神様が大きすぎるからでしょうか。
それとも、些細なことばかり見ているかからでしょうか。
私たちは、大きいことはできません。
小さなことを
大きな愛をもって行うだけです。
マザー・テレサ
◇
小さなことを
大きな愛をもって行うだけです。
マザー・テレサ
◇
今起こっている「イスラム国」の問題。
彼らが支持を得た3つの理由は、一つは、スンニ派という宗派がシリア・イラクで政治的に冷遇されていること。
二つ目はお金、深刻な不況の中、イスラム国には兵士を雇う財力があるのだそうです。
もう一つは欧米からイスラムの栄光を取り戻すという大義名分だといいます。
イスラム国が語る神は、本当の神ではありません。
彼らは自分たちだけの理屈で、残虐なテロ行為を繰り返しているのですが、宗教宗派を越えられず、神様を語りながら、実際は神様の願いとは反対の方向に加速していき、完全に悪魔に利用される立場になってしまっています。
昨日、神様の悲しみが3つあるとお話しました。それが、私たちの不幸に直結していると。
「イスラム国」など、イスラム過激派と呼ばれる人たちの存在も神様の悲しみになっているでしょう。
愛し合い、人のために生き合う、そんな生き方に逆行し、本当の神様を否定していくと、自分を、家庭を、世界の平和を壊し、不幸にしていくことになるのです。
◇
彼らだけではありません。平和な日本にいる私たちはどうでしょうか。
神様を忘れ、本来の人間のあるべき姿を忘れ、互いに争い傷つけ合う…。
もしかしたら、人間は自分で不幸の道を選び取っているのではないでしょうか。
とっても大切な神様のはずなのに、普段私たちは、つい忘れてしまっています。
私たちが気にしている日常のこまごまとしたこと、些細な自分の気持ち、そういうものに振り回されて、もっと大切で大きなことを忘れてしまったり、あまりに大きすぎて、あまりにその存在が当たり前すぎて、気づきもしなかったりするのではないでしょうか。
小さなことばかり目に入って、自分の視野を越える大きい存在は気づきません。
地球という大きな揺りかごにいる私たちですが、その大きさを意識して生活することは、あまりありませんね。
また、大体は、地球の片隅でささやかに暮らしている人、今にも死にそうなくらい大変な人のことを、考えても見ません。
私たちの見える範囲というのは、実はとても小さいのではないでしょうか。
今は、地球が丸く、日本がどんな形で、どんなに小さいか、イメージすることが可能です。それでも、地球の裏側の人たちのことは、意識の外に置きがちです。
神様というのは、72億という人類のすべての親ですから、誰のことも愛しています。
親というのは、見えないところにいても、いつでも心の片隅から子どものことが離れないものです。
人間の意識は限りがあるので、同時にいろんなことを意識はできないのですが、無意識のうちに感じるというのは、何となく感覚的に理解できます。
本当は、神様の視野に立てば、全てがクリヤになるのです。
世界の人類が、一つの神様を親とした子ども、つまり兄弟姉妹として、理解し合い、世界が平和となるならば、神様が悲しむことも、私たちが不幸になることもないのではないでしょうか。
神様の下の人類一家族、これは私たちの幸せのための大きなテーマです。
先日、キング牧師の演説を紹介しました。
私には夢がある。
私の4人の子供が肌の色によってではなく、
人格の如何によって判断される国に
住む日が来るだろうという夢だ。
マーチン・ルーサー・キング
私の4人の子供が肌の色によってではなく、
人格の如何によって判断される国に
住む日が来るだろうという夢だ。
マーチン・ルーサー・キング
この言葉も、神様の目から見たらより深く分かるようです。
黒人白人黄人(?)…あらゆる国や民族の人も、肌の色や言語や文化の違いは関係なく、何が大切なのかといえば、その人の人格、魂の価値がその人の価値を決めると思うのです。
より、神様の立場にたって、広く、また愛情豊かに物事を見つめ、更に具体的に人々のために動ける人、そういう人を、心から尊敬します。
私も、かくありたいです。
大きなことはできなくても、世界の人のために祈ることから、目の前の人に笑顔と、優しい言葉をかけるところから、始めていきましょう。
そして、やり始めたからには、途中でやめずに、継続してやり続けていきましょう。
祈っています。
心から、ありがとうございます。
愛しています
「イスラム国」が釈放要求の女、リシャウィ死刑囚とは
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