作日は、アメリカの感謝祭でした。
日本にも、秋の収穫を祝うお祭りは、各地であると思いますが、もちろんスーパーの「大感謝祭」とは、わけが違います。
ことさら北米で感謝祭が盛大に行われるのには、深い意味合いがあるようです。
ピルグリム・ファーザーズという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
今からちょうど400年前、イギリスの清教徒(ピューリタン)たちが、メイフラワー号に乗って北米に上陸しました。(1620年12月21日)
彼らが、いわゆる米国建国の祖、ピルグリム・ファーザーズです。
彼らは、アメリカ大陸の南岸に入植予定でしたが、途中航路が大きく逸れたため、アメリカの北部(現在のマサチューセッツ州ケープコッド湾)に到着したといいます。
そして、その地をプリマスと名付け生活を始めますが、1年目は、神の導きというには、あまりにも厳しい状況でした。
半数は病死。
到着した時期が農作物を栽培するには遅すぎた上に、持ってきていた農作物の種は新大陸の気候に合わなかったともいいます。
幸いその地のインディアンの部族の助けがあって、さまざまなことを教わり、秋には多くの収穫をすることができました。
そうして行われたのが感謝祭です。
イギリスでも感謝祭をしていましたが、その年の感謝祭は、どれほど心をこめて行われたでしょうか。
長い命懸けの航海を終え、寒い冬と飢えを越えて生き抜いて、多くの実りを得たことへの天に対する感謝。そして助けてくれたインディアンたちへの感謝。。。
私たちも見習うことの多い、ピルグリム・ファーザーズの生きざま。
信仰の自由を求め、新天地を目指すのは無謀ともいえる選択だったかもしれません。
しかし、彼らの決断がなければ、今のアメリカやカナダはなかったことでしょう。
自由の国、アメリカ。簡単に「自由」といいますが、自由を勝ち取るのは、簡単なことではなかったと思うのです。
399回目の感謝祭、おめでとうございました。
プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
世界平和の夢をあきらめられない、ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。見えない世界、霊界、神様についてや、ズバリあなたの使命をお答えします。夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
自作の小説と詩のサイトはこちらから→三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
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