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2012年04月14日

微量の放射線にこだわるな?! チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は…(2)


2012.04.13 和泉川 シダレザクラのある風景


福島県いわき市では、桜の開花宣言がありましたが、東北ももっと北ではまだまだ寒さが続きそうです。仙台ではゴールデン・ウィーク頃になりそうだとか。

さて、今年初めに放射能関連の記事を書いてから、しばらくこの問題に触れていませんでした。 チェルノブイリ、放射能による被害はわずか?!福島は… 今日はその続編です。

うちの子供の小学校でも、放射線対策として、運動場を掘り返して、なにやら作業をしています。
危険だと、ヒステリー状態になっている人もまだおられるのでしょう。そういう住民や保護者の意見も自治体としては聞かないわけにはいかないのでしょうね。
専門家の意見としては、そのように過敏になる必要は全くなく、除染作業なども、科学的な観点からは無意味なようですが(やっても効果がないという意味ではなく、もともと危険ではないという意味)、危険だ危険だ、と思っている人からみるならば、精神的に安心することなのかもしれませんね。
(私はお金の無駄だと思うのですが。私のような人は無神経と非難されるのでしょうか。)

いまだにメディアでは「危険」と叫ぶ人がもてはやされ、「安全」といっても、視聴率は伸びないようで、さまざまな都市伝説的なデマが続いているようですね。
なぜなら、政府の言うことは信じられないから。それは分かります。
それなら、専門家なら信じられるかというと、そういう人たちを、政府の御用学者と名指したり、その中には脅迫まがいのこともあるようです。

このほど食品の放射線の安全基準もなぜか引き上げられ、混乱が続いていますね。
きっと、感情的なことなので、科学的な説明も受け付けないのでしょうが、知っていて無駄にはならないと思うので、参考にしてくださいね。

以前の記事で、いくつか参考サイトなど紹介はしたのですが、内容については、細かくしていませんでした。
専門家の方のお話というのは、もっとかみ砕いてほしい、というものが多いということもあって…。
先回、本のレビューなどを紹介した東大の中川恵一氏(東大病院医師・准教授)の著書『放射線医が語る被ばくと発がんの真実』の内容をもとに書かれている、ニューズウィーク誌のコラムがありますので、以下に掲載します。



 1986年に当時のソ連で起こったチェルノブイリ原発事故から、昨年で25年。ロシア政府は、25年間の調査をまとめた報告書を出した。これはロシア語でしか発表されていないため、ほとんど知られていないが、重要な教訓を含んでいる。中川恵一氏(東大)の新著『放射線医が語る被ばくと発がんの真実』には、その結論部分が訳されているので紹介しよう。

 事故で死亡したのは、原子炉の消火にあたって急性放射線障害になった作業員134人のうち28人。さらに22人が、2010年末までに死亡した。これをすべて含めても直接の死者は50人であり、これ以外に急性被曝による死者は確認されていない。

 ただ放射能に汚染された牛乳を飲んだ子供が5000人にのぼり、そのうち9人が死亡した。これはソ連政府が事故を隠したため、汚染された牧草を食べた牛によって放射能が濃縮され、それを飲んだ子供が10シーベルト以上の高い放射線を浴びたことが原因である。福島の場合、すぐ出荷停止措置がとられたため、子供の被曝量は最大でも35ミリシーベルト。甲状腺癌の心配はない。

 IAEA(国際原子力機関)は90年代に「4000人が慢性被曝で癌になる」と予想し、児玉龍彦氏(東大)は「チェルノブイリで膀胱癌が増えた」と国会で証言したが、これは間違いである。国連科学委員会(UNSCEAR)の調査の行なった被災者53万人の疫学調査でも、小児甲状腺癌以外の癌は増えていない。つまりチェルノブイリ事故の放射能による死者は、59人しか確認されていないのだ。

 ところが事故後、ロシアの平均寿命は1994年には事故前と比べて7歳も下がり、特に高齢者の死亡率が上がった。一部の人々はこれを放射能の影響だと主張するが、死亡率の上昇は原発からの距離に関係なく、むしろ現地のウクライナより遠いロシアのほうが上昇率が大きい。また放射線の影響は癌以外には出ないが、事故後に増えたのは心疾患などのストレス性の病気だった。こうした結果をロシア政府は次のように分析している。

事故処理にあたった最初の数年において見込み違いだったのは、以下のことである。[中略]何年にもわたってチェルノブイリ原発事故が及ぼす社会的・経済的および精神的な影響を何倍も大きくさせてしまったのは、基準値としてセシウム137の汚染度を過剰に厳重に設定した1990年代の法律によるところが大きい。この結果、自然放射線量より低い地域が法的に被災地に含まれることになってしまった

 チェルノブイリで退去命令が出たのは年間5ミリシーベルト以上で、これは日本の計画避難区域よりきびしい値である。当時のソ連は社会主義の崩壊直前で経済は疲弊していたため、移住を強いられた人々のほとんどは失業し、政府の援助も受けられなかった。結果的に20万人が家を失い、1250人がストレスで自殺し、10万人以上が妊娠中絶したと推定される。ロシア政府の報告書は次のように結論している。

事故に続く25年の状況分析によって、放射能という要因と比較した場合、精神的ストレス、慣れ親しんだ生活様式の破壊、経済活動の制限、事故に関連した物質的損失といったチェルノブイリ事故による社会的・経済的影響のほうがはるかに大きな被害をもたらしていることが明らかになった。

 福島で起こっていることも同じである。放射線量はチェルノブイリよりはるかに低く、年間20ミリシーベルトを上回る地域はもうないのに、政府は住民の反発を恐れて避難民を帰宅させない。「除染してから帰宅させろ」という要望に応じる財源も要員もなく、除去した土を移動させる場所もないため、11万人以上が10ヶ月近く不安な避難生活を強いられている。

 ロシア政府は「チェルノブイリ事故の主な教訓の一つは、社会的・精神的要因の重要性が十分に評価されなかったことである」と指摘し、「この教訓は福島第一発電所の事故にとっても今日的なものだ」と述べている。事故対策の最終目的は放射能を減らすことではなく、人々の被害を減らすことである。微量の放射線にこだわって、これ以上彼らを隔離したままにすることは人道上ゆるされない。
(モスグリーンの文字部分が中川氏の著書からの抜粋部分)
発表されたのは今年1月です。

また、先回と重複するものもありますが、下に参考になる本、サイトなどを挙げておきました。添付の動画はちょっと長いですが、お勧めです。ぜひご覧ください。(また要約してお伝えできればと思いますが…。)

その中にありましたが、高田純先生のところでは、体内の放射線値を測定しているそうです。
被災地の方たちも、実際に測定して、とても安心しておられるということです。福島に近い方で、ご心配な方は、検診されることをお勧めします。(政府がこういうことをしていないことに対しては、もっと声を挙げて要請すべきですね。)

世の中の風潮というのか、世論というのには流されない方の私ですが、この放射能パニックに対しては、時々揺れました。見えない放射能だから、怖いということよりも、正しい情報に触れる機会が一般的にはとっても少ない、それに対して、「大変だ、危険だ」という声があまりに大きくて、私が正しいだろうかという不安を感じたり、非常識な悪者にされそうで、ちょっと萎縮したりしてしまったんですね。
(放射能関係の記事を長いこと挙げなかったのは、個人的に不幸があったり時間的にも精神的にも余裕がなかったりして、手間の掛かる記事は敬遠気味だったこともありますが。)

また、心を入れ替えて、勇気をもっていきたいと思っているところです。
春なんだし、心配ばかりしても、いいことはありませんから。


今日もいい一日を

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写真は:シダレザクラのある風景
by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います

参考:
「放射線医が語る被ばくと発がんの真実 」 ・「福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告」
中川 恵一 (著)      高田 純 (著)
    

  ・Lancet Oncology誌から
    「チェルノブイリの健康被害、最も深刻なのは精神面への影響」
    エビデンスありは小児の甲状腺癌のみ 日経メディカル
  ・食品の厳しい基準値は被災農漁家への新たな人災 アゴラ
    松田 裕之 横浜国立大学教授
 
  ・生活のための放射線講座(上)− 身近にある事実を知る アゴラ
    高妻 孝光 茨城大学理学部教授


  ・「放射能はそんなに危険?原発のリスクを考える 」(1'36")
    池田信夫 高田純 松田裕之 澤昭裕






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