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2012年06月06日

見えない放射能はなぜ怖い〜 チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…4


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放射能の話をする時に、私は自らが高校生の頃、ほぼクラス中の女子生徒からシカトされた時のことを思い出します。後に、その事実上のきっかけを作った本人と私は親友になり、いきさつを知りました。
私に非があったのでない、と彼女は言います。
ちょっとしたきっかけから、それは彼女の手を離れて私のクラスの女子たちに伝染病のように広がり、どうしようもない勢いで、何かの風評がクラスの女子を襲いました。
その結果、私は孤独に過ごしただけで、何事もなかったように立ち消えましたが、あの時なんだか分からないけれど漂っていた雰囲気は、私が何をどう説明しようが到底消し去ることはできなかったでしょう。

放射能に関する、恐怖というものは、私の経験の比ではないほど、強力で手ごわいものがあります。
再三再四、放射能に関して述べてきましたが、批判覚悟で言わせていただけば、これは放射能への拒否反応、放射能アレルギーであり、集団ヒステリーに近いものがあると思います。

戦時下にあるアフガンで毒攻撃と騒がれ少女たちが倒れる事件が相次いでいますが、集団ヒステリーである可能性が高い、ということです。ある緊張下では特に、デマなどにより、パニックをおこし実際には存在しない毒で具合が悪くなってしまうのです。

今回のAFPのニュースでは、日本人が陥っている状況について、わかりやすく書いてくださっているので、この上下記事ともよく読んで頂きたいと思います。

また、これでは述べられていない反原発、脱原発を叫ぶ人たち、そして、マスコミの影響も大きいと思うのです。民主党政権は原発嫌いの親玉みたいなものでしょうか。

以下AFPニュースから抜粋します。
放射能汚染への恐怖は、根拠がなくても大きなパニックを引き起こす。福島の原発事故後、遠く離れた北米や欧州の薬局からも抗放射線薬が消えた。専門家らが人体への危険はないと呼びかけたにも関わらずだ。

 一方で、がんやエイズ、自動車事故でも毎年、数百万人もの命が失われているのに、放射能ほど恐怖を呼び起こしてはいない。依然として人々は喫煙し、危険な性行為を続け、日々、車のハンドルを握っている。

 なぜ、放射能だけが恐れられるのだろうか。想像の産物であれ現実であれ、恐怖に直面した時、何がわれわれの反応を決定付けるのだろうか。

 その答えは複雑で、矛盾も含んでいる。

 健康診断でX線検査を受けるとき、被ばくするからといって二の足を踏む人はまずいない。だが、「核(原子力)」と「事故」という2つの単語が組み合わさった途端、人々の念頭には放射性物質が皮膚をつき抜け、食品や空気とともに体内に入り込み、細胞を破壊するというイメージが浮かび、恐怖に震え上がる。

「何であれ体内に浸透するものは私たちを不安にさせ、原始的な恐れを呼び覚ます」と、仏パリ第5大学の神経学者Herve Chneiweiss氏は指摘する。その「犯人」が目に見えず、臭いも味もない知覚不可能な物質ともなれば、不安が膨らむのも無理はない。

「人々は、放射能汚染をまるで伝染病のようにとらえている。感情的に、放射線量よりも被ばくばかりを気にしている。私たち人間は毎日、自然界の放射線にさらされて暮らしているのに、少しでも線量が上がると生死に関わる出来事のように大騒ぎする」

 特に日本の場合は、広島と長崎への原爆投下という歴史的経験が、放射能の威力やその予測不能な影響に対する脅威を増幅させ、国民の間に過剰反応を引き起こしているといえよう。

一、二点このAFPニュースでも、誤った内容が載っていますね。
チェルノブイリ事故で放射線被害で苦しんでいる人が多くいる、というような記載がありますが、これはAFPに限らず、私たちが一般に認識させられてきた風評ですね。
チェルノブイリでは、実際に放射線の被害で健康を損ねた人はわずかだったという調査結果が出ていますが、(*下記参照) なぜか一般に広く浸透するまでに至っていません。

また、もう一点は福島原発事故で放射線が広く広がっていると、まるでやはり被害があるように受け止めかねない書き方をしています。
セシウムのことを言っているのですが、セシウムは実は広島原爆の時のものも何十年も(今でも)残っていると言われています。
つまり、残っている、残っていないは問題ないのです。セシウムが空気中に今も漂っていたとして、健康被害があったでしょうか、ということです。安全は完全には確認されていない(確認しようがない)だけであって、危険が確認できるレベルではないのは、常識的にわかるのではないでしょうか。

こういう事実は事実なのになぜか広がりませんよね。知る人ぞ知るという感じのままです。専門家の確かなお話も嘘つきみたいにいわれてしまいますし。
そして、危険だというデマや風評の方がまことしやかに、あっという間に広がります。アフガンの毒のデマと同じです。実際にそういうことで気分が悪くなる人は、多いのではないでしょうか。
集団ヒステリーにまではならなくても、放射能アレルギーを起こしている人は多いように見受けられます。

イーオンでは放射能0を売り出しているとか。
買う人がいるからこその、販売戦略でしょう。
実際に0というのはあり得ないはずなんですがね。というか、できたとしても、実際放射線値が0かどうかというのは、食品の危険性となんら関係ないし、栄養価とも関係ないのですが…。

人間の気持ち、というのは仕方ありません。気になりだしたら、ないものも気になるのです。
放射能が気になる、ということは、潔癖症や自分の鼻の頭が目に入ることが気になって整形しようとする精神症の人とあまり変わらないことのような気がします。
気になる人たちにとっては真剣なのですから、人が言っても取り合わないでしょうが…。

さて、こういうこと、またAFPのニュースで述べられているようなことのほかにも、日本人を放射能ヒステリーに結び付けているものがあると思うのです。先ほど言った、反原発、脱原発、そして、マスコミの影響です。

大方の人たちは、放射能への拒否反応から、反原発へと気持ちがいくのでしょう。
街角の意見を聞くと、婦人層は特に生理的な拒否反応が強いのですが、そういう人たちをなだめたりする風潮がマスコミにも、政府にもないのです。

東電も収集に精一杯なんでしょうが、この際、威信をかけて、放射能についての正しい知識や、原発の安全性のCMでも流したらいいかと思います。今までしていないのが、不思議です。
マスコミも企業も、危険というものに大衆が飛びつくので、かえって煽っているような気がします。
どこかでお金が流れているのかなぁ。

そして、反原発を叫ぶ人たちの中には、筋金入りの人たちもいます。
もともと原発に反対してきて、それは原発は国が管理しますから、国家という概念すら嫌いな人たち、すなわち左翼主義者に多い、ということです。(**下記参照)
またそこに、戦後日本的な人たち、以前学生運動に関わった世代、つまり団塊の世代と言われる方たちが、一度過去に国家にあるいは何らかの権威に抵抗した経験がありますから、やはり多く巻き込まれやすいようです。
そして、有名どころの人たちが広告塔として、(思想には関係なく)巻き込まれています。

その人たちは、原発を悪と決め込んでいますから、まるで英雄のようにボランティアでデモや集会に参加したり、広告してくれます。当然のこと、いい事をしていると信じきっているのでしょう。
とても、不思議なのですが、そういう現象が起こっていると思います。

民主党という左翼政権は、原発が嫌いなのです。
菅さんがめずらしく謝ったと思ったら、よく聞いたら、全部東電のせいにしています。やはり、原発自体が悪という発言ですよね。国の責任だ、ということは、原発を作って守った当時の国の責任ということで、自分たちとは無関係ということですね。
もともと、原発嫌いなのです。それが与党になってしまったことが、思った以上に大問題なのではないでしょうか。

あの事故は、民主党政権が本来なら廃炉になっていたはずの原子炉を10年先延ばしにしてしまったことから、起きたのです。新しいものでは少しも問題は起こっていません。その点を、謝罪すべきだと思います。
そして、東電や原発を悪者にする。(東電自体も問題があると思うのですがそれは別問題。)
国が守っているはずだった原発を、国自体が壊そうとするのですから、混乱しないはずがありません。

放射線というのは、すでに自然にいつも降り注いでいるもので、私たちは毎日内部被爆しているのだといいます。極わずかな空気中の放射線量や、地面や公園のベンチを測定したり、野菜の数値を計測してもらうことは、実際は意味がないことです。
それで安心する時はいいのですが、ちょっと上がると大騒ぎするのは、精神衛生上よくないし、疲れると思うのです。

福島でいくら増えたといっても、世界には福島より高放射線値の地域はいくらでもあり、そういうところほど、健康によい場所と言われていたりもするのです。

放射能を、見えない敵、細菌型の侵略宇宙人みたいに、怖れる必要はないようですよ、とお伝えしておきます。
知ったなら、怖がることはない、そんなに悪いものでもないと分かります。
欠点を克服しさえすれば、もっと役立つ私たちの味方につけることもできるでしょう。
よく知らないでシカトを決め込んだり、徹底排除を叫ぶのはどうでしょうか。。。


98775679_v1338761506 2010.10.29気仙沼市 気仙沼漁港byひでわく.jpg
トップの写真も共に、3.11以前の東北の風景です



今日もいい一日を

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写真は:上 2010.10.29 山田町 山田港
http://photozou.jp/photo/show/216071/98692378
下 2010.10.29 気仙沼市 気仙沼漁港
http://photozou.jp/photo/show/216071/98775679
by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います

kuri-maの参考記事
 * 「チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…」のシリーズを参考に
 微量の放射線にこだわるな?!チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…(2)
 狼は来なかった?!チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…3
 
 ** 脱原発(反原発)主義者になぜ左翼主義者が多いのかということに関し、
中野氏の動画をまとめて書いてます↓
 脱原発主義者になぜ左翼が多いのか?! 2



【関連する記事】
この記事へのコメント
安全だ、という人の情報が
信じられなくなるようなことが起きて
東電とかがそういう不信をさらにつのらせるようなことをし続けてるのがすべての原因。

疑ったり怖がったりするのは
別段不思議でもないし合理的ですらあります。

そういう状況下で
安全だと知り、伝える側は
じゃあ、なにをすれば信じてもらえるのか
なにをどういえば信じてもらえるのか
ということを考え、行動するべき。

こういう数値でした。
だれだれがこう言ってます。
そんなデータでは、嘘なんていくらでも
つける。

そういう状況下でどうするか?
ということです。

それと、このお話の中で、
あるいは今現在、
筆者さんが、放射能がそれほどの脅威ではない
ということについて、まったく確信が持てていないことが、内容をまとめると
わかってしまいます。
あなたが確信できていないものを
普通に怖がってる人に信じろというのは
土台無理な話な気がしますね。


Posted by ずぼん at 2012年06月29日 16:19
ずぼんさん、訪問、コメントありがとうございます。
私は繰り返し、放射能は脅威ではないと断言してきたつもりだったのですが、(確かに過去の記事の中には、専門家ではないし、あまりに放射能=危険の意見一色なので、引いていた時期はありましたが。)私が確信を持てていない、というご意見は、「誤解です」と申しあげておきます。

私は東電や政府関係者ではありませんし、原発の専門家ではありませんから、私の言っていることはどっちにしろ、ただの意見にすぎませんが…。

ずぼんさんのご意見は、東電がすべての原因ということと、安全だと伝えている人の話は、信用できない。データも言っていることも、嘘などはいくらでもつける、というお考えのようです。

いろんな考えの方はおられると思いますが、ボコボコに批判されながらも、説明し続けている方々の勇気と、その心意気を私は信じています。嘘やでっち上げで、あえてそんなことをしないのではないでしょうか。

例えば、今回のこの記事では、AFPニュースの内容を抜粋していますが、その部分だけでも、読み返して下さったら嬉しいです。
また、過去の放射能関連の記事をよければ、私が集めた情報も、頭から「嘘」と決め付けずに、いったんは寛大な心で検証していただけたら、なお嬉しいです。

私のつたない文章で伝わらなかったこともあったことでしょうが、私は、福島原発事故を原因とした、現存の放射能・放射線、私たちのもとに届く空気・作物などに関しては、全く問題がないと信じています。
もちろん、福島の問題はまだ終結したわけではありませんが。

また、放射能がこわい、という方々の気持ちもわからなくはありません。こわいものはこわい、気になるものは気になるんですから。
だから、この正体不明の恐れを、私の情報を通して、放射線の降り注ぐ中を飛び込めということでは全くなく、単にそこまで怖がらなくてもよくなれば、と考え、書いています。

ご理解いただければ、嬉しいのですが。


Posted by kuri-ma at 2012年06月29日 22:48
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