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2011年05月16日

水は素直でつつましい?!「水と影」金子みすゞ詩の世界19




       水と影

   お空のかげは、
   水のなかにいっぱい。

   お空のふちに、
   木立もうつる、
   野茨もうつる。
      水はすなお、
      なんの影も映す。

   みずのかげは、
   木立のしげみにちらちら。
   
   明るい影よ、
   すずしい影よ、
   ゆれてる影よ。
      水はつつましい、
      自分の影は小さい。


何の影でも映すから、水は素直だと、みすゞは言うのです。水鏡といいますが、なんでも柔らかく映し出してくれます。
水に映ったものは、強引ではなく、ゆらゆらしていて、なんだか受け入れやすく見えてしまいます。
現実ではないから、夢の世界を映し出したもののような感じも受けますね。
大きな池や湖に映ったものは、ひとつの絵のような美しさがあります。風や光によって、微妙に変化する大きなスクリーンのようでもあります。

映るものによって、その水面はまったく違った色合いになります。季節によっても。
幸せが人によって移ろってしまう、昔の女性の姿を象徴するかのようです。
でも、実は現代も同じだったりします。強引に、その景色を自分色に変えようとしてみても、ただ水面は映し出す役目しかないのですから。他人を映す役目です。水は他のところで主役をはれるはずですが、鏡になることもとっても好きなんです。

そして、木立のしげみにチラチラしているという、水の影って、何なんだろうか、とちょっと考えてしまいました。
水に映ったものがまた反射しているのでしょう。そうであるなら、光かなぁ。
水の鏡に映ったものが、また反射する…。

ところで、みすゞの名前というのは、「みず」にも音的には近いですね。水のように、素直で、つつましい人だったのではないかと思うのです。
もちろんみすゞとは、代表作の「私と小鳥と鈴と」に連想される美しい「鈴」という意味なのだと思いますが…。


2010.10.28 蔦温泉 蔦沼 沼面の落月.jpg
「沼面の落月」ひでわくさん


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posted by kuri-ma at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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