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2012年09月23日

「曼珠沙華(ひがんばな)」は線香花火?! 金子みすゞ詩の世界40


お彼岸を迎えて、急に涼しくなってきた
関東です。
彼岸花も数は少ないながらも
咲き始めたようですね◇

畦道にて。



曼珠沙華
(ヒガンバナ)


村のまつりは
夏のころ、
ひるまも花火を
たきました。
 
秋のまつりは
となり村、
日傘のつづく
裏みちに、
地面(ヂベタ)のしたに
棲むひとが、
線香花火を
たきました。
 
あかい
あかい
曼珠沙華。


金子みすゞ



彼岸花、曼珠沙華。。。
みすゞの詩では花火にたとえたわけですが、確かに火を思わせるような、燃えるような色と、何かがほとばしるような激しさを感じる形をしています。
この色、形。。。魅せられるものがありますね。
みすゞのいうように、「花火」、それも「線香花火」を連想して見ると、なんかいじらしい思いのようなものを感じてしまいます。



         夏が逝き秋が訪なう

         その野辺に

         焔のごとく咲く花は

         去り行く夏の残り火か

         唐紅のもみじ葉の

         秋を染め抜くさきがけか

         行きつ戻りつたゆたうような

         季節の狭間の彼岸花

albireo


これは以前みつけたブログの詩で、彼岸花を「焔」と表現していますね。
私は個人的に好きな詩なので、もう一度紹介させて頂きました。
以前書いた、彼岸花の別名に関する記事も、もしよければお読みください。
 

ねえねえアゲハさん、背景はなんだったっけ?


今日もいい一日を

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写真は:上 畦道にて。
下 ねえねえアゲハさん、背景はなんだったっけ?
by (C)芥川千景さん
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posted by kuri-ma at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 金子みすゞの詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする