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2013年06月11日

「またね」と言えば、必ずまた会える?! *自分を活かし相手を生かす13の『言葉』?! 〜矢作直樹「お別れの作法」より


2013.06.10 和泉川 スズメ 幼鳥


矢作直樹さんの『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』から、「自分を活かし相手を生かす13の『言葉』」ということでお話してきました。
今日は「またね」「またお会いしましょう」を取り上げます。



「またね」「またお会いしましょう」 
「また」にかけられた*3つの再会


私たちが普段「またね」と告げるのは、「また会おうね」という意味ですが、そこには「必ず再会しましょうね」という深意があります。

元気にまた再会できればいいのですが、人生は何が起こるかわかりません。必ず会えるという保証はどこにもないのです。死は意外と誰の身近にもあります。
人の生死の境目ほどわからないものはないと言えます。
だからこそ、「またね」なのです。

「またね」という言葉には再会願望が込められています。
一つ目は、次の機会にどこかの場所でね、という願望。
二つ目は、もし亡くなっていても、あの世でね、という願望。

普段、何気なく使っていますが、そこで交わしているのは私たちの想像以上にスケールの大きな約束なのです。

ハリー・エドワーズは、死ぬ直前に「See you!(またな!)」と言ったそうです。

*またねという言葉の上品形に「ごきげんよう」があります。
目上に対しても目下に対しても使えてまったく失礼にならない言葉。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」という一日のすべての挨拶を内包する。
漢字で書くと「御機嫌よう」。「よう」は「良く」の派生。
美しい日本語を廃れさせないためにも、ぜひ使ってみてください。

矢作直樹
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より



「自分を活かし相手を生かす13の『言葉』」として、毎回3つ4つのフレーズをまとめてお伝えしてきましたので、あと3つ残っていたのですが、今日は一つだけに絞ってお伝えしました。(出し惜しみです。)

今日紹介した「またね」は、一般的にもよい言葉だと思いますが、「お別れの作法」的な、よい別れ、よい送りをするためという観点でも、とても優れた言葉だと思います。

本で紹介されているハリー・エドワーズという人は、20世紀最大のスピリチャル・ヒーラーと呼ばれた人だったそうです。
臨終の場で、「See you!」は粋だなと思いますが、実際、good-byよりも普段はSee youをよく使うのではないでしょうか。ドイツでは「チュース」。イタリアの「チャオ」は日本の「こきげんよう」のように、会った時も、別れる時も使いますね。

私たちも普段、「さようなら」という言葉も使わないわけではありませんが、「じゃあね」「またね」と言うことが多い気がします。

「ごきげんよう」は確かによい言葉だと思いますが、ちょっとお上品すぎて、今のところ言い慣れない自分が悲しいです。いつか使いこなせるようになりたいと、思いました。

「またね」という言葉は再会を約束する言葉だということ。未来を約束する言葉なんですね。

毎日家族を送り出す時の、「行って来ます」「行ってらっしゃい」、とともに「またね」を毎日繰り返して行きたいですね。


今日もいい一日を

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写真は:スズメ 幼鳥
by (C)ひでわくさん
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「また」にかけられた3つの再会とあるように、実は、矢作先生は三つ目の再会として、次の生(転生)の再会を上げておられるのですが、その部分は割愛させて頂きました。
生まれ変わり、輪廻転生というものを信じる風潮は古今東西、また特に日本では根強いものがあるかと思いますが、結論を言えば、あの世はあっても、生まれ変わりはありません。(生まれ変わりに見える現象はあるのですが。)これについては、また別の機会にお話したいと思います。


矢作直樹(やはぎ・なおき)
東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長。
1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、外科、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より現職。
2011年、初めての著書『人は死なない』(バジリコ)が7万部を超えるベストセラーとなり、話題となる。


kuri-maの参考記事
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