自己中は自ら滅び
他を助くものは、自らを助く
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他を助くものは、自らを助く
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日の沈むことのないと言われたかつての大英帝国。その背後には多くの国々が植民地として犠牲となっていました。
国民投票で脱退に投票した人たちの思いを分析してみると、かつての栄光のイギリスに戻りたい、そのためにはEUが足かせになるというのでしょう。
貧しい国々が多く加入しているEUのリスクを共に背負いたくはない、移民たちが大きな顔をして自分たちだけが受けるべき待遇を奪っていくのが許せない…。
イギリスは一国でも、十分にやっていける。
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大英帝国がなぜ発展したのか、それは彼らが立派だったからだけではなく、天の使命があったのでしょう。
そして、衰退していったのにも、理由があります。
タイトルの答えを言えば、このEU脱退が多数となった国民投票の結果により、脱退が現実のものとなれば、英国はかつての栄光を取り戻すどころか、さらに国の運勢が急落し、経済的にも危機となることでしょう。今すでに、まさしくその方向に行っています。
中心が神様なのか、自分なのかですべてが決まるのです。
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私は経済の専門家ではありませんが、人の運勢にしても、家の運勢にしても、国の運勢にしても、その上がり下がりには、原因があるということを知っています。
世に多くの成功の法則というのが発表されていますが、それは、物事の本質の一部分を見て言っているものにすぎません。正しくもありますが、時に的を得ないことがあるのは、そのためです。
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一番基本的な宇宙の法則は、他のために生きる時に発展し、逆に自己中心的な思いが動機となった行為は、最終的には発展せず、不幸となります。
他のために生きるといっても、それが悪いもののためではかえって悪い結果となります。
その目的が、良いことであり、愛と思いやりをもったものである、これが基本かと思います。
善の基準、愛の基準、正義の基準も、人によって違うのですが、良心は本当の基準を知っています。良心は、神様が働くものだからです。
ですから、何が基準となるかと言えば、無形の神様です。
同じ行為でも、嫌々やる場合、あるいは心では憎しみや反対の思いをもってやる場合、これは、あまり良い結果とならない場合があります。
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何がよくて何が悪いか、それは「神様の言う通り」なのです。
良心に聞いてみれば、幸せになるのはこうしたらいい、人を傷つけてはいけないよ、自分だけ欲張ってはいけないよ、と教えてくれるのです。
欲張ったり、傷つけたり、自己中になったら、その報いを受けることになります。
反対に、人のために自分を犠牲にする、そういう人や国を、神様は祝福し、もっと発展させるのです。
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なので、イギリスが発展するか、そうでないかは、自明のことというしかありません。
自己中は、自ら滅ぶ方向を選択しているのです。
とはいえ、イギリスにも多くの心ある人たちがおられます。私の友人たちもいます。今回の結果ですべてが決まるわけではありません。
神様が本当に祝福される、かつての大英帝国以上の精神的な高さをもち、見掛け倒しの紳士淑女でなく、真の温かさを持つならば、逆転することも大いに考えられると思うのです。
イギリスのそして、全世界の人たちの幸せを祈っています。
写真は:ど根性アガパンサス。
by (C)芥川千景さん
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無断転用はご容赦願います
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プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
世界平和の夢をあきらめられない、ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。見えない世界、霊界、神様についてや、ズバリあなたの使命をお答えします。夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
自作の小説と詩のサイトはこちらから→三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
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