矢作直樹先生の著書に紹介された言葉を「自分を活かし相手を生かす13の『言葉』」として紹介してきました。
それらには、「ありがとう」に代表される感謝の言葉、「大丈夫」など前向きに肯定する言葉があります。
今日紹介するものは、言われて気持ちのいい言葉であり、相手を認め、褒め、喜ばせる言葉といえるでしょうか。
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「頼りになるね」「楽しそうだね」
「なのね法則」を上手に利用する
「頼りになるね」「楽しそうだね」
「なのね法則」を上手に利用する
私たちが言われて嬉しい言葉は、世の中のほとんどの人が言われて嬉しい言葉です。
言われて嬉しい言葉の一つに「頼りになるね」というフレーズがあります。
基本的には世代を問いませんが、特に若い人にとってこの言葉はくすぐったくもあり、同時に力のみなぎる言葉でもあります。
何かの拍子に「頼りになるね」と言われると、自分の意識の中でひっそりと膝を組んで座っている「自信」が立ち上がります。
褒められた経験が次の意欲を生み出す源泉となるのです。
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世代を問わずその場の雰囲気を明るくする言葉に、「楽しそうだね」というフレーズがあります。
楽しそうだね、と言われた途端、その場の全員がしょげ返ることはありません。
矢作直樹
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
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先回ご紹介した「なのね」法則も、すぐに活用できるのではないでしょうか。私もすでに、多用する習慣がついています。
「頼りになるね」「頼もしいね」これは、うつむきがちな自信のない人を、変えてしまいそうな言葉ですね。
また、「楽しそうだね」という言葉、これも意外によいフレーズだと思いました。
人に対しても使えますが、いろんな場所や状況に対しても使えます。
言葉は言霊。「楽しそうだね」「楽しいね」と言ったら、今までより更に輝きを増し、楽しいものになるのではないでしょうか。
そう考えたら、楽しい瞬間が増えていきそうな気がします。
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