美しいお菓子のような人間になるということは、
ホンモノとニセモノの見わけのつく、
確かな目と心をもった人間になることだ
西村滋
『お菓子放浪記』より
◇
ホンモノとニセモノの見わけのつく、
確かな目と心をもった人間になることだ
西村滋
『お菓子放浪記』より
◇
結核で亡くなった母の姿は
鬼そのものでした。
荒んだ生活、少年院にも入った少年を
変えさせたものとは…
母の真実の思い、
真実の愛でした。
今日は、以前から用意していた感動エピソードを、ご紹介します。
「心に響く小さな5つの物語」という本の中にも紹介されていた、作家の西村滋さんの少年期のお話ですが、ご本人が話されているものがありましたので、抜粋します。
僕は幼少期に両親を結核で亡くしているんですが、
まず母が六歳の時に亡くなりました。
物心のついた時から、なぜか僕を邪険にして邪険にして、
嫌なお母さんだったんですよ。
散々いじめ抜かれて、憎まざるを得ないような母親でした。
これは後で知ったことですから、
母は僕に菌をうつしちゃいけない、そばへ寄せちゃいけない、
という思いでいたようです。
本当は入院しなければいけない身なんですが、
そうなれば面会にも来させられないだろう。
そこで母は、どうせ自分は死ぬのだから、
せめてこの家のどこかに置いてほしいと父に頼み込み、
離れを建ててもらったそうです。
僕はそこに母がいることを知っているものですから、
喜んで会いに行く。
するとありったけの罵声を浴びせられ、
物を投げつけられる。
本当に悲しい思いをして、
だんだんと母を憎むようになりました。
母としては非常に辛い思いをしたんだと思いますよ。
それと、家には家政婦がいましてね。
僕が幼稚園から帰ってくると、
なぜか裏庭に連れて行かれて歌を歌わされるんですね。
(中略)
これも母が僕の歌を聞きながら、
成長していく様子を毎日楽しみにしていたのだと
後になって知りました。
僕はそんなことを知る由もありませんから、
母と死に別れた時もちっとも悲しくないわけね。
でも母はわざとそうしていた。
病気をうつさないためだけじゃない。
幼い子が母親に死なれて泣くのは、
優しく愛された記憶があるからだ。
憎らしい母なら死んでも悲しまないだろう。
また、父も若かったため、
新しい母親が来るはずだと考えたんでしょうね。
継母に愛されるためには、
実の母親のことなど憎ませておいたほうがいい、と。
それを聞かされた時は非常にびっくりしましたね。
西村さんは、お父さんも亡くし、そんなお母さんの本心も知らず、荒んだ生活の後、少年院に入っていました。
お母さんのその話は、面会に来た以前の家政婦さんが話してくれたのだそうです。
札付きのワルが、その時から変わったのだということです。
私たちは偉大な人の影響も受けますが、実のお母さんの真心というものに勝るものはありませんね。
下に表題にもあるニュースを掲載しました。
本文とは全然脈絡はないのですが、
情報として
よろしければどうぞ
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