大切なのことは、
人間として尊厳を持つことです。
体が飢えるよりも、
心や愛の飢えの方が重病です。
マザー・テレサ
◇
人間として尊厳を持つことです。
体が飢えるよりも、
心や愛の飢えの方が重病です。
マザー・テレサ
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インドというと最近は、性犯罪のニュースばかり取り上げていたような気がしますが、最近のインドのニュースをあげてみました。
バスには定員オーバーの乗客があふれ、しばしば転落などの大事故を起こす。
人口の増加に歯止めが掛からないその中で、新生児の死亡が依然高い…。
何もかも整わないそんな中で、大勢の人が生きています。今世紀の後半には、少子化の日本に代わって、アジアの中心になるだろうとも予測されています。
日本も戦後の混乱の時期には、自慢にならないような、悲惨なことが各地で起こっていたとも思うのです。
100万人を越える都市が70もあるというインド。
カルカッタ(コルカタ)という東海岸の大都市で活動したのがマザー・テレサです。(人口約1500万、ムンバイ、デリーに次ぐ3位)
インドの大都市には大金持ちも住んでいるのですが、大きなスラム街があります。ひとくくりに貧民層といっても、いろんなレベルがあるようです。
またインドではヒンズー教徒が多く(82%)、イスラム教徒(12%)との勢力争いで、暴動などが起こる現状だというのですが…。
◇
『あの人たちもお腹を空かせているんです』
『あの人たちもお腹を空かせているんです』
ある日のことです。
一人の男性がマザー・テレサを訪ねて来て、言いました。
「ヒンズー教徒の家族がいるのですが、
その家には八人ほどの子どもがいて、
長い間、何も口にしていないのです」
マザーはとりあえず、夕食のために用意してあった米を持って、
その家族のところに出かけていきました。
そこには、栄養失調でやつれはてているために目が飛び出して見え、
お腹が異様にふくらんでいる小さな子どもたちがいました。
お腹を空かせている子どもを見ることほど、
母親にとってつらいことはありません。
母親はマザーに手を合わせて感謝しました。
マザーは、さっそく米を炊いて子どもたちに食べさてやるのかと思いましたが、母親はその米を二つに分け、そのうちの一つを持って出かけてしまったのです。
しばらくして彼女が帰って来たときに、マザーは尋ねました。
「どこへ行かれたのですか? 何をしに行かれたのですか?」
するとその母親は答えました。
「あの人たちもお腹を空かせているんです」
あの人たち? それは、隣に住むイスラム教徒の家族のことだったのです。
そこにも同じくらいの子どもがいて、いつもお腹を空かせていました。
そのことを彼女は知っていたのです。
彼女は自分の子どもが極限までお腹を空かせているにもかかわらず、
他のかわいそうな人にも分け与えたのです。
自分の痛みとなるまで、分け与えたのです。
その家族はとても貧しかったのですが、与える喜び、
そして分かち合う喜びに満ちていました。
母親のしたことの意味が分かったのでしょう。
どの子どもの顔にも、きらきらと笑顔が輝いていました。
私たちが互いに愛し合うこと。 自分から先に愛すること。
自分が傷つくまで愛すること。
その素晴らしい価値を、マザー・テレサはこの母親に教えられ、強く励まされたのでした。
マザー・テレサも、まわりの人から愛することを学んできたのです。
中井俊已著『マザー・テレサ 愛の花束』PHP研究所
(いい話の広場より転載)
(いい話の広場より転載)
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ない中にあっても、人に分け与える喜び。お母さんの行為を知り、子どもたちの目が輝いた、というのがいいですね。
写真は:ジャンシー駅景 1
オルチャ遺跡 噛み煙草屋
(いずれもインド北部)
by (C)ひでわくさん
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