世界中が熱狂的に盛り上がり、見守ったW杯も
ドイツ優勝で幕を閉じました。
なぜ、ここまで私たちを興奮させるのでしょうか
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人間において生きるとは、
ただ単に生きながらえることではない。
人間として生きるとは、何の為にこの命を使うか、
この命をどう生かすかと言うことである。
命を生かすとは、
何かに命をかけるということである。
だから、生きるとは命をかけると言うことだ。
命の最高の喜びは、命をかけても
惜しくない程の対象と出会うことにある。
その時にこそ、命は
最も充実した生の喜びを味わい
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何に命をかけるか。
君は何の為なら死ぬことが出来るか。
この問いに答えることが、
生きると言うことであり、
この問いに答えることが、人生である。
哲学者 吉村思風
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人間において生きるとは、
ただ単に生きながらえることではない。
人間として生きるとは、何の為にこの命を使うか、
この命をどう生かすかと言うことである。
命を生かすとは、
何かに命をかけるということである。
だから、生きるとは命をかけると言うことだ。
命の最高の喜びは、命をかけても
惜しくない程の対象と出会うことにある。
その時にこそ、命は
最も充実した生の喜びを味わい
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何に命をかけるか。
君は何の為なら死ぬことが出来るか。
この問いに答えることが、
生きると言うことであり、
この問いに答えることが、人生である。
哲学者 吉村思風
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ドイツ人にとってのサッカー、「国民の誇り」取り戻した救世主
私たちにとって、正しいことを知り、自分の目的をもつことは大切ですが、その心と行動が一致しない、言行一致ができない、それだと本当の意味で魅力がありません。
正しい目標を設定したら、目標に向かって命をかけ続けならないわけです。。
一流のアスリートたちの中に、それを見ることができます。
そこには、命懸けで目標に向かっていく、「命の輝き」を見るのです。
だから、W杯は燃えるのでしょう。
このサッカーW杯は、THE ワールド・カップともいえるのではないでしょうか。W杯と言えば、通常このサッカーのW杯を指すのですから。
他の種目にはオリンピックが最高のものもありますが、このW杯は別格です。世界中で五輪以上の盛り上がりを見せます。
ブラジルで見られたような負けた時の破壊行為はやめてほしいですが、優勝したドイツが、国の誇りを取り戻し、新生ドイツとして、立派に復興していく原動力としていくとしたら、この盛り上がりはいいことかと思います。
私も在欧時代、実際ドイツへの滞在期間は、ブルガリアに継いで長かったですから、その時接したドイツ人の気質を思い出します。
ドイツ人というのは、日本人と似たところもありますが、もっと厳格で堅いイメージが全体的なイメージとしてはあります。(ダメだというと、絶対ダメなんです…。)
スマートではなく、融通が利かないところはあるかもしれませんが、温厚で気さくな面もありますから、強く、頼もしい人たち、という印象を私は持っています。
そこに「クール」だ(かっこいい)というイメージが加わった今大会だったというのですが…。
確かに、最後のゲッツェの決勝ゴールは、爽やかクールでした。
第2次世界大戦での敗戦、ナチスの犯したことを罪と感じている彼らは、古い世代は、東西問題のしこりを引きずっても来ましたが、統一ドイツ以降に生まれた選手が大半になった今チームの快挙は、長い間のトラウマを完全に抜けたのではないでしょうか。
同じ敗戦国の日本は、いまだに9条の問題でこだわっていて、真の国際化は、これからという国の状況を映したW杯でもあったと、感じます。
とても不思議ですが、五輪やこのW杯は、国の課題や運勢を映す鏡のようになると感じるものです。
正しく誇りを持って歩み続けていくことが、本当の意味で「生きる」ということだと思うときに、私も、歩みを止めることなく、コツコツといくカメでもいいから、ブレないでいきたいと、覚悟を新たにしています。
言い続けることも、私の場合、行動の一つとみなしてはいますが、口だけに終わらず、真の言行一致も目指しつつ…(笑)。
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