チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたのは放射能ではない
ニューズウィーク日本版◇
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「福島は広島にもチェルノブイリにもならなかった」
〜東日本現地調査から見えた真実と福島復興の道筋〜
最優秀賞 全文
高田純 教授◇
〜東日本現地調査から見えた真実と福島復興の道筋〜
最優秀賞 全文
高田純 教授◇
放射能パニック、放射能ヒステリーというものが、風評被害を呼び、福島の人々をどれくらい苦しめてきたでしょうか。
あまりのバッシングの中にも関わらず、ここ最近、そんな空気の中でも堂々と「おっ」と思うような意見を語る人、またその情報をいくつも得ました。
今日は、あまりにも多いそれらの情報を羅列するだけの紹介となりますが、ご了承ください。
勇気ある専門家が本を出しています。「放射線医が語る被ばくと発がんの真実」中川 恵一(東大病院放射線医)著。
アマゾンのカスタマレビューに載っていた言葉を引用して紹介します。
政府見解に沿った発言は全て御用学者とバッシングされる風潮の中、学者としての良心からバッシングを恐れず、専門家として、さまざまな事実を踏まえてまとめられた本。と紹介した上で、個人的見解としながら以下のように言っています。
放射線の害について関心がある人は全員が一読すべきであり、この本の内容についての反論は公開の場で行われるべきだ。本当の意味での専門家の多くはこの本の内容に同意するであろう。
実際に福島県で暮らしている人たちがいかにデマや風評被害に苦しめられているかを踏まえると、私も含めて専門家でもないのにネットの二次情報に頼って発言している人間は、正当化できる如何なる目的(脱原発など)があるにせよ、良心があるならデマや風評被害の拡大に加担すべきでないと思う。
バッシングを恐れ、発言をしない専門家が多くなる中、きちんとした発言をする専門家はもっと大勢いるべきだし、マスコミも素人学者ではなく、実際に起きていることの全体を俯瞰できる一定の見識をもった専門家(視野の狭い専門家の発言は部分的に正しくとも事態を混乱させるだけ)の発言をきちんと伝えるべきだ。
また、この本の書評に関して、不当に内容を貶める書評が多いのは残念なことだ。反原発が目的としても、福島の人々を苦しめる組織的な悪意としか感じられない。もう少し正当に評価されるべき本である。
また懸賞論文の優秀賞に選ばれた高田純博士の論文。
また、それ以外にもこれと思う情報がありました。
それだけでなく、相変わらず、放射線量におののきパニックしているニュースや、えっと思うような、反「放射能」の記事作成依頼(1記事500円)が出されていたという情報も。
今日は羅列だけで失礼して、その内容については、折につれて紹介したいと思います。どうぞ、これらのサイトをチェックしてみてください。
二本松市の新築マンションから高放射線量、政府が調査
国際ニュースAFPBB◇
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写真は:キンクロさん、あれが飛鳥IIだよ。
by (C)芥川千景さん
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撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います
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参考:
・【GEPR】放射線被ばく基準の意味−中川恵一・東大准教授寄稿コラム
アゴラ(言論プラットホーム)
・放射線の健康影響ー重要な論文のリサーチ アゴラ
・Lancet Oncology誌から「チェルノブイリの健康被害、最も深刻なのは精神面への影響」エビデンスありは小児の甲状腺癌のみ日経メディカル