未練ありて
残しおきたる
下書きを
燃せば秋空に
火の粉が
上がる
相田みつを
◇
残しおきたる
下書きを
燃せば秋空に
火の粉が
上がる
相田みつを
◇
未練ありて
残しおきたる
下書きを
燃せば秋空に
火の粉が
上がる
相田みつを
◇
残しおきたる
下書きを
燃せば秋空に
火の粉が
上がる
相田みつを
◇
急に肌寒く一気に秋が来たと思ったら、今日の関東は晴れで気温も上がりそうです。お洗濯日和を逃したくないですね。
口語体のつぶやきの言葉が多い、相田みつをさんにはめずらしく、上の詩は短歌になっています。
なんとなく、気持ちがわかる、なんとなく未練の残る詩なので、私も秋まで取り置きしておいたものです。
晴れ渡る秋空に、未練の束が、燃え尽きる前、火の粉になってあがる、これは印象に残る情景です。
例によって、ヨーロッパに愛着のある(つまり未練のある)私は、脈略もなく、今日はドイツのニュース(平和なものばかり)集めて掲載しました。複数写真も掲載されていますので、興味のある方はどうぞ。