大丈夫…!
何とかなるさ…!
やってみたら…!
それでいいんだよ…!
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何とかなるさ…!
やってみたら…!
それでいいんだよ…!
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「自分を活かし相手を生かす12の『言葉』」、今日は「大丈夫」「何とかなる」「やってみたら」「それでいいんですよ」という言葉について、紹介します。
これらは、プラス思考になる肯定的な表現です。こういう言葉を折につけ使うようにして、よい人間関係や、前向きな気持ちにつなげていきたいですね。
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「大丈夫」
安心感・信頼感を持つきっかけ
「大丈夫」
安心感・信頼感を持つきっかけ
「丈夫」という言葉の語源は「立派な男子」という古代中国語ですが、日本に渡ってきた後、それに派生して「間違いない」「確かである」「しっかりしている」という意味を持つようになりました。
「大丈夫」と口にする人は、楽天的思考の持ち主が多いように感じます。現在に対する過剰な不満、未来に対する過剰な不安、そういうものをあえて持たないようにする技術、私たち皆ができる思考です。
よい言葉にも悪い言葉にも、自分や周囲をそうだと思い込ませるパワーだけでなく、「次の方向」を決める影響力があります。言葉が次に起こる現実を作り出すわけです。
だから、「大丈夫だよ」と言われたら、「そうだね、大丈夫だね」と返すのが、何事もうまくいくためのコツです。
まずは、相手を信頼してください。相手を信頼できなければ、相手もあなたを信頼できません。自分の発する「気」はすぐに相手に通じます。
*皆さんが、苦手な相手を想像してください。何かストレスのかかる言い方をされたら、「大丈夫」と優しく答えましょう。
このひと言には、「私は私で見えないネットワークに守られていますから、どうぞご心配なく」という意味がこめられています。
また、折に触れて「大丈夫ですか?」とできるだけ丁寧に尋ねることが肝要です。その言葉の中には、相手を気にかける心がそこにあるのです。
大丈夫ですか、と気にされた人は、相手に対する信頼感を増大させ、安心感をもつきっかけを得ます。そして、これまでのようなマイナスな関係が徐々に消えていくと思います。
ギスギスした物言いの最大の原因は「恐れ」です。「大丈夫?」という問いかけには恐れを縮める効果があることは間違いありません。
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「何とかなる」
恐怖感やマイナスのイメージが手放せる
「何とかなる」
恐怖感やマイナスのイメージが手放せる
類語には「どうにかなる」がありますが、いずれも現状を深刻に考えず、大丈夫だよ、心配しないで、という前向きな視点があります。
判断や決断を迫られた立場の人にとっては、力をもらえるフレーズです。
また、不安を幕で覆うようなイメージがありますし、「万が一間違っていても、また考えればいい」というニュアンスも隠されています。
沖縄の「なんくるないさ」は、「正しいことをしているなら、何とかなるさ」ということで、どことなく「人事を尽くして天命を待つ」という言葉に近いものを感じます。
「何とかなる」「どうにかなる」「なんくるないさ」というフレーズには、「もしも〇〇だったらどうしよう」といった恐怖感やマイナスのイメージを、思い切って手放す気持ちが込められます。
*潜在意識で「どうせできない」と思い込んでいると、何度やってもできない場合があります。
その意識を変える第一歩は、達成したときの場面、状況、幸福感、周囲の声などを、できるだけリアルに想像することです。
幸せな場面を想像するほど、人は暗示にかかり、その方向に沿って自分の思考や行動を変えることができます。
その時に、「何とかなる」という言葉のお供としてイメージしてほしいのが、「うまくいく」というフレーズです。
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「やってみたら」
心残りを消す言葉
「やってみたら」
心残りを消す言葉
「やってみたら」「やってごらん」は、行動を後押ししてくれる代表的な言葉です。
やってみたら、やってみようかと笑顔で返すことで、お互いの心残りは消えます。
この言葉は、ある程度の余裕がないとなかなか口にはできません。ですから、心に余裕がない生活ではいけません。
ちなみに、余裕は金銭からは生まれません。「生きていることへの感謝」から生まれるものです。
「やってみたら」という言葉には、「あなたを応援しているよ」という大きなサポートの意思があるのです。
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「それでいいんですよ」
人生のさまざまな学びに対する感謝
「それでいいんですよ」
人生のさまざまな学びに対する感謝
身近な人に愚痴を言う人がいるでしょう。
言われた人は、単に同調するだけでなく、会話のどこかで「それでいいんですよ」「それでいいんじゃないかな」というフレーズを入れて、お互いが納得できるような関係こそ、素晴らしい関係だと感じます。
なぜなら、人生で起きたことはすべて、偶然ではなく必然的におきているからです。その人になんらかの必要性が生じたために起きているのです。
体と霊性がバランスをとろうとして生じていることがほとんどです。だからこそ「それでいい」と言える余地があるわけです。
起きたことは、すべて「学び」です。嫌な出来事でも、学べたことに感謝を送ることが大切です。
赤塚先生の『天才バカボン』のパパの口ぐせは、「これでいいのだ」でした。いいことも悪いこともすべて「いいのだ」と言い切ってしまう潔さには、人生の醍醐味が集約されています。
矢作直樹
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
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この本「お別れの作法」の趣旨に関連した内容についても、こんな風に大切な人を送ったらいいんだ、というヒントが、分かりやすい例として書かれていますので、掲載しておきます。
「やってみたら」
病気で療養中の方が、旅行に行きたいと家族に申し出ることもあります。こういう状況で何よりも大切なのは本人の希望です。最期にやっぱり叶えてあげたい、と感じるなら、どうしたら安全に行けるか、という方向で議論することが先決でしょう。
周囲の人と力を合わせ、できるだけ叶えてあげる方向で行動してみてください。残された家族には一つの後悔も残らないと思います。
子を亡くされた親御さんなどの中に、「あの時、やりたいと言っていたことをやらせてあげればよかった」と悔やみ続ける人が多いのも事実です。
だからこそ、やってみたら、やってみようかと笑顔で返すことで、お互いの心残りは消えます。◇
「それでいいんですよ」
老親が余命いくばくもなくなり、「ずっとそばにいればよかった」と、口にされる方もいますが、終生、親と暮らすのが親孝行ではありません。
いつまでも悔やみ続けるくらいなら、最期の時までたくさんの会話をすればいいわけです。
旅立ちのエネルギーとしてあげるため、笑顔を見てあげてください。また、皆さんの笑顔を見せてあげてください。
会話ができるのも限られた時間かもしれませんが、思い出を共有することで「これでいいんじゃないか」と実感できると思います。
矢作直樹
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』
第四章「幸せなお別れを約束する言葉」より
矢作直樹(やはぎ・なおき)
東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長。
1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、外科、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より現職。
2011年、初めての著書『人は死なない』(バジリコ)が7万部を超えるベストセラーとなり、話題となる。
kuri-maの参考記事
「ありがとう」!「助かります」!「おかげさま」!! 自分を活かし相手を生かす13の『言葉』?! 〜矢作直樹「お別れの作法」より
自分を活かし相手を生かす12の「言葉」?! 「お別れの作法」その3
成仏を心配するのはルール違反?! 「お別れの作法」その2 《霊界ってあるんでしょうか》番外編4
「あの世」と「この世」をつなぐ「お別れの作法」とは?《霊界ってあるんでしょうか》番外編3
米で反響を呼ぶ、エリート神経外科医の見た死後の世界 《霊界ってあるんでしょうか》番外編2
天国からの「お迎え」後、安らかな死を迎える人たちが40%越?! 《霊界ってあるんでしょうか〜番外編》
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