今年も寒くなってきました。
風邪やインフルエンザなどに、かかりやすい季節にもなりました。
今日からは、どうして風邪にかかるのか、その原因と克服法を、私たちの心、メンタルな面からシリーズでお話してみたいと思います。
私たちはそれぞれの地域の人が、平等におんなじお天気を頂いています。そのお天気をどう捉えるかによって、病気になるかどうか決まるようなのです。
同じ状況でも、物事の捉え方で、病気になったり、健康を保ったりするということです。
雨が降っても、雪が降っても、私たちが泣こうが叫ぼうが、多分お天気に影響はありません。
泣いて叫んでも雨は止みませんし、泣いて拝んでも雨は降りません。
けっこう無駄な努力をしている上に、病気まで引き寄せているとしたら…。
バカみたいですよね
病気になる原因はいくつかあるでしょうが、風邪をひく時、例えば寒かった、冷やすようなことをした、睡眠不足だった、などの体に負担をかける要因もあるでしょうし、ストレスになるようなことがあったというような、精神的な原因も絡んでいたりします。
「病は気から」というように、健康な人は、まず心が健康であることが大きな要因です。
丈夫で健康な人が、寒い真冬に雨でびしょ濡れになってしまったとしても、少し温まって、食べて一晩寝れば、ケロッと元気で起きられますが、ちょっと体の弱い人は、同じ条件でも高熱を出したり、風邪をひいても、なかなか治らなかったりします。
また、心に悩みを抱えた人や、大きなストレスを受けている人も、病気になりやすいようです。
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「病は気から」ということをもっと研究すると、性格によっても、かかりやすい病気があるようなのです。
ストレスを受けると病気になりやすいというのは、モルモットなどを使った研究も進んでいますが、ストレスをモロ受けやすい神経質な人、物事を受け留めにくい人は、胃に来ます。
「胃炎」は受け止めたくないようなことがあった時に起こりやすく、「消化不良」というように、下すこともあります。
同じストレスでも、心配性で考えなくてもいいことまで心配してしまう人は、心臓に来やすいといいます。
また、怒って機関銃のように小言を言ったり、文句や、不平不満ばかり言っている人、感情的になりやすい人は、首の病気や呼吸器などを痛めやすいのです。女性が首のリンパあたりをやられやすいのは、そいうことからも来ているのでしょう。
そして、ストレスがあっても、忍耐強く我慢してしまい、自分で全て背負ってやってしまうような人は、癌になりやすいといいます。
そういう人は、とても責任感が強く、あきらめない反面、柔軟さに欠け、頑固ともいえます。
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周りの人を思い浮かべてみてください。当てはまったりしませんか?
食べ物や、生活環境も大きいのですが、心というのはいつも私たちと一緒にいて離れることがありませんから、環境的なものよりも大きい場合もあるのです。
では、心が風邪をひく時とはどんな時でしょうか?
ただの肉体的な風邪の場合は、温かくして栄養と水分と休息を摂れば、比較的簡単に治るでしょう。
ただ、たかが風邪でも、心の原因が大きく関わっている場合もあるのです。
そのあたりは、また明日、お話しましょう。
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