明けましておめでとうございます
世界ではいろんな新年の祝い方があるようです。ちょっと変わったものも紹介されていました。
フィンランドでは、溶けた鉛を水に入れて新たな年の行方を占う。冷えて固まった鉛の形が「船」のようであれば「旅立ちの年」を意味し、ボールのように丸く固まれば「吉」といった具合だ。
デンマークでは、みんなで椅子の上に立って年明けと同時にいっせいに飛び降り、新年に向かって文字通り「飛び込む」。また大みそかの晩のうちに友人の家の前に皿を投げつける習慣もある。元日の朝、自分の家の前に破片がたくさん落ちていればいるほど、その人は人気があると言われる。
オランダでは、野外にクリスマスツリーを集めて巨大なたき火をし、粉砂糖をまぶしたドーナツを食べる。幸運を呼ぶとして新年に丸い食べ物を食べる風習は多くの文化にある。
スペインでは、元日の午前0時を告げる鐘がなる前にブドウを1粒ずつ食べる。1粒1粒が12の月を表し、その月が「甘い」か「酸っぱい」かを占うという。
フィリピンでは水玉模様のものを身につけてどんちゃん騒ぎをする人がいるかと思えば、南米のいくつかの国では幸運を呼び込むために鮮やかな色の下着をつける。下着の色は赤ならば愛を呼び込み、黄色ならば金銭的な成功を呼び込むとされる。
欧米では、クリスマスほど新年は祝いませんが、やはりカウント・ダウンは最近の風潮で各地大盛り上がりですね。
しかも、できるだけ楽しく、その日だけは無礼講で、というところが多いようです。
日本では年越しは除夜の鐘を聞きながら、煩悩を数えつつその年をしみじみと振り返るというイメージもありますね。
年が明ければ初詣にいき、親しい人、大切な人にお年賀に行くというのが、長い間の慣わしだったと思います。
いつの間にか、派手なカウントダウンのイベント的な催しも増えてきたんですね。
また、初日の出という楽しみもありますね。
日本では、元旦である1日、また三が日、7日、15日、というように、お正月を祝う切れ目があるようです。古くは、一月のこと自体を正月と言っていました。
昔と今が入り乱れるお正月、伝統的なものも、新しいものも、いろいろあるかと思いますが、よい時間をお過ごしください。