調査から見えた真実と福島復興の道筋〜


福島に健康被害はない

 武田邦彦氏は、被災住民の年間限度を二十ミリシーベルトに政府が上げたことを問題視している。そして、「小児がんは、チェルノブイリの事故では、被曝の四年目から出ています」と言う。これは明記されていないが、甲状腺がんを指している。あたかも、その程度の低線量で発生しているような誤解を読者に与えているのは大問題だ。

 現地での甲状腺線量は、最大五十シーベルト、多くが数シーベルトを受けたために、こうした病気が発生したのである。ベラルーシでは、小児人口十万人年間あたり、四年後に四人、九年後に十三人と最大になり、その後減少に転じた。

 福島の場合、県民の甲状腺線量は、チェルノブイリに比べ、一千分の一から一万分の一以下と低い。私が検査した六十六人の最大が八ミリシーベルト。線量から判断すると、福島県民の甲状腺がんリスクは年間一千万人あたり一人以下となる。しかし福島県の人口は二百万人なので、だれも、この低線量で甲状腺がんにならない。素人知識で福島県民や国民を脅すのもいい加減にせよ。

全身の外部被曝では、チェルノブイリ三十km圏内からの避難者の最大線量は、七日間で七百五十ミリシーベルトの高線量を受けていた。それに対して、福島二十km圏内からの緊急避難者たちの線量は、当時の屋外空間線量率の推移から想像して、ミリシーベルト程度とチェルノブイリの百分の一以下だ。だから、チェルノブイリの健康被害を持って、福島県民やそれ以外の日本国民の健康影響を脅すことは犯罪に近い。

 女性の卵巣の放射線影響は六百五十ミリシーベルト以上で起こることがわかっている。だから、チェルノブイリ三十km圏内からの避難者は厳しい状態にあったのは事実だ。しかし、そうしたリスクは福島にも他県にも絶対ないと断言できる。

 私は、年間二十ミリシーベルトに達する福島県民はほとんどいないと考察している。筆者自ら行った調査時の個人線量計の積算値から推定する現地の三十日間線量は、四〜五月、六〜七月で、それぞれ、二十km圏内と周辺が一・〇ミリシーベルト以下、会津〜福島が〇・一〇ミリシーベルト以下であった。以上から福島県民の平成二十三年の年間外部被曝線量は、十ミリシーベルト以下、多くは五ミリシーベルト以下と推定する。

 科学的評価は、子どもから成人まで、個人線量計の装着でわかること。ただし、政府災害対策本部は、線量の比較的高かった初期の三〜五月にそれをしなかった。とんでもない杜撰さである。当時、飯舘村など屋内退避勧告をしていたにも関わらずである。

以上の個人線量計による実測値から、私は福島県民の多くは平成二十三年の外部被曝が数ミリシーベルトと暫定評価している。

除染センターを建設し復興させる

 内部被曝については、筆者は、放射性ヨウ素による甲状腺線量と体内セシウムによる線量を現地で検査している。これまでに百人以上の希望者について、二本松、福島、南相馬、いわき市、郡山で検査した。検査した六十八人の県民の甲状腺線量は八ミリシーベルト未満。八月までの乳児、幼児を含む五十二人の県民のセシウム検査では、ほとんどの内部被曝が〇・一ミリシーベルト未満である。特に子どもたちのセシウム内曝は今のところ全員が〇・一ミリシーベルト以下である。この内曝その場評価方法は、筆者は旧ソ連の被災地でのロシア科学者との共同調査などを通して独自に開発したものである。

 小さな子どもたちは大人に比べて放射線影響が三倍くらい大きいので、注意が必要である。これまでの調査結果は、飯館村などで大人の外曝が仮に三ミリシーベルトとしても、三倍で子どもは九ミリシーベルト相当となる。これなら安全範囲と言える。実際には、個人線量計を政府が装着させていないので、本当の値は分からないのだが。

日本の放射線防護の科学力では、外曝と内曝のどちらも、正確に評価できるのだが、菅政権はその科学力を活用しなかった。これが一番の問題である。そのため、非専門家たちの想像力で怪しい過大な線量値が多数の県民と国民を不安に陥れてしまったと、筆者は見ている。

 今後、筆者が実施している福島県民に対する科学的な放射線衛生調査を、国の責任で希望者に対して行うべきである。間違っても、県民をモルモット扱いしてはならない。低線量を、それぞれの県民が知ることにより安心することが目的である。また、特に二十〜三十kmの農業や酪農を復興させるための科学プロジェクトを早急に立ち上げ、住民の個人線量が年間一ミリシーベルト以下になり、作物のセシウムが基準値以下となるように、表土の除染を国の責任でする。さもなければ、福島の農業は崩壊する。これが、七月二十七日都内での福島支援のシンポジウムでの筆者の基調科学講演での提言である。直後に、総理官邸へ意見として送信した。野田佳彦新総理には、福島復興に強い姿勢を期待したい。

 二十km圏内に、表土除染センターを複数建設し、住民らに働いてもらう。その事業の結果、農業・酪農が再建することになる。そのためには、一兆円、二兆円かかっても良し。世界に日本の科学力と強い意思を示そうではないか。

福島は広島にもチェルノブイリにもならなかった事実を、復興という形で世界に発信するのだ。これが、戦後日本の歪んだ姿勢を改めることになる。





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写真は:汐留 イタリア公園 ハナミズキ
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参考:
「放射線医が語る被ばくと発がんの真実 」 ・「福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告」
中川 恵一 (著)      高田 純 (著)
    

  ・Lancet Oncology誌から
    「チェルノブイリの健康被害、最も深刻なのは精神面への影響」
    エビデンスありは小児の甲状腺癌のみ 日経メディカル
  ・食品の厳しい基準値は被災農漁家への新たな人災 アゴラ
    松田 裕之 横浜国立大学教授
 
  ・生活のための放射線講座(上)− 身近にある事実を知る アゴラ
    高妻 孝光 茨城大学理学部教授


  ・「放射能はそんなに危険?原発のリスクを考える 」(1'36")
    池田信夫 高田純 松田裕之 澤昭裕







2012年04月14日

微量の放射線にこだわるな?! チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…(2)


2012.04.13 和泉川 シダレザクラのある風景


福島県いわき市では、桜の開花宣言がありましたが、東北ももっと北ではまだまだ寒さが続きそうです。仙台ではゴールデン・ウィーク頃になりそうだとか。

さて、今年初めに放射能関連の記事を書いてから、しばらくこの問題に触れていませんでした。 チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は… 今日はその続編です。

うちの子供の小学校でも、放射線対策として、運動場を掘り返して、なにやら作業をしています。
危険だと、ヒステリー状態になっている人もまだおられるのでしょう。そういう住民や保護者の意見も自治体としては聞かないわけにはいかないのでしょうね。
専門家の意見としては、そのように過敏になる必要は全くなく、除染作業なども、科学的な観点からは無意味なようですが(やっても効果がないという意味ではなく、もともと危険ではないという意味)、危険だ危険だ、と思っている人からみるならば、精神的に安心することなのかもしれませんね。
(私はお金の無駄だと思うのですが。私のような人は無神経と非難されるのでしょうか。)

いまだにメディアでは「危険」と叫ぶ人がもてはやされ、「安全」といっても、視聴率は伸びないようで、さまざまな都市伝説的なデマが続いているようですね。
なぜなら、政府の言うことは信じられないから。それは分かります。
それなら、専門家なら信じられるかというと、そういう人たちを、政府の御用学者と名指したり、その中には脅迫まがいのこともあるようです。

このほど食品の放射線の安全基準もなぜか引き上げられ、混乱が続いていますね。
きっと、感情的なことなので、科学的な説明も受け付けないのでしょうが、知っていて無駄にはならないと思うので、参考にしてくださいね。

以前の記事で、いくつか参考サイトなど紹介はしたのですが、内容については、細かくしていませんでした。
専門家の方のお話というのは、もっとかみ砕いてほしい、というものが多いということもあって…。
先回、本のレビューなどを紹介した東大の中川恵一氏(東大病院医師・准教授)の著書『放射線医が語る被ばくと発がんの真実』の内容をもとに書かれている、ニューズウィーク誌のコラムがありますので、以下に掲載します。



 1986年に当時のソ連で起こったチェルノブイリ原発事故から、昨年で25年。ロシア政府は、25年間の調査をまとめた報告書を出した。これはロシア語でしか発表されていないため、ほとんど知られていないが、重要な教訓を含んでいる。中川恵一氏(東大)の新著『放射線医が語る被ばくと発がんの真実』には、その結論部分が訳されているので紹介しよう。

 事故で死亡したのは、原子炉の消火にあたって急性放射線障害になった作業員134人のうち28人。さらに22人が、2010年末までに死亡した。これをすべて含めても直接の死者は50人であり、これ以外に急性被曝による死者は確認されていない。

 ただ放射能に汚染された牛乳を飲んだ子供が5000人にのぼり、そのうち9人が死亡した。これはソ連政府が事故を隠したため、汚染された牧草を食べた牛によって放射能が濃縮され、それを飲んだ子供が10シーベルト以上の高い放射線を浴びたことが原因である。福島の場合、すぐ出荷停止措置がとられたため、子供の被曝量は最大でも35ミリシーベルト。甲状腺癌の心配はない。

 IAEA(国際原子力機関)は90年代に「4000人が慢性被曝で癌になる」と予想し、児玉龍彦氏(東大)は「チェルノブイリで膀胱癌が増えた」と国会で証言したが、これは間違いである。国連科学委員会(UNSCEAR)の調査の行なった被災者53万人の疫学調査でも、小児甲状腺癌以外の癌は増えていない。つまりチェルノブイリ事故の放射能による死者は、59人しか確認されていないのだ。

 ところが事故後、ロシアの平均寿命は1994年には事故前と比べて7歳も下がり、特に高齢者の死亡率が上がった。一部の人々はこれを放射能の影響だと主張するが、死亡率の上昇は原発からの距離に関係なく、むしろ現地のウクライナより遠いロシアのほうが上昇率が大きい。また放射線の影響は癌以外には出ないが、事故後に増えたのは心疾患などのストレス性の病気だった。こうした結果をロシア政府は次のように分析している。

事故処理にあたった最初の数年において見込み違いだったのは、以下のことである。[中略]何年にもわたってチェルノブイリ原発事故が及ぼす社会的・経済的および精神的な影響を何倍も大きくさせてしまったのは、基準値としてセシウム137の汚染度を過剰に厳重に設定した1990年代の法律によるところが大きい。この結果、自然放射線量より低い地域が法的に被災地に含まれることになってしまった

 チェルノブイリで退去命令が出たのは年間5ミリシーベルト以上で、これは日本の計画避難区域よりきびしい値である。当時のソ連は社会主義の崩壊直前で経済は疲弊していたため、移住を強いられた人々のほとんどは失業し、政府の援助も受けられなかった。結果的に20万人が家を失い、1250人がストレスで自殺し、10万人以上が妊娠中絶したと推定される。ロシア政府の報告書は次のように結論している。

事故に続く25年の状況分析によって、放射能という要因と比較した場合、精神的ストレス、慣れ親しんだ生活様式の破壊、経済活動の制限、事故に関連した物質的損失といったチェルノブイリ事故による社会的・経済的影響のほうがはるかに大きな被害をもたらしていることが明らかになった。

 福島で起こっていることも同じである。放射線量はチェルノブイリよりはるかに低く、年間20ミリシーベルトを上回る地域はもうないのに、政府は住民の反発を恐れて避難民を帰宅させない。「除染してから帰宅させろ」という要望に応じる財源も要員もなく、除去した土を移動させる場所もないため、11万人以上が10ヶ月近く不安な避難生活を強いられている。

 ロシア政府は「チェルノブイリ事故の主な教訓の一つは、社会的・精神的要因の重要性が十分に評価されなかったことである」と指摘し、「この教訓は福島第一発電所の事故にとっても今日的なものだ」と述べている。事故対策の最終目的は放射能を減らすことではなく、人々の被害を減らすことである。微量の放射線にこだわって、これ以上彼らを隔離したままにすることは人道上ゆるされない。
(モスグリーンの文字部分が中川氏の著書からの抜粋部分)
発表されたのは今年1月です。

また、先回と重複するものもありますが、下に参考になる本、サイトなどを挙げておきました。添付の動画はちょっと長いですが、お勧めです。ぜひご覧ください。(また要約してお伝えできればと思いますが…。)

その中にありましたが、高田純先生のところでは、体内の放射線値を測定しているそうです。
被災地の方たちも、実際に測定して、とても安心しておられるということです。福島に近い方で、ご心配な方は、検診されることをお勧めします。(政府がこういうことをしていないことに対しては、もっと声を挙げて要請すべきですね。)

世の中の風潮というのか、世論というのには流されない方の私ですが、この放射能パニックに対しては、時々揺れました。見えない放射能だから、怖いということよりも、正しい情報に触れる機会が一般的にはとっても少ない、それに対して、「大変だ、危険だ」という声があまりに大きくて、私が正しいだろうかという不安を感じたり、非常識な悪者にされそうで、ちょっと萎縮したりしてしまったんですね。
(放射能関係の記事を長いこと挙げなかったのは、個人的に不幸があったり時間的にも精神的にも余裕がなかったりして、手間の掛かる記事は敬遠気味だったこともありますが。)

また、心を入れ替えて、勇気をもっていきたいと思っているところです。
春なんだし、心配ばかりしても、いいことはありませんから。


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写真は:シダレザクラのある風景
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参考:
「放射線医が語る被ばくと発がんの真実 」 ・「福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告」
中川 恵一 (著)      高田 純 (著)
    

  ・Lancet Oncology誌から
    「チェルノブイリの健康被害、最も深刻なのは精神面への影響」
    エビデンスありは小児の甲状腺癌のみ 日経メディカル
  ・食品の厳しい基準値は被災農漁家への新たな人災 アゴラ
    松田 裕之 横浜国立大学教授
 
  ・生活のための放射線講座(上)− 身近にある事実を知る アゴラ
    高妻 孝光 茨城大学理学部教授


  ・「放射能はそんなに危険?原発のリスクを考える 」(1'36")
    池田信夫 高田純 松田裕之 澤昭裕