ローマ上空を飛ぶムクドリの群れ
国際ニュースAFPBB◇
国際ニュースAFPBB◇
クリスマスの朝のお目覚めはいかがでしたか?
昨今、日本なりのクリスマス・ムードというのも出てきました。都会はイルミネーションがどこもかしこもきれいで、中心街だけでなく、住宅街でも見られるようになって来ました。光りすぎてる気もしますが…。
十何年か前にドイツで過ごした冬を思い出します。
ドイツ人というのは、家をとても大切にして、ベランダや玄関など、外から見えるところもきれいに飾るのですね。普段から、とても素敵なのです。
クリスマス前となると、やはりイルミネーションや、窓ガラスへの装飾でそれは美しいものでした。
ロンドンのデパートでは、「クリスマス・キャロル」のディスプレイだということですが、プロテスタントの多いドイツでも、特に南部のスイスに近い町々では、キリスト生誕にちなんだものが飾ってありました。
ちょうど今日の写真にあるようなささやかなものから、精巧に作られていて感心するような素晴らしいものまで。町ごとに自慢のものがありそうでしたね。
前置きが長くなりましたが、クリスマスというのは、本来、キリスト生誕を祝うものでした。
イエスの誕生日は、実は正確にはわかっていないのです(!)
12月25日は、ローマでキリスト教が国教になる前に盛んだったミトラス教(ミトラ教)の冬至の行事がクリスマスと一緒になったものと考えられています。
10月末のハロウィンも、ケルトの精霊のお祭りと一緒になったということですから、さもありなんという感じですね。
紀元が定められたのもイエスの誕生を基準にしたにも関わらず、彼は紀元前4年生まれというのも、不思議です。
キリストというのは名前ではなく、救世主という意味なんですね。
世界史を勉強すると、半分はキリスト教の歴史と通じてしまうくらい、
切っても切れないのですが、イエス・キリストのことはただの点に過ぎませんでした。日本では年表に乗っている意外、詳しいことは学習する機会はないかもしれませんね。
ヨーロッパの町々に飾られているイエス・キリストの誕生の物語というのは次の通りです
イエスの母マリアが、
ヨセフと共にベツレヘムという地に滞在していた間に、
月が満ちて、その子は生れ落ちた。
客間には彼らの場所はなく、馬小屋で出産し、飼葉おけの中に寝かされた。
聖なる子供が生れ落ちた知らせは、信仰の深い人たちに告げられた。
まず、この地方の羊飼いたちに、天使が現れて、救い主の誕生を告げた。
また8日を過ぎ、エルサレムに割礼のために訪れた際、
シメオンとアンナという信仰深い人が、
それぞれ精霊が告げた言葉を伝え祝福したという。
東方の三人の博士たちが、
「ユダヤ人の王となる方が生まれた印である星を見たので、
その方の誕生をお祝いしに来ました」
とヘロデ王に謁見したが、
ヘロデ王は博士たちにその子が見つかったら知らせるようにと告げる。
博士たちは、星に導かれてそこまで行きついた。
(導いていた星はその上に留まったという。)
そして、母マリアの側にいる幼子を見て、
ひれ伏して拝み、
宝の箱から、黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。
彼らはヘロデ王には知らせずに自国に帰っていった。
ヨセフの夢に天使が現れ、
ヘロデ王が子どもを狙っているので、エジプトに逃げるように行った。
ヘロデは、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子を、全て殺させたという。
ヨセフと共にベツレヘムという地に滞在していた間に、
月が満ちて、その子は生れ落ちた。
客間には彼らの場所はなく、馬小屋で出産し、飼葉おけの中に寝かされた。
聖なる子供が生れ落ちた知らせは、信仰の深い人たちに告げられた。
まず、この地方の羊飼いたちに、天使が現れて、救い主の誕生を告げた。
また8日を過ぎ、エルサレムに割礼のために訪れた際、
シメオンとアンナという信仰深い人が、
それぞれ精霊が告げた言葉を伝え祝福したという。
東方の三人の博士たちが、
「ユダヤ人の王となる方が生まれた印である星を見たので、
その方の誕生をお祝いしに来ました」
とヘロデ王に謁見したが、
ヘロデ王は博士たちにその子が見つかったら知らせるようにと告げる。
博士たちは、星に導かれてそこまで行きついた。
(導いていた星はその上に留まったという。)
そして、母マリアの側にいる幼子を見て、
ひれ伏して拝み、
宝の箱から、黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。
彼らはヘロデ王には知らせずに自国に帰っていった。
ヨセフの夢に天使が現れ、
ヘロデ王が子どもを狙っているので、エジプトに逃げるように行った。
ヘロデは、ベツレヘム周辺の2歳以下の男の子を、全て殺させたという。
イエスの生誕の場面には、聖母マリアと飼葉おけの中の美しい御子、寝ているヨセフ、馬小屋の家畜、羊飼い、東方の三博士などが全てがモチーフとして、時に一緒に描かれています。離れたところにいたはずの老女アンナも、もっと若く登場していたり…。
この場面自体が、とても厳かで、もったいない、おめでたいこととして描かれているんですね。
クリスチャンじゃないから関係ない、かもしれませんが、知っていて見る方が興味深いものです。
どちらにしても、イエス・キリストは普通の人ではありません。
日本人なら、神として菅原道真も、徳川家康も祀るくらいですから、
イエスにあやかるのも、もっとすごいことかもしれません。
誕生日は正確には今日でなかったとしても、
静かに祈るのにふさわしい日なんですから、そうしてみるのが、一番得策の日と考えてみましょう。
もう、キリスト教徒だけのクリスマスではないのですから。
ちょっと前倒しみたいですが、イエス・キリストさま、お誕生日おめでとうございます。
今日の記事の本文は昨年UPした内容をほぼそのまま再UPしたものです。
写真は:大池公園 教会 キリストの降誕
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います
by (C)ひでわくさん
画像あるいはタイトルクリックで写真のページへ
撮影者の名前をクリックすると撮影者のページへリンク
撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います
昨日一昨日の記事にも、キリスト降誕の場面が表された写真、ニュースを添付していますので参考に
サンタクロース対イエス・キリスト?!ヨーロッパのクリスマスは?!
「サンタさんっているんでしょうか?!」サンタクロース対イエス・キリスト2
【参照】 クリスマス - Wikipedia
イエス・キリスト - Wikipedia
ミトラ教- Wikipedia