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2012年12月16日

クリスマスはイエス・キリストの誕生日ではない?!《2012》


2012.11.25 汐留 カレッタ汐留 リュミエの森




クリスマスというのは、本来、キリスト生誕を祝うものでした。
しかし、イエスの誕生日は、実は正確にはわかっていないのです(!)
おそらく1月の初旬頃が正しいのではないかという説があります。

ではなぜ12月25日を祝うかといいますと、この日は、もともとローマでキリスト教が国教になる前に盛んだったミトラス教(ミトラ教)の冬至の日に当たります。その行事とクリスマスとが一緒になったものと考えられています。
10月末のハロウィンも、ケルトの精霊のお祭りと一緒になってしまったということですから、さもありなんという感じですね。
紀元が定められたのもイエスの誕生を基準にしたにも関わらず、彼は紀元前4年生まれというのも、不思議です。

イエス・キリストというのは、その生涯をあまり知られていなかったのでしょうね。

キリストというのは名前ではなく、救世主という意味なんですね。
世界史を勉強すると、半分はキリスト教の歴史と通じてしまうくらい、
切っても切れないのですが、イエス・キリストのことはただの点に過ぎませんでした。日本では年表に乗っている意外、詳しいことは学習する機会はないかもしれませんね。

ヨーロッパの町々にはイエスの生誕にまつわる飾りつけというのが、至るところにあります。新約聖書に書かれているイエス・キリストの誕生の物語というのは次の通りです

20100511_1248104_t.jpg
「キリスト降誕」 エドワード・バーン=ジョーンズ


イエスの母マリアが、
ヨセフと共にベツレヘムという地に滞在していた間に、
月が満ちて、その子は生れ落ちた。
客間には彼らの場所はなく、馬小屋で出産し、飼葉おけの中に寝かされた。
聖なる子供が生れ落ちた知らせは、信仰の深い人たちに告げられた。
まず、この地方の羊飼いたちに、天使が現れて、救い主の誕生を告げた。
また8日を過ぎ、エルサレムに割礼のために訪れた際、
シメオンとアンナという信仰深い人が、
それぞれ精霊が告げた言葉を伝え祝福したという。

東方の三人の博士たちが、
「ユダヤ人の王となる方が生まれた印である星を見たので、
その方の誕生をお祝いしに来ました」
とヘロデ王に謁見したが、
ヘロデ王は博士たちにその子が見つかったら知らせるようにと告げる。
博士たちは、星に導かれてそこまで行きついた。
(導いていた星はその上に留まったという。)
そして、母マリアの側にいる幼子を見て、
ひれ伏して拝み、
宝の箱から、黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。
彼らはヘロデ王には知らせずに自国に帰っていった。

ヨセフの夢に天使が現れ、
ヘロデ王が子どもを狙っているので、エジプトに逃げるように行った。
ヘロデは、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子を、全て殺させたという。


20100506_712267.jpg
エドワード・バーン=ジョーンズ 「東方三博士の礼拝」の場面
Edward Burne-Jones The Adoration of the Kings

 
イエスの生誕の場面には、聖母マリアと飼葉おけの中の美しい御子、寝ているヨセフ、馬小屋の家畜、羊飼い、東方の三博士などが全てがモチーフとして、時に一緒に描かれています。離れたところにいたはずの老女アンナも、もっと若く登場していたり…。

この場面自体が、とても厳かで、もったいない、おめでたいこととして描かれているんですね。

クリスチャンじゃないから関係ない、かもしれませんが、知っていて見る方が興味深いものです。

どちらにしても、イエス・キリストは普通の人ではありません。
日本人なら、神として菅原道真も、徳川家康も祀るくらいですから、
イエスにあやかるのも、もっとすごいことかもしれません。

誕生日は正確には12月25日でなかったとしても、
静かに祈るのにふさわしい日なんですから、そうしてみるのが、一番得策の日と考えてみましょう。
もう、キリスト教徒だけのクリスマスではないのですから。
ちょっと前倒しみたいですが、イエス・キリストの誕生日祝いということには違いないようですが、死後2000年以上経っても、世界中で生誕を祝っている人は、ほとんどいませんから、祝った人の延べ人数などを考えると、越える人が出るかわからないくらいの大物なことは確かです。

クリスマスには、楽しい事がいっぱいで、クリスチャンでない人も、関わりをもてない人はいないですから、ほんの少しでも、イエス・キリストのことを思い出してみるのもいいのではないかと思います。

2011.12.19 山手西洋館 世界のクリスマス2011 外交官の家 (アイルランド) 1



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山手西洋館 世界のクリスマス2011 外交官の家 (アイルランド) 1
by (C)ひでわくさん
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kuri-maの参考記事
 サンタクロース対イエス・キリスト?!ヨーロッパのクリスマスは?!
 「サンタさんっているんでしょうか?!」サンタクロース対イエス・キリスト2


【参照】 クリスマス - Wikipedia
     イエス・キリスト - Wikipedia
       ミトラ教- Wikipedia