誰かに幸運が舞い降りたと聞くと、同じようにしたら、自分も同じ幸運を得られるかもしれない、と思ってしまうのは、浅はかではありますが、誰もがもつ思いでしょう。
高額宝くじが当たったと聞くと、なぜかその売り場に行列ができたり、ある人が占いを観てもらった後良縁に恵まれたと聞くと、その人気占い師に観てもらおうとする。
また、ある長寿の人の健康の秘訣を聞いて、それじゃあと、やってみて3日続かない。。。
「金の斧」というおとぎ話があります。
正直者で欲のない木こりが、金の斧をゲットしたというので、自分もと思った欲深で嘘つきの木こりが、わざと湖に斧を落としますが、どうなったかはご存じの通りです。
人の幸せにあやかろうとしても、うまくいかないことがあります。
人のものをほしがって、形だけ真似してみても、なかなか難しいですね。
付け焼刃でなく、本物になっていかなければならない。
つまり、木こりのやり方がよかった、悪かったというのではなく、正直なのも本物、欲がないのも本物、天然のよい木こりだったから、金の斧をもらえたのです。
人のものを欲しがるのは、ただの欲張りというもの。
悪い木こりのように、ただやり方だけまねて、うまく幸運をゲットしようとするのは、幸運を得たい気持ちはわかりますが、意味がないどころか、かえって逆効果なのかとも思います。
幸運を得る人は、その人の日頃からの行いだとか、心持ちだとか、努力だとか、苦労だとか、そういう積み重ねがあって、得ているのでしょう。
そういう見えないところもすべて真似ていくならば、私心がなくなった頃に、もしかしたら、幸運の女神も振り向いてくれるかもしれません。
写真は:ポピー
by あらいぐまさん
「写真素材 フォトライブラリー」からダウンロードしました
無断転用はご容赦願います
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プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
世界平和の夢をあきらめられない、ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。見えない世界、霊界、神様についてや、ズバリあなたの使命をお答えします。夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
自作の小説と詩のサイトはこちらから→三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
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