道は一本
単純で
まッ直ぐがいい
何かを欲しがると
欲しがったところが
曲がる
道は一本
まっすぐがいい
みつを
◇
単純で
まッ直ぐがいい
何かを欲しがると
欲しがったところが
曲がる
道は一本
まっすぐがいい
みつを
◇
ちょっと気になるニュースを掲載しました。
カーナビや地図検索などは、なくてはならないものになりましたね。
さて、それがどれくらい信頼できるものか、ということになると信頼しつつも、自分の目で確かめることも必要なのではないでしょうか。
カーナビを過信しすぎてもまずいでしょう。
ちなみに我が家では、今の車ではなく、もっと前の車に乗っていた時、古いカーナビが付いていまして、最近できた新しい道などは記載されませんでしたので、地図上の何にもないところを車が走っているかのように表示されたり、コンビニなどの店の情報も、当然変わっていたりもしました。
それでも十分参考にはなりますから、上手に付き合っていたと思います。
カーナビにしても、地図検索にしても、完璧ではないようです。
アップルの地図検索では尖閣諸島が2組存在したり、実際そうなら、領土問題も解決できそうですが(笑)、グーグル・アースに記載されている島が実際は消滅していたり…。
今回のキャリアカーは狭い急勾配の道に立ち往生となりましたし、湖に突っ込んだ車もあるということです。
いつぞや、グーグルを訴えた米女性のニュースを紹介したことがあります。
それって、誰のせい?! 交通事故でグーグル・マップ訴え
この人の場合は、危険な道を提示されて交通事故にあったと訴えました。
中国では、建設途上の道路の中央の家に、立ち退き拒否を続けて4年間も居座っている夫婦がいて、ネットでも注目を集め、声援を受けているようです。
私は大方の意見とは違い、この居座り行為に疑問を呈したいと思います。
ただし、中国で26万元(約340万円)の立ち退き料がどれくらい不当なのか、金額の感覚がわかりませんし、中国のような政府が強い国で、従わないというのはすごいことなのかもしれないとは思いますが。
日本でも、建設予定の高速道路などが計画通りに進まないのは、簡単に立ち退かない人たちがいるからだといいます。
自分の家と土地に愛着があるのは分かります。しかし、実際に道路工事が進んでいて、また道ができた時の交通渋滞の緩和などを考えると、何年も何十年も頑張り続けるのは、正直ひんしゅくだと感じます。
また、先に紹介したグーグル・マップを訴えた女性のように、欧米で、盛んになんでも訴える状況は、私は疑問に思っています。
個人同士でもあるでしょうが、大きな会社相手や、国の責任を問うて訴えを起こす場合などは、傍若無人といいましょうか、言いたいこと言っているように見えるものもあります。
訴訟は、権利を守る上で必要な場合もあるでしょう。
ただし、言った者勝ちのような、また当然の権利だということで、できるだけお金をフンダクルことを考えているような風潮はどうかなぁと思うのです。
特に国から賠償を受ける場合、当然と思ってはいけないでしょう。
私たちはつい、国や公的な機関からも、何らかの形で保障を得たいと思っています。
子沢山の私としては、正直、子ども手当てはありがたかったです。ただし、国の財源を脅かしてまで保障を受けるというのはどうかな、という思いもあります。
最近、生活保護を受ける人が増加している現状も、人それぞれ事情はあるのでしょうが、憂える状況ではあると思います。
なんとなく、みんなが独裁者あるいは特権階級になろうとしているような気がしてしまうんですね。
そういう風にしていたら、国はいつか滅んでしまうでしょう。そうでなくても少子化の日本は、未来がとても不安定ですから、国の財源を食いつぶすようなことはどうかなと思うのです。
日本人は、成り上がりの癖に貴族のように暮らしてきてしまい、その癖を直せないでいるような気がします。
国を利用するところは利用し、おいしいものは逃さないという姿勢は、個人相手、企業相手でも同様に、どうかな、と私は思います。
運勢というのを信じるかどうか分かりませんが、運勢をよくするには、ご利益(やく)のある神社に行くとか、幸運のジンクスを踏むとかいうことではありません。
自分の利益ばかりを考えていると、運勢を下げることになるのです。
本当に運勢をよくするためには、自分が人から役立つ行動をして得た正当な報酬で満足し、更に人が喜ぶこと、役立つことをしていくのがいいかと思います。
公的なことのために犠牲を払うのは、大きく運勢をアップさせます。
逆に国から保障を得すぎたり、公共事業を妨害するのは、運勢をあげはしないし、ちょっと恐ろしいことだと私は思います。
相田みつをさんによると、道は一本真っ直ぐがいい、何かを欲しがると欲しがったところが曲がる、のだそうです。
道を遮るのもどうでしょうか。また、道を間違えても、あまり訴えない方がよいかとは、思います。