インターネットは
出会いと連帯の計り知れない
可能性を与えてくれる。
これは真に良きものであり、
神からの贈り物です。
フランシスコ法王
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出会いと連帯の計り知れない
可能性を与えてくれる。
これは真に良きものであり、
神からの贈り物です。
フランシスコ法王
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法王、インターネットは「神からの贈り物」◇
このニュースは、私も最初はSNSを通じて知りました。まさにインターネットによって、世界を駆け回ったのではないでしょうか。
法王も言われていますが、インターネットは、神からの賜物と言うべきものです。私たちは、どれだけ恩恵を受けているでしょうか。
善意で使えば、それは限りなく広がり、発展するでしょう。
しかし、法王も指摘されるように弊害もあります。
私が利用するフェイスブックでは、類は友を呼ぶというのか、いい情報交換ができるので、気持ちよく利用しています。セキュリティーもあるので、悪意の人がいない限り、快適につながっていくことができます。
しかし、ネットの中でも、いろんな考え方の人たちがいて、サイトが炎上するようなこともあるようです。批判に批判で答える、それが助長すれば誹謗中傷にもなります。
特に今、日韓問題は険悪な事態になっています。それはほとんど、反日派と、嫌韓家の闘いであって、大方の人たちはそこまでではないと思いますが、それぞれ日本人はまた韓国人は、人ではない、というかのような批判の応酬ごっこです。手がつけられません。
日中問題もしかりです。
日中に関しては思想の違いの問題もありますが、日韓はそれぞれの歴史を重要視する人たちが、相手の歴史や立場を理解しようとはしないために、堂々巡りになっているような気がします。
自分が正しいと譲らないので、喧々諤々、すごいことになってしまっているようです。
グローバル化が進めば、いろんな国の人々との関わりが出てくるわけで、違う点にこだわっていれば、いつになっても理解できずに、よい関係も作れないのではないでしょうか。
自分のしてほしいと思うことを相手にしてあげる、これは日本人だけでなく、世界共通に嬉しいことだと思うのです。
というわけで、分かる範囲で、法王のメッセージをどうぞ。
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人間は、より『小さい』世界に暮らしており、グローバル化に伴って離れた場所からでも隣人のようにコミュニケーションをとることができる。
グローバルな視点から見て、世界中に差別や貧富の差を生み出すことに、経済・政治・思想・宗教までもが加担しているのは事実です。
このような世界だからこそ、インターネットを通じて、家族の団結や人間の尊い人生を保証することができ、お互いを近くに感じられるのです。
インターネットは出会いと連帯の計り知れない可能性を与えてくれる。これは真に良きものであり、神からの贈り物です。
「臆せずデジタル世界の市民になろう。われわれのコミュニケーションが、痛みを和らげる薬と心を明るくする美酒となるように」
「よく思うことだが、もし通りに出て傷を負った教会と、自分の殻に閉じこもったきり出られない教会のどちらかを選ばなければならないとしたら、私は迷いなく前者を好む。
この『通り』こそ、人々が暮らしている世界であり、確実に、愛情を持って人々に接することのできる世界だ。デジタルの高速道路もその一つで、そこは傷ついた人々、救済や希望を求める男女であふれている」
「インターネットは知識を拡張してくれますが、家族や友人といった実在の隣人から孤立してしまう恐れもあります」
デジタル高速道路に単に『接続している』ことに甘んじ、そこを行き来しているだけでは不十分だ。つながりは、真の出会いへと深める必要があります。
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