小さな親切、
小さな愛の言葉が
地上を天国のように幸福にする
手助けをする。
カーニー
◇
小さな愛の言葉が
地上を天国のように幸福にする
手助けをする。
カーニー
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ヒマラヤの王国ブータン、チベット仏教のロイヤル・ウエディング
国際ニュースAFPBB
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日テレNEWS
★結婚式の動画が見れます
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「世界一幸せな国ブータン」の若い国王が昨日13日に結婚しました。
伝統的にはブータンでは4人の妻を持つことが許されるとのことですが、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(31)は、「僕は、一番いい人を見つけたから、その人と永遠に一緒にいる」と話しているといいます。
さすが、「幸せの国」の国王は、幸せになる方法を知っているようです。愛する人と、永遠に一緒にいること、それこそが、まさしく幸福ともいえるでしょうから。
愛する人との別れ、あるいは愛していたはずの人を、永遠に愛せないとしたら、それが不幸の始まりです。心変わりして、自分は自分の心に正直でいたいと言ったとしても、それは本当の誠実ではなくて、ただの身勝手、わがままということになります。
2007年に、ブータン政府が国勢調査で行った「あなたは今幸せですか?」という質問に、およそ9割が「幸せです」と回答したといいます。
前国王が提唱した国民総生産にかわる国民総幸福量(GNH)という概念は、とても興味深いですね。
タバコの販売を禁止する禁煙国家だったり、国民に民族衣装着用が強制されていたり、小さな国だからこそできるのかもしれません。
大変親日派の国と聞いていますが、来月には早くも、国王夫妻として初めての外遊でもある来日が決まっているといいます。皇室とも交流が深いらしいですね。
現王の父である前国王が、民主化の政策を進めたようですが、昭和天皇が崩御した時の、エピソードは忘れられません。
多くの国で葬儀の前後に日本政府首脳と会談するいわゆる弔問外交を行ったのですが、ブータン前国王は行わず、
「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」
と言われたといいます。また、その年1ヶ月間、喪に服したということです。
前国王はその当時34歳。若くて、長男に譲位したのも、そういう欲のなさなのでしょうか。
ブータンは中国と国境を隔てていることが、心配な点です。2006年には、北部の多くが中国領とされてしまいました。(約46500kuから約38400kuに大きく減少)
日本の北方領土をロシア領だと言い張るロシアと、よく似ている気がします。


2006年以前のブータン ↑ 2006年の新国境線 ↑
北部を中国に侵略された
北部を中国に侵略された
このブータン国王の結婚の話題、なぜなのか、あるいは当然なのか、一昨日辺りから、各局各紙が報道しているようで、AFPのニュースでも、婚約した時のニュースが一躍アクセストップになっていました。
テレビなどの取り上げ方も、「イケメン国王」という表現で、関心を煽られたのでしょうね、私が過去に作った記事にも急にアクセスがありました。毎日こうやってブログ記事をコツコツ作っていると、思わぬところで、見てくれる人が現れるものです。
ただ、その記事は、AFPのニュースを添付し、タイトルにブータンの名を入れただけで、後はモナコ一色の記事だったので、申し訳なかったのですが…。
ロイヤルウェディング続きの今年になりました。確かにこういう話題は微笑ましくていいものです。(またモナコのような暗雲は一切なく、本当によかったと思います。)こういう夢を与えてくれるような結婚式を見られた国民は、やはり幸せですね。
12日にフジテレビで報道された内容
↓ 動画が見れます
ブータン王国でロイヤルウエディングへ
ワンチュク国王「永遠に一緒にいる」
FNNニュース
↓ 動画が見れます
ブータン王国でロイヤルウエディングへ
ワンチュク国王「永遠に一緒にいる」
FNNニュース
kuri-maの参考記事
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ラベル:ブータン