☆毎月25日は 尾崎豊の
メモリアル・デー(月命日)☆
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先月はブログをお休みにしていたのですが、尾崎豊で検索すると、上位に、この夏公開された「ホットロード」という映画が掛かってきます。
ちょうど1980年代を舞台にした少女マンガが原作ですが、「OH MY LITTLE GIRL」が、ぴたっとはまっていましたね。
この曲は、以前ドラマの主題歌にもなりましたが、ラブソングですし、古さを感じさせません。
さて、この「ホットロード」、この主人公の女の子は、自分が愛の中で望まれて生まれてきたのではないと知って、アイデンティティを持てず、不良グループと関わるようになります。
家庭の愛、親子の愛がうまくいっていないと、問題行動を起こす、という典型のようなお話です。
その中で、若い男女の愛が、美しくせつなく描かれているわけです。
◇
ある意味、尾崎豊が求めていたものと、ホットロードの主人公たちが求めていたものは、重なるのかもしれません。
「愛」を求めていたのでしょう。
壊れやすい愛ではなく、絶対に自分を許し、受け止めてくれる愛。
真実の愛です。
変わらない愛。
お互いのために、生命をも掛けられる愛。
愛は誰でもほしいものですが、簡単には得られませんね。
人を愛し、受け止め、犠牲になれるほどのものがなければ、本当の愛とはいえませんが、それは、求めても得られません。
求めすぎると、悪魔の声を聞くことにもなります。
真実の愛は、自分が愛さなければ得られないのに、悪魔との交渉で、うまく手に入れたつもりになっていると、足元をすくわれます。
麻薬を使って幻を見ようとしたり、お金で買おうとしたり、不倫の愛に逃げてはいけないのです。
また、「ホットロード」もそうですが、良心にそむかない正しい生き方をしないと、その愛が犠牲になることになります。
愛する人を愛せなくなるそんな状況を生むのは、彼らのしていることがよくないことだから。行けば行くほど、道が塞がっていくのです。
尾崎豊さんを責められませんが、彼は、真実の愛を求め続けながら、どこかで悪魔との交渉に応じてきてしまったのではないか、とも思うのです。(憶測ですが。)
家庭の幸せを得て、絶頂の時にもかかわらず、まだ満たされることなく、焦燥感にかられ、薬をやめられなく、結局は、寿命を縮めることとなったのではないか、と思うのです。
◇
彼の音楽と、尾崎豊という存在のエンターティナー性を含めて、彼の魂を最高に価値あるものとするためには、このような映画に使うのもいいのですが、利益を社会に還元する、例えば青少年たちに、芸術や、世界の美を知ってもらうような、そんなプロジェクトでも作って、社会貢献していくのがいいのではないかと思うのです。
そうしなければ、奥さんや息子さんもおられますし、会社法人となっていますが、尾崎豊という稀有な存在を、それ以上活かすことができないのではないか、と思うのです。
歌を通して、愛を伝えようとしていた彼ですから、若い人たちに向け、もっともっと夢と希望を与えたかったはずです。
きっとあと数十年は、大丈夫でしょうが、会社としてではなく、財団にでもしていくのがいいのでは、と思うのです。
彼について祈っていたら、そんな思いになりました。
彼を本当のカリスマにさせてあげてほしい。今のままでは、不成仏のままです。
写真は:駅前 夕焼けに戦闘機
by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います
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