クリスマスというのは、
本来、キリスト生誕を祝うものでした。
しかし、イエスの誕生日は、
実は正確にはわかっていないのです(!)
本来、キリスト生誕を祝うものでした。
しかし、イエスの誕生日は、
実は正確にはわかっていないのです(!)
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今夜はクリスマスのイヴイヴですね。
昨今、日本なりのクリスマス・ムードというのも出てきました。都会はイルミネーションがどこもかしこもきれいで、中心街だけでなく、住宅街でも見られるようになって来ました。光りすぎてる気もしますが…。
さて、イエス・キリストの誕生日は、12月25日ではない、というのが本当らしいのですが、もうちょっと遅く、おそらく1月の初旬頃が正しいのではないかという説があります。
ではなぜ12月25日を祝うようになったかといいますと、この日は、もともとローマでキリスト教が国教になる前に盛んだったミトラス教(ミトラ教)の冬至の日に当たります。
その行事とクリスマスとが一緒になったものと考えられています。
10月末のハロウィンも、ケルトの精霊のお祭りと一緒になってしまったということですから、さもありなんという感じですね。
紀元が定められたのもイエスの誕生を基準にしたにも関わらず、彼は紀元前4年生まれというのも、不思議です。大切なことなのに、いい加減です。
イエス・キリストというのは、その生涯をあまり知られていなかったのでしょうね。
世界史を勉強すると、半分はキリスト教の歴史と通じてしまうくらい、切っても切れないのですが、イエス・キリストのことはただの点に過ぎませんでした。
日本では年表に乗っている意外、詳しいことは学習する機会はないかもしれませんね。
特にクリスマス前になると、増えてきますが、ヨーロッパの町々にはイエスの生誕にまつわる飾りつけというのが、至るところにあります。
イエスの生誕の場面には、聖母マリアと飼葉おけの中の美しい御子、寝ているヨセフ、馬小屋の家畜、羊飼い、東方の三博士などが全てがモチーフとして、時に一緒に描かれています。離れたところにいたはずの老女アンナも、若い女性として登場していたり…。
この場面自体が、とても厳かで、もったいない、おめでたいこととして描かれているんですね。
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新約聖書に書かれているイエス・キリストの誕生の物語というのは次の通りです
イエスの母マリアが、
ヨセフと共にベツレヘムという地に滞在していた間に、
月が満ちて、その子は生れ落ちた。
客間には彼らの場所はなく、馬小屋で出産し、飼葉おけの中に寝かされた。
聖なる子供が生れ落ちた知らせは、信仰の深い人たちに告げられた。
まず、この地方の羊飼いたちに、天使が現れて、救い主の誕生を告げた。
また8日を過ぎ、エルサレムに割礼のために訪れた際、
シメオンとアンナという信仰深い人が、
それぞれ精霊が告げた言葉を伝え祝福したという。
東方の三人の博士たちが、
「ユダヤ人の王となる方が生まれた印である星を見たので、
その方の誕生をお祝いしに来ました」
とヘロデ王に謁見したが、
ヘロデ王は博士たちにその子が見つかったら知らせるようにと告げる。
博士たちは、星に導かれてそこまで行きついた。
(導いていた星はその上に留まったという。)
そして、母マリアの側にいる幼子を見て、
ひれ伏して拝み、
宝の箱から、黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。
彼らはヘロデ王には知らせずに自国に帰っていった。
ヨセフの夢に天使が現れ、
ヘロデ王が子どもを狙っているので、エジプトに逃げるように教えた。
ヘロデは、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子を、全て殺させたという。
ヨセフと共にベツレヘムという地に滞在していた間に、
月が満ちて、その子は生れ落ちた。
客間には彼らの場所はなく、馬小屋で出産し、飼葉おけの中に寝かされた。
聖なる子供が生れ落ちた知らせは、信仰の深い人たちに告げられた。
まず、この地方の羊飼いたちに、天使が現れて、救い主の誕生を告げた。
また8日を過ぎ、エルサレムに割礼のために訪れた際、
シメオンとアンナという信仰深い人が、
それぞれ精霊が告げた言葉を伝え祝福したという。
東方の三人の博士たちが、
「ユダヤ人の王となる方が生まれた印である星を見たので、
その方の誕生をお祝いしに来ました」
とヘロデ王に謁見したが、
ヘロデ王は博士たちにその子が見つかったら知らせるようにと告げる。
博士たちは、星に導かれてそこまで行きついた。
(導いていた星はその上に留まったという。)
そして、母マリアの側にいる幼子を見て、
ひれ伏して拝み、
宝の箱から、黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。
彼らはヘロデ王には知らせずに自国に帰っていった。
ヨセフの夢に天使が現れ、
ヘロデ王が子どもを狙っているので、エジプトに逃げるように教えた。
ヘロデは、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子を、全て殺させたという。
クリスチャンじゃないから関係ない、かもしれませんが、知っていて見る方が興味深いものです。
日本人は、イエス・キリストがフルネームのように思っている人が多いかもしれませんが、キリストというのは名前ではなく、救世主(救い主)という意味です。
クリスチャンたちは、彼を神の息子と呼び、預言者の中の預言者、彼の十字架のゆえに、自分たちも救われると信じています。
どちらにしても、イエス・キリストは普通の人ではありません。
日本人なら、神として菅原道真も、徳川家康も祀るくらいですから、イエスにあやかるのも、もっとすごいことかもしれません。
誕生日は正確には12月25日でなかったとしても、静かに祈るのにふさわしい日だったのですから、そうしてみるのが、一番得策でしょう。
もう、キリスト教徒だけのクリスマスではありません。私たちも、祈ることによって、クリスマスの恩恵をゲットしたいですね。
ちょっと前倒しだったようですが、イエス・キリストの誕生日祝いということには違いありません。
死後2000年以上経っても、世界中で生誕を祝っている人は、ほとんどいませんから、祝った人の延べ人数などを考えると、歴史上最大の大物なことは確かです。
クリスマスには、楽しい事がいっぱいで、クリスチャンでない人も、関わりをもてない人はいないでしょう。ほんの少しでも、イエス・キリストのことを思い出してみるのもいいのではないかと思います。
写真は:イタリア山・キャンドルナイト。
by (C)芥川千景(漂流中)さん
山手西洋館 世界のクリスマス2011 外交官の家 (アイルランド) 1
by (C)ひでわくさん
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無断転用はご容赦願います
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