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2011年04月29日

いく春を惜しんで?!「花びらの波」金子みすゞ詩の世界18




日本中に散る花を
あつめて海へ浮かべましよ

☸ڿڰۣ−

桜はいき、つつじや藤や、色とりどりの花が咲く季節が来ています。ゴールデンウィークとなり、冬服も片付けて衣替えの時期になったなぁと、この間までジャンバーを着ていた私は、戸惑っています。

ちょうど今日で、このブログを始めてから、1年の締めになります。この一年間は個人的にもそうですが、本当にいろんなことがありましたね。こうやって、縁あってこのブログを訪問してくださること、本当に感謝します。

さて、今日はシリーズの一つである金子みすゞさんの詩の紹介です。
金子みすゞの詩というのは、なぜか寂しいというか、彼女のよく使う言葉「おとむらい」という言葉がありますが、この詩のようにいっさい出てこなくても、「おとむらい」にふさわしい詩が多いような気がします。
人の死を寂しいし、逃れられないけれど、とても尊重し、亡くなった魂をいたわり、慰めるものになっているようです。きっとお父さんや妹さんや、亡くなった人たちを、普段から思い、慕っていたから自然に出てきたものでしょうね。

私は、金子みすゞの詩をよくよく知っているわけではありません。このブログに合わせ、季節にふさわしいものを探しているうち、毎回、見つけたもので、その時が初めての出会いの詩がほとんどです。今も新鮮な輝きで、たった今摘まれた花のような瑞々しさと、ほのかな香りまで立つようです。
大震災以後三回目のUPになりますが、みすゞの魂とともに、多く散った魂をお慰めできればと思うのです。
☸ڿڰۣ−

 花びらの波

お家の軒にも花が散る。
丘のうえでも花が散る。
日本中に花が散る。
 
日本中に散る花を
あつめて海へ浮かべましよ。
 
そして静かなくれ方に、
赤いお船でぎぃちらこ
色とりどりの花びらの
お花の波にゆすられて
とおい沖までまいりましょ。
 

前に紹介した詩で「花のたましい」というものがあるのですが、散った花びらのことを「なきがら」と言っています。
☸ڿڰۣ−

  花のたましい

散ったお花のたましいは、
み佛さまの花ぞのに、
ひとつ残らずうまれるの。

だって、お花はやさしくて、
おてんとさまが呼ぶときに、
ぱっとひらいて、ほほえんで、
蝶々にあまい蜜をやり、
人にゃ匂いをみなくれて、

風がおいでとよぶときに、
やはりすなおについてゆき、

なきがらさえも、ままごとの
御飯になってくれるから。


多くの日本の報道では流されなかった、震災現場の壮絶な様子がYouTubeなどでは流れて、世界的に発信されているようです。是非はわかりませんが、こんなことがあっても、私たち日本人がのほほんとしているなら、見た方がいい内容かもしれませんね。

私も一部見ましたが、あらためて、私たちはあの日死んでもおかしくなかったのだ、と思いました。亡くなった方たちの犠牲の上に立っている私たち、だからこそ、日本の未来を正しく再生していかなければならないのでは、と感じています。

3月11日以降、世界でもいろんな災害が起こり、昨日は米国での竜巻の大被害が報道されています。あまりにも様々な、死を伴う多くのニュースもあえて取り上げては来ませんでした。

いつか、この体は「なきがら」になるのだけれど、だからこそ、それまでは命を粗末にしないで、時間も粗末にしないで過ごしていければと思うのです。

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posted by kuri-ma at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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