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2013年04月24日

チェチェン出身の兄弟がなぜテロ行為をしたのか?! 恨み、憎しみ、怒りを消さないと火種になる!! 《ボストン・マラソン爆発事件》


水は流れ、やがて。


理不尽なことがあったとしても、
被害者意識こそが自らの怒りの元凶なので、
持っていると、
いつまでたっても、怒りが再燃する

昨日の記事より)















容疑者兄弟の両親は、息子たちの犯罪が信じられないようです。父親は、FBIの陰謀だ、とも言っています。
確かに、母親の話にもあるように、兄は数年前からFBIに過激派組織とのつながりを疑われていますから、ボストンの事件でFBIがすぐに彼に目星をつけたとしてもおかしくはありません。陰謀説ではないにしてもです。

彼らはネットを通じて過激化していったのではないかという見方が強いようです。
アルカイダなどでは、米国支配とイスラム教が破壊されようとしているという考えに基づいて、プロパガンダが行われているとのこと。
そういうものに煽情されたのでしょう。

ボストンの事件で使用された爆発物を詰めた圧力釜は、イエメンを拠点とするアルカイダ系組織の「アラビア半島のアルカイダ(Al-Qaeda in the Arabian Peninsula、AQAP)」が発行している英語版の雑誌「インスパイア(Inspire)」で製造方法が掲載されていた。この組織は「ジハーディスト志願者」に自分の国を攻撃するよう奨励もしている。

 米国内のジハーディスト像に関するランド研究所の報告書著者、ブライアン・ジェンキンス(Brian Jenkins)氏によれば、「国産ジハーディスト」の74%がアメリカ国籍を持ち、そのうち49%が米国生まれ、29%が帰化した者だという。同氏はこのようなジハーディストの多くが「抱え持つ不満や怒りを(不特定多数と)共有・再確認できるインターネット上で、過激化への道を歩み始める」と分析している。


幼少時代に故郷などから追われると、後年、思想が過激化しやすくなるという傾向があるようですし、チェチェンにまつわる背景というのも、直接的ではなくても影響があるのでしょう。

共産政権下で、キルギスに強制移住から始まって、移民として苦渋をなめなければならなかった容疑者の家庭だったのでしょう。

兄は以前はオリンピックも目指したようなボクシングの選手、弟はレスリングの高校のオールスター選手で大学の特待生、そいういう才能がありながら、そういう意味で花開かせることのなかった人生、ということになりますね。

過激化に走らせたイスラムのその思想が問題、ではあるのですが、これはイスラム教の本来の思想ではないでしょう。イスラム教を利用したプロパガンダ。

強制移動させられた祖父母の世代や、チェチェン紛争の記憶のある両親、また彼ら兄弟も幼い頃から何度も移住を繰り返しています。

国がない、難民の生活というのはどれだけ辛かったでしょうか。
そういう中でも、明るく前向きに何も恨まずに生きている人たちもおられることでしょうが、背景そのものが恨みの強いものである以上、同じように恨みの強い思想背景に引かれていくのも、ある意味自然なことだったのかもしれません。

チェチェンは、イスラム教が盛んな国でしたが、ロシア帝国やソ連の圧政で、悲惨な境遇下に置かれた歴史があり、今でもテロの激しい国というイメージがあります。

推察するに、ツァルナエフ兄弟は、ロシアも米国も憎んでいたのではないでしょうか。

恨みや憎しみの背景というのは、こうやって能力のある若者を負の道に行かせる、そんな不穏なものを培養する空気なり土壌を作っていたのではないか、とも思います。

恨み、憎しみ、というものを持っていると、悪いものに利用されるんですね。恨み、憎しみを増長させるような、過激なイスラムのプロパガンダに煽動されてしまうことにも、なりやすいでしょう。

テロを憎む米国は、徹底的に排除し、攻撃しようとします。
9.11以降、拷問も行われたと明らかになっていますね。ビンラディンも殺害されました。

もちろん問題を起こす人たちが悪いのです。

しかし、それを、力で組み伏せようとし、そして、テロを行った人たちに対しては、徹底的に残酷なくらいにやっつけます。
感情が入っていますね。
憎しみに憎しみをもって報復しています。(私にはそう見えます。)

イスラム原理主義など、過激的な思想がいけない、といいますが、逆にアメリカのことを彼らは、「悪」だと思っているのではないでしょうか。

難しい問題ではありますが、彼らが自爆までしてテロ行為をしようとするのは、アメリカがイスラムを攻撃するから。アメリカを悪としているからです。

アメリカが完全ではないにしても、立派な国であると私なら思いますが、テロリストからすれば、アメリカほどの悪はないわけです。
ジハーディストたちは、テロ行為を悪だとは思っていません。アメリカはイスラムの敵。敵、味方となれば、相手は「悪」となります。

もともとは、恨みや憎しみという、種を持っていただけだったのでしょう。火がついたら、火種といいます。
恨みや憎しみは、心に起こったら、できるだけ早めになくしてしまわなければなりません。

昨日の「怒り」についてのお話と一緒で、深く息を吐き、笑顔を作り、自分たちの怒りの原因を検討して整理し、話し合い、前向きな答えを出していくのです。

どんなに辛い状況だったとしても、これからはうまくいく、これは私たちが大きくなるための試練であり、これをチャンスに変えるのだ、というように。

怒りを納めることはなかなか簡単ではありません。
子供たちは、些細なことで、けんかを抑えることができません。

被害者意識に立つとそれが毒になり、火種となり、自分を滅ぼす元となります。

容疑者の両親の様子を誰も責められませんが、そこにもいろいろ表れています。
両親は、息子たちのしでかしたことを謝るでもなく、FBIの陰謀だとまで言います。息子たちのことに責任を取ろうという姿勢はありません。ただの息子を愛する両親ではありますが…。
いつも、被害者意識を抜けきれず、何かのせいにしてきていたのではないか、と伺えます。

ボストンの爆発事件は、人の命を奪い、多くの人の健康な肉体を奪った、悲惨な事件です。それを起こした犯人は許されるべきではない、と思うのも当然かもしれません。

容疑者兄弟は、恨みや憎しみを納められず、何の罪もない人に、ぶつけました。
そして、今、彼らの憎むべき行為を、憎んで恨んで当然だとしても、やはりそういう思いは持ち続けたら、よくない、と思うのです。

当然とも言うべき、彼らへの怒りを鎮めるべきだと思います。簡単なことではないでしょうが。
しかし、こういう恨みの連鎖が続かないように、怒りが鎮火するように、心をこめて、祈っていきたいです。

関係者であれば、なかなかそのようにはなれないと思いますが、だからこそ、皆が慰労されるようにとも、祈ってやみません。


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2013年04月23日

イラッとした時の3つの対処法とは?! 枡野 俊明「怒らない 禅の作法」より


606194波紋 by MOVE RED.jpg


イライラや怒りの状態は、
静かな湖に小石が投げ込まれ、
波紋が広がっている状態に似ている。
心の波立ちも
そのまま放っておけばいつかは消える。




怒りを感じて爆発しそうになった時、イラッとした時、どんな対処をしていますか。
効果的な方法を、医師などの複数の本から探ってみますと、共通のものが挙がってきますが、私なりに整理してみます。

1 ゆっくりと息を吐く(深呼吸)

2 笑う。「つくり笑顔」をする。
  (脳がポジティブになり楽しい感情が生まれる)

3 ひとまずその場を離れる。(切り替え)
  (怒りの対象が目に入らない場所に行き、別の行動をする。)

4 怒っている内容を紙に書き出す。

5 プラスの言葉を自分に言い聞かせる。
  「座右の銘」や、よい言葉を唱える。書く。
  (「ありがとう」だけでも効果大。)


5は例えば、「大丈夫」「心配いらない」「これからはうまくいくはず」などのプラスの言葉や、ホ・オポノポノなどもいいですね。
口に出していうのは更にいいし、口に出しながら、その言葉を書くともっといいといいます。
写経が心を整えるのは、そういうことでしょう。

上の5つは即効性の高いものを並べてみましたが、時間の余裕や好みや習慣に合わせて、人に話してしまう(おしゃべり)、コーヒーや、おいしいものを摂る、気分転換に楽しいことをする、というようなことを日常でもしていることでしょう。

怒りは無理に抑えても、なくなりません。こういうようにうまく対処していきたいですね。



そして、もう一つ別の観点から、語っている本があります。禅僧、枡野 俊明さんの「怒らない 禅の作法」。

ある意味高次元かなという部分もありますが、やってみる価値はあるかと思います。

以下のサイトで紹介されていました。


その三つとは──

1 おなかからゆっくりと深く呼吸をする
2 湧いてきた怒りは、放っておく
3 被害者意識を消す


1つ目は、上にも上げました。呼吸を整えることは、気持ちを落ち着かせることになります。吸うことは意識せず、吐くことに集中して、ゆっくり長く息を吐いてみると、落ち着くのではないでしょうか。

3つ目は、発想の転換ですね。理不尽なことがあったとしても、被害者意識こそが自らの怒りの元凶なので、持っていると、いつまでたっても、怒りが再燃するんですね。早く捨てるしかありません。
そういう時は、相手の立場に立って考えたり、「自分を鍛えようとしているんだ」などプラス的な考えに切り替えていくのがいいようです。

そして、私が、はぁと思わされたのは、2つ目です。

湧いてきた怒りは、放っておく

 イライラしたり怒っている状態は、静かな湖に小石が投げ込まれ、波紋が広がっている状態に似ていると、著者の桝野さんはいいます。そして、待っていれば波紋が消えるのと同様、心の波立ちもそのまま放っておけばいつかは消える、とも。
 「怒っちゃダメ」「忘れなきゃ」と思うのは逆効果です。怒りを感じたら、無理にその感情を抑えつけようとせずに、目の前のことに集中するようにすると、波立っていた心が鎮まるはずです。


これが、究極的な怒りの対処方法なんでしょうね。これができれば、「怒り」をコントロールできたということになりますね。
最初にあげた方法(5項目)は、ある面、対処療法で終わる場合もあるかもしれませんが、この本の内容が高度と言ったのはそういう意味です
(2つめ、3つめは特に)。

イラッとすることは日常茶飯事の私ですから、これを思い出しながら、修行してみます。
呼吸と、作り笑いはどこでもできそうですから、すぐに試してみるとして、「沸いてきた怒りは放っておき」ながら納めることができれば、私も禅の心に一歩近づいたということでしょうか。。。

(冒頭の言葉は、
上のサイトの紹介をまとめたもので
枡野 俊明さんの本の中の
ままの言葉ではありません。)



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2013年04月22日

札付きの不良を変えさせたものとは?! 作家・西村滋、少年期の感動エピソード! ★ももクロ&安倍首相★世界の企業経営者が尊敬するリーダー、ベスト10etc.


真実の愛。


美しいお菓子のような人間になるということは、
ホンモノとニセモノの見わけのつく、
確かな目と心をもった人間になることだ


西村滋
『お菓子放浪記』より



結核で亡くなった母の姿は
鬼そのものでした。
荒んだ生活、少年院にも入った少年を
変えさせたものとは…
母の真実の思い、
真実の愛でした。

今日は、以前から用意していた感動エピソードを、ご紹介します。
「心に響く小さな5つの物語」という本の中にも紹介されていた、作家の西村滋さんの少年期のお話ですが、ご本人が話されているものがありましたので、抜粋します。


僕は幼少期に両親を結核で亡くしているんですが、
まず母が六歳の時に亡くなりました。
物心のついた時から、なぜか僕を邪険にして邪険にして、
嫌なお母さんだったんですよ。
散々いじめ抜かれて、憎まざるを得ないような母親でした。

これは後で知ったことですから、
母は僕に菌をうつしちゃいけない、そばへ寄せちゃいけない、
という思いでいたようです。
本当は入院しなければいけない身なんですが、
そうなれば面会にも来させられないだろう。
そこで母は、どうせ自分は死ぬのだから、
せめてこの家のどこかに置いてほしいと父に頼み込み、
離れを建ててもらったそうです。

僕はそこに母がいることを知っているものですから、
喜んで会いに行く。
するとありったけの罵声を浴びせられ、
物を投げつけられる。
本当に悲しい思いをして、
だんだんと母を憎むようになりました。
母としては非常に辛い思いをしたんだと思いますよ。

それと、家には家政婦がいましてね。
僕が幼稚園から帰ってくると、
なぜか裏庭に連れて行かれて歌を歌わされるんですね。
(中略)
これも母が僕の歌を聞きながら、
成長していく様子を毎日楽しみにしていたのだと
後になって知りました。

僕はそんなことを知る由もありませんから、
母と死に別れた時もちっとも悲しくないわけね。

でも母はわざとそうしていた。
病気をうつさないためだけじゃない。
幼い子が母親に死なれて泣くのは、
優しく愛された記憶があるからだ。
憎らしい母なら死んでも悲しまないだろう。
また、父も若かったため、
新しい母親が来るはずだと考えたんでしょうね。
継母に愛されるためには、
実の母親のことなど憎ませておいたほうがいい、と。
それを聞かされた時は非常にびっくりしましたね。


西村さんは、お父さんも亡くし、そんなお母さんの本心も知らず、荒んだ生活の後、少年院に入っていました。
お母さんのその話は、面会に来た以前の家政婦さんが話してくれたのだそうです。
札付きのワルが、その時から変わったのだということです。

私たちは偉大な人の影響も受けますが、実のお母さんの真心というものに勝るものはありませんね。

下に表題にもあるニュースを掲載しました。
本文とは全然脈絡はないのですが、
情報として
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