何をやっても思うようにならない時
上にのびられない時に
根は育つんだから
相田みつを
◇
上にのびられない時に
根は育つんだから
相田みつを
◇
シリアの子ども25万人、包囲下で過酷な生活
(ニュース記事は下に掲載)☆
(ニュース記事は下に掲載)☆
「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を…」とさらっと読むときれいな詩なのですが、これって簡単なことではありません。
どんな天候や逆風の時にも、頼れるものはなくても、自分の足で歩いていくという覚悟、これ、当たり前のようで当たり前にはできません。
そうするしかないから、と思っていても、力が沸いてこなかったりします。
八方ふさがりの四面楚歌。何もかもうまくいかない。上に伸びたくても伸びることができない、そういう時に根が育つのだ、と。
それを、「いのちの根」が育つと表現されています。
相田さんがよくされる表現ですが、人から見えない心の部分をいうのでしょうね。
「いのちの根」がたくましく育つのだ、と見えない未来を見据え、人様からは隠れている自分の心を正しくたくましくしていくこと、これは簡単ではありませんね。
目指しているものがブレやすい私たちです。
ちょっとの雨で流され、ちょっとの風で倒され、ちょっと日が照れば萎(しお)れてしまう、そんな根がない生き方をしていてはだめでしょう。
太くたくましい根にしていきたいですね。
そして、そういう私たちの生き方は、子どもたちの命の糧になっていきます。
種芋のような立場でしょうか。
また、私たちの苦労は私たちの根を育てるだけでなく、よい土壌を作り、未来の子どもたち、未来の国や世界をよくしていくための肥やしにもなるのでしょう。
未来を見据えるということは、自分勝手な自己中ではできません。その日の雨がしのげればいい、というような場当たり次第では、根無し草のようなもの。
私たちはいずれ命が尽きて、この世を去るときがきますが、「命の根」というのは、その時に初めてその深さ、太さが見えるのでしょう。
命の根とは「魂」ともいえるのではないでしょうか。
見えないけれど、隠れているけれど、あるものは、ある。
◇
「 雨の日には雨の中を
風の日には風の中を 」
暖かい春の陽ざしを
ポカポカと背中に受けて
平らな道をのんびりと歩いてゆく──
そんな調子のいい時ばかりではないんだな
あっちへぶつかり
こッちへぶつかり
やることなすこと
みんな失敗の連続で
どうにもこうにも
動きのとれぬことだってあるさ、
当にしていた
友達や仲間にまで
そッポをむかれてさ
どっちをむいても
文字通り八方ふさがり──
四面楚歌ッてやつだな
それでも
わたしは自分の道を自分の足で
歩いてゆこう
自分で選んだ道だもの──
雨の日には雨の中を
風の日には風の中を
涙を流すときには
涙を流しながら
恥をさらしながら
口惜しいときには
「こんちくしょう!!」と
ひとり歯ぎしりを咬んでさ
黙って自分の道を歩きつづけよう
愚痴や弁解なんて
いくら言ったッて
何の役にも立たないもの──
そしてその時にこそ
目に見えないいのちの根が
太く深く育つ時だから
何をやっても思うようにならない時
上にのびられない時に
根は育つんだから──
雨の日には雨の中を
風の日には風の中を──
相田 みつを
「自分の花を」より
◇
「 雨の日には雨の中を
風の日には風の中を 」
暖かい春の陽ざしを
ポカポカと背中に受けて
平らな道をのんびりと歩いてゆく──
そんな調子のいい時ばかりではないんだな
あっちへぶつかり
こッちへぶつかり
やることなすこと
みんな失敗の連続で
どうにもこうにも
動きのとれぬことだってあるさ、
当にしていた
友達や仲間にまで
そッポをむかれてさ
どっちをむいても
文字通り八方ふさがり──
四面楚歌ッてやつだな
それでも
わたしは自分の道を自分の足で
歩いてゆこう
自分で選んだ道だもの──
雨の日には雨の中を
風の日には風の中を
涙を流すときには
涙を流しながら
恥をさらしながら
口惜しいときには
「こんちくしょう!!」と
ひとり歯ぎしりを咬んでさ
黙って自分の道を歩きつづけよう
愚痴や弁解なんて
いくら言ったッて
何の役にも立たないもの──
そしてその時にこそ
目に見えないいのちの根が
太く深く育つ時だから
何をやっても思うようにならない時
上にのびられない時に
根は育つんだから──
雨の日には雨の中を
風の日には風の中を──
相田 みつを
「自分の花を」より
◇
今日、また雨が降っても、雨の中を、風が吹いたら風の中を、暑い日には汗を流しながら、寒い日ももう少し我慢で、自分の足だけでなく、電車や車も使いながらでも、歩いていく。
私のために、家族のために、一歩を進みましょう。
それが未来を作るでしょう。
一年前の記事を再UPしました
写真は:もつれた糸・・・
by (C)ヨマさん
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います
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