今年も、あとわずかになりました。
もうすぐ終わり、と思うと、惜しくなるものが出てきたり、ああしたらよかった、こうしたらよかった、もっとこうできたのに、と反省することも多いと思います。
私も人生半世紀を過ぎて、ほぼ毎年そんなくり返しです。
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そんな中、最近ようやく気づいたことがあります。
私は時間を惜しみすぎるんだと。
時間がない、時間がない、と言いながら、何をなくしていくかといえば、心をなくしている。余裕を奪われ、自分の平常心や、本来やるべき目的まで忘れてしまうこともあります。
また、おかしいことに、「時間がない」言えば言うほど、時間は早くなくなってしまいます。そう言っている、歯の間からこぼれるように時間は過ぎていきます。
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時間は惜しいものですが、いつか過ぎ去っていくことを、潔く認めるのがいいような気がします。
どうせなら、目の前に現れた事態を楽しんでしまう。時間はどうせ取り戻すことはできないのだから、あれこれ欲張っても仕方ありません。
今できることで最高のことをしていく。
5分時間が残されている時、ただ一生懸命走らなければならないこともありますが、もう2度とは訪れることのない「時」というものを、目いっぱい、満喫する。
何か、かっこよく決めたいところですが、何にもできなくても、できることがあります。
「笑顔」「感謝の言葉」、こういうものはわずかな時間でも、高ポイントを取ることができます。
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時間を司るのは、本来神様ですが、どうも、悪魔というものが、よいように私たちの時間にちょっかいを出してくる気がします。
焦らせたり、じらしたり、油断させたり、あきらめさせたり…、翻弄されてしまいがちな私たち。
平等に与えられている一日24時間、一年365日であったとしても、ちょっとした瞬間の隙間を、笑顔と「ありがとう」で固められれば、悪魔の付け入る隙はないんですよね。
終わりよければすべてよしで、今日も笑顔と感謝で終え、そして大晦日まで、いろいろあったとしても、そうやって締めくくりたいです。(悲願必勝!!)
シーズン終了後のひげそり、リオのサンタ
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