ひな祭り◆なう◆
今日はひな祭り。
我が家でも、ささやかなお祝いを考えています。
こういう時、女の子がいてよかったな、と思います。
では、恒例の記事となりましたが、
ひな祭りについて、ひし餅についてお話ししたいと思います。
ひな祭りは、五節句の一つで、祝日ではありませんが、今でも宮中行事となっています。
天皇家を中心として、今もこういう行事をしてくださっているんですね。ありがたいことです。
五節句というのは、奇数月のぞろ目の日に当たります。つまり、元旦、桃の節句、端午の節句、七夕、9月9日の菊の節句をいいます。
本来は旧暦で祝うものであり、個人的には桃の季節にふさわしい旧暦でやってほしいとは思いますが、新暦で祝うようになったため、面白いこともおこりました。
今日、3月3日が土曜日ですから、5月5日と、7月7日の七夕さまも土曜日になるのでです。(9月9日は一日ずれ込みます。)
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菱餅(ひしもち)
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菱餅(ひしもち)
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ひな祭りといえば、ひな人形を飾り、菱餅や、ひなあられ、白酒を食する、そのようなイメージでしょうか。
菱餅は3色が一般的ですが、2色や5色、7色のものまであるようです。
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三色の時の意味は、赤は桃の花を表わし、白は清浄の残雪を表わし、緑は萌える若草を表わすといいます。それぞれ健康によいものを使って、薬膳料理的な意味もあるようです。
その起源は、宮中で正月に食べられる菱葩餅からくるとか、室町時代の足利家に正月に紅白の菱形の餅を食べる習慣があったから、あるいは元々は三角形だった等々、いろいろあります。
そのいわれ(意味)は各説あるのですが、菱の繁殖力の高さから、また菱形は女性の性器の形をもしているといわれることから子孫繁栄を願ったといわれ、菱の実を食べて千年長生きをした仙人にちなんで長寿の願いを込め菱形にしたともいわれます。
また、菱は大地を表わすとも言われています。
母なる大地、といいますから、これも子孫繁栄に結びつきそうなイメージですね。
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私が思うのに、諸説あるのは、縁起のいいものを何でも取り入れていったからではないでしょうか。
女の子が健康に成長し、幸せな結婚をする、そして嫁ぎ先で、子宝に恵まれ子孫繁栄…そんなことを願う思いが、ひな祭りには込められているようです。
女の子の幸せは、やはり、妻になり母になり、そしていずれ愛されるお祖母ちゃんになることでしょうか。
どんなに社会で認められる立派な女性であったとしても、素晴らしい能力の持ち主、成功者と言われる女性であったとしても、どんなに時代が変わったとしても、今も昔と変わらず、女の幸せは、おひな様に象徴されるものと同じであるような気がします。
ひし形の末広がりのように、末広がりで幸せになれたら、(今はちょっと大変でも)いうことはありませんね。
そんな未来を信じたい、ひな祭りです。
写真は:ブラフ18番館 雛祭り お雛様
雛祭り 内裏雛
by (C)ひでわくさん
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撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います
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プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
世界平和の夢をあきらめられない、ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。見えない世界、霊界、神様についてや、ズバリあなたの使命をお答えします。夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
自作の小説と詩のサイトはこちらから→三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
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