一昨日、紹介しっぱなしの中途半端な状態になっていた、鉄拳のパラパラ漫画について、改めて仕切りなおして、紹介することにしました◇
Museの正式MVになったということで、更に話題の「振り子」という作品。
絵本にもなるということで、すでにアマゾンなどでも予約できるようです。(↓にリンク)
動画にしてわずか3分ほどのものですが、色濃いストーリーが語られています。
はしょってまとめると、こんな感じです。
ある男女の出会いから死まで。
結婚式もできなかった二人だったが
ささやかな生活を始め
やがて小さな会社を興し、
かわいい娘にも恵まれる。
しかし会社は倒産し、
夫は酒と女におぼれる生活で
妻を泣かせてばかりだった。
そしてある日妻が倒れてしまう。
妻の介護のかたわら、
夫は日雇いで働き、
ウェディング・ベールを
車椅子の妻の頭にかけてあげる。
しかし、もう時間は止められない。
やがて二人は天に召され
若い頃の姿に戻り
美しい新郎新婦の姿で手を携えていく。
結婚式もできなかった二人だったが
ささやかな生活を始め
やがて小さな会社を興し、
かわいい娘にも恵まれる。
しかし会社は倒産し、
夫は酒と女におぼれる生活で
妻を泣かせてばかりだった。
そしてある日妻が倒れてしまう。
妻の介護のかたわら、
夫は日雇いで働き、
ウェディング・ベールを
車椅子の妻の頭にかけてあげる。
しかし、もう時間は止められない。
やがて二人は天に召され
若い頃の姿に戻り
美しい新郎新婦の姿で手を携えていく。
夫が振り子を必死で止めようとするシーンが涙を誘うのでしょうか。
その場面、Museの歌がぴったりマッチしているんですよね。動画を編集した人もすごい力量だと思います。
パラパラ漫画だけでこれほど人の心を動かすとは、すばらしいことです。
逆に言葉がないから、万国共通に感動できるのかもしれません。
音楽もそうですが、国や人種を超えて心に響くものというものはあるんですね。
ストーリーとしては若干わかりにくい部分もあるのですが、ラストシーンは、二人の天国への旅立ちととらえていいでしょう。
天国は夫婦が二人で入るところだといいます。愛の世界ですから、愛を交し合う相手が必要なんですね。
また、鉄拳のその前の作品、「名もない毎日」(下に動画添付)では、恋人なのか、夫なのか、パートナーが事故で死んでしまうんですね。
遺された女性は、彼の残した「いつも一緒だよ」というメモを手に、がんばっていこうとします。
あるとき、彼が優しく抱きしめてくれるのを感じます。
このように、亡くなっても大切な人はいつも一緒にいてくれる、また、いずれ共に天国で生活できるという霊界観で、優しく描かれているのが、彼の作品の魅力かもしれません。
泣けるかどうかは、ぜひ見てみてください。
また楽しい動画も載せておきます。
「ツナガル」は、日本中のまた世界の人々の「絆」を感じさせてくれるほのぼのとした作品です。
「スケッチ」は、隠し絵の世界がアニメーションになったような、とても面白い作品。最後モナリザからムンクの叫びになるところが、秀逸。笑えます。
鉄拳パラパラマンガ「ツナガル」 オリジナルバージョン
鉄拳パラパラマンガ「スケッチ」 オリジナルバージョン
すでにアマゾンでも予約受付中