我々は霊的な経験をしている人間ではない。
人間的な経験をしている霊なのである。
ティルハード・D・チャーディン
◇
人間的な経験をしている霊なのである。
ティルハード・D・チャーディン
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「ハロウィンって日本にもあるの?」という今日の子供の質問でした。
最近の風潮を見れば、ハロウィン=仮装 という感じになっています。
川崎には10万人の見物人が集まったということですが、仮装している人を見てみると、コスプレ好きの若者たちの格好(かっこう)の披露の場ですね。
ハロウィンが何なのかということは先日あげたこちらの記事をお読みください。→ Happyなの?!ハロウィンって何でしょう??【2012年版ハロウィーンニュース】
前の記事でお伝えしたように、ハロウィンはもともとアイルランドなど、ケルト地方の収穫のお祭りで、かぼちゃではなくりんごを使うことが多かったようです。
その日はケルトでは大晦日のようなもので、先祖の霊や、精霊などが異界(霊界)の境界線を越え、やってくると信じられていました。
恐ろしい精霊、悪霊を追い払うための扮装が、アメリカに行き、現代の仮装になったようですね。
子供たちがトリック・オア・トリートと言ってお菓子をもらいながら家々を回るというのは、やはり米国で盛んになったものですね。歴史の浅いアメリカにとっては、もはや伝統行事といってもいいのではないでしょうか。
ここ10年ほど前から、すっかり日本にも定着した感のあるハロウィンですが、ようするにお化けのお祭りのようなもの、楽しいイベントという感じですね。
まあ10月の風物詩、といえるのではないでしょうか。私的には、グロテスクなものは、やめてほしいですが…。
今日のタイトルの答えは、ハロウィンは、もともとアイルランドやスコットランド(英国の一部)のケルト民族のお祭りでした。それがヨーロッパに部分的に広がっていました。
しかし、現代のハロウィンの発祥というのは、アメリカなのではないか、と思うのです。
アメリカの文化に定着した、アメリカ版ハロウィンが、今ヨーロッパにも、全世界にも伝わっているというのが、本当のところ、私たちが認識するハロウィンなのではないでしょうか。
今晩は、異界(霊界)から、精霊が自由に出入りするということですから、やはり、ジャック・オー・ランタンでも置いて、魔よけをした方がいいのでしょうか。
私は、静かな瞑想とお祈りの時間が持てればいいな、と考えていますが、我が家の怪物クンたちがおとなしく休んでくれたら、またその前に私が疲れ果てなければ、よい時間となるかと思います。
写真は:混雑する窓。
by (C)芥川千景(貼り逃げ御免)さん
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無断転用はご容赦願います
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