「蜂と神さま」
蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町の中に、
町は日本の中に
日本は世界の中に
世界は神さまの中に。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂の中に。
金子みすゞ
◇
蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町の中に、
町は日本の中に
日本は世界の中に
世界は神さまの中に。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂の中に。
金子みすゞ
◇
ちっぽけな蜂の中に神様がそして、世界の中に神様がおられる。
ですから、きっと神様はちっぽけな私の中にもいるのです。
私の家や家族に、そしてローカルな身近な生活の中にも、日本にも、そして小さな国にも大きな国にも。
そもそも神様には、どこの国かということは関係あるのでしょうか?
だから、世界中に神様はおられるし、小さな私、小さな誰かの中にも神様はいるのでしょう。
これはひとつのサイクルです。必ず下までいったら、↑で上に戻るのです。
エンドレスです。
この詩を読んだ時、思い浮かんだものが二つありました。
どれも同じようにエンドレスの循環を感じさせるものでした。
ひとつは内村鑑三の墓碑にもなっている有名な言葉、そしてもうひとつは、子どもに読んであげていた絵本の言葉です。
◇
我は日本のため
日本は世界のため
世界はキリストのため
そして万物は神のために
内村鑑三
◇
我は日本のため
日本は世界のため
世界はキリストのため
そして万物は神のために
内村鑑三
◇
ぼくはきみがすき
ぼくは いぬがすき
だから だきしめるの
……だけど
いぬは ねこが すき
だから おいかけるの
だけど ねこは……
ひよこが すき!
だから まちぶせするの
だけど ひよこは ちょうちょが すき
だから とびはねるの
……だけど
ちょうちょは ひまわりが すき
だから とまるの
……だけど
ひまわりは おひさまが すき
だから ついてまわるの
……だけど おひさまは……
みんな みんなが すき
だから みんなを あっためるの
いもとようこ
◇
ぼくは いぬがすき
だから だきしめるの
……だけど
いぬは ねこが すき
だから おいかけるの
だけど ねこは……
ひよこが すき!
だから まちぶせするの
だけど ひよこは ちょうちょが すき
だから とびはねるの
……だけど
ちょうちょは ひまわりが すき
だから とまるの
……だけど
ひまわりは おひさまが すき
だから ついてまわるの
……だけど おひさまは……
みんな みんなが すき
だから みんなを あっためるの
いもとようこ
◇
神様というのは、おひさまのように、生きとし生けるものすべてを温め、照らしてくれるものなのではないでしょうか。
見えない神様の愛は、お日様のように私たちを照らし、温めてくれる…。
そして、どんな小さなものの中にも、神様はおられるのでしょう。
ありがとうございます
感謝します
愛しています
写真は:横浜公園 チューリップ 懸橋
by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います
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