さあ夢を叶えましょう

無料カウンセリング
を募っています。詳しくはこちら
まずは記事にコメントをお寄せくださるか
あるいは→のファンより
メッセージをお寄せください
お待ちしています

2013年02月21日

見えるものばかりだと虚しさだけ残る?! 「見えないものを」信じよう! 若者たちに語り掛ける宮澤章二の詩15


2013.02.16 和泉川 ドウダンツツジに枯葉 ドット抜け


冬の間に
目には見えないものが
春のために
すでに準備されています










「 見えないものを 」


枯れたように見えて
ほんとうは 枯れない
枯れ野いっぱいの 草たち
どこかに 種子もこぼれている
数えきれないほど こぼれている

ひとつひとつの 種子に
かすかな身動きがある
ひとつひとつの 身動きに
秘められた力がある

見えるものばかりに目をそそぐとき
残るものは むなしさだけではないか

薄ら日の真冬 北風のなかで
見えないものへの思いが深まる
── 見えないものたちを 信じよう


宮澤章二



一言ずつ噛みしめて味わって頂きたい深い詩です。
読めばそのごとく分かる、分かりやすい言葉で語りかけながら、内容がとても深みがあるのです。

「見えるものばかりに目をそそぐとき
残るものは むなしさだけではないか」

枯れ果てたように見えて、実は枯れていない野原の草たち。
目に付かない小さな種が無数にこぼれている。
そして、その種は気づかないほどに微かに動きつづけている。
その肉眼では気づかないほどの、微かな動きには、そこはかとないパワーがこめられている。。。

柔らかい芽が、枯れた葉を突き抜けていく力はなんなのでしょうか。継続の力かもしれません。

芽の出ない、とてつもなく長く感じる冬の期間、枯れてしまったのではないかと思える状況の中から、命は準備され、生まれてきます。まるで突然のように目に入りますが、突然生まれたものではありません。

目に見えない努力、積み重ねというものは、春という季節を迎えたら、一気に芽吹くことでしょう。

一途な気持ちは人の心を打つ感動を与えます。
枯葉を突き破る新芽の力は、見えないところで準備した、一生懸命な思いの成果。微かな見えないほどの歩みだったとしても、いつか見えるものとなる日が来る、のではないでしょうか。


d0113164_9431651.jpg


添付したニュースにはそれぞれ複数の写真があります。
美しい冬景色、お楽しみください。


今日もいい一日を

クリックありがとうございます。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村
トップ写真は:ドウダンツツジに枯葉 ドット抜け
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います

宮澤章二(みやざわしょうじ)
大正8(1919).6.11〜平成17年3月11日
東京大学文学部卒、高校教諭を経て文筆業(詩、作詞)
小中高の校歌は300校以上作詞
「ジングルベル」の作詞者としても知られる
  「こころ」はだれにも見えない けれど「こころづかい」は見える
  「思い」は見えない けれど「思いやり」はだれにもでも見える

CMで有名になった「行為の意味」の作者


宮澤章二
「行為の意味 青春前期のきみたちに



◇ブログをご覧になった全ての方へ◇

無料カウンセリング
を募っています。

相談事や、お話したいことがある方、
あるいはkuri-maと話してみたい方は、
まずは、ブログに「メッセージ」をお寄せください。
「メッセージ」を送るのは、
pc画面だったら、今は左下にある
「ファン」という欄にあります。
今後もっと上に持ってくる予定です。

携帯やスマートフォンからだったら、
それぞれの記事に送ることのできる 「コメント」
その旨を伝えてください。
コメントは私の承認後にしか、公開されません。

「カウンセリング希望」とあれば、
メールをお返しして、
基本的にはメールでのカウンセリングにしたいと思います。

もちろんその内容を、むやみにブログで話したりということは致しません。
プライバシーを遵守します。

元気に頑張っておられる方も、
ちょっとバテ気味だけど、相談することも悩みも質問もない、
という方も、よろしければ、メッセージをお寄せください。
記事へのコメントも大歓迎です。

参考のため、カウンセリング内容は、
妊娠・出産、子育て、夫婦関係、親子・嫁姑・人間関係、
結婚、ひきこもり、人生全般、そして、単なる話し相手でも。
商業的広告宣伝、勧誘以外なら、ようは何でもけっこうです。

お待ちしています。
もっと詳しい趣旨はこちら



【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック