〜春の「善行」大セール〜
「いいことをしましょう週間」
善悪の大決算期、ポイント10倍!!
「いいことをしましょう週間」
善悪の大決算期、ポイント10倍!!
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明日は春分の日ですね。
春分というと、昼と夜の長さが等しくなるということは知っていますが、調べてみると、その時刻は、毎年全然違うんですね。
今年の春分の瞬間は、3月20日16:57ということですから、明日じゃなくて、今日ということになります。
この春分というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つです。
もともと月の動きだけを元にした太陰暦は、実際の季節とのズレが起こり、農耕などにも不便だったので、太陽の運行を元にした二十四節気が徐々に取り入れられ、閏月などを作り、今のように整えられたといいます。
この二十四節気は、中国の気候を元に名づけられたもので、日本の気候とは合わない名称や時期もあるので、この他に土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などを取り入れて、日本の旧暦ができているといいます。
ですから、旧暦というのは、とても季節感が感じられるものとなっています。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、この頃から、だんだんと春に近づいていくことでしょう。
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春分の日といえば、お彼岸のお中日でもありますね。
お彼岸は、前後3日、全部で7日ありますが、お中日は特に、先祖に感謝する日なのだそう。
ただ単に、子どもは学校がお休みで、ぼた餅を食べる日かな、くらいに考えているかもしれませんが。
ちょっと、亡くなったお祖父ちゃんやお祖母ちゃんのために、感謝し手を合わせる日にしたいなと思いました。
また、お墓参りもいいでしょうが、このお彼岸の期間に善いことをするのは、小善が大善になるといわれるのです。善いことをするには、とてもよい期間、春の善行大セールというわけです。
反対に、悪いことはちょっとしたことでも大悪になってしまうのだそう。
善悪を決める決算時期、ともいえるでしょうか。ポイント10倍という感覚です。
ですから、「いいことをしましょう週間」となるのが、この春秋のお彼岸の時期といえます。
善行、徳行というのは、私たちの魂を浄めるとともに、先祖たちへの何よりの供養になるとか。
きっと、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが喜んでくれることでしょう。
身近な人に、笑顔と優しい言葉賭けをするところから。あとは、大小に関わらず、こころおきなく、よいことを広めていきましょう。
暦も含め、長い歴史の期間、私たちの先祖たちが絶やさず残してきた伝統というのは、現代を生きる私たちにも、バトンを継承する使命があるのではないでしょうか。
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