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2011年09月28日

脱原発主義者になぜ左翼主義者が多いのか?!見えない放射能はなぜ怖い(6)


2011.09.27 和泉川 曼荼羅






先週の数万人のデモに続いて、「東京に原発を」というデモが行われたとのこと。なんとなく、揚げ足取りのようなデモですね。誰それがこう言った、ああ言った、と茶化して、こともあろうか、そんなに原発が好きなら東京に原発を持ってくればいい、と。何か、大人気ないな、感じてしまったのですが…。
しかし巷では、政府や東電を責める声は大きく、反原発、脱原発ムードが漂っているようです。
そういうことよりも、もっとしなければならないことがあるはずなのに…!
そんな中で見つけた動画があります。(ご覧ください。)



上の中野剛志氏は、「原発のウソ」が20万部を越えるベストセラーになっている*小出裕章氏とは同じ京大に所属していますが、はっきりすっきり原発を応援している方のようです。(めちゃくちゃ推進派ではないとのこと。)

「例えばちょっと太り気味の人がいて、転んで骨折をした。その人を早く病院に運んで治療してあげなければならないのに、『そもそもあなたの体質の問題で、体質改善のためにはこれがいい』『いや、あれがいい』といっている人たちがいる、そんな意見はもっと後ですればいいことで無責任な意見だ」ということを例えに持ってきていました。

今すべきことは、原発の事故の収束、事故の検証、被災地の復興、当面の電力供給の確保等を優先すべきだ。被災地を度外視しないで、そして、エネルギー政策についてはそれから議論されるべきものだというのです。すごく、すっきりしました。
エネルギー政策を見直さなければならないとしたら、地震の多い日本に安全な原発が合理的なコストの範囲内で可能などうか、この一点だけであって、後は復興が8割方済んでから、心ゆくまでやればいいと彼は言っています。

そのような原発が可能かというと、原発の専門家の中でも、可能であるという人もいるし、逆の立場の人もいる、その中で原発が可能とする根拠として4つをあげています。
1.今回の震災でも、無事だった原発が多数あること。
2.福島第1で事故が起きた炉は旧式のもの。3,40年前のもの。
3.政府や東電を批判は、それをやっていなくて批判されているので、やれば問題が起きない裏返しとなる。
4.今回の事態を教訓に更なる対策を強化できる。技術者としては生かすことができる大きな機会。

私は、これまで何か大切なことを忘れてどこかに連れて行かれるような感じがあって、ついていけなかった点がすっきりしました。私がブログで訴えるよりは説得力があると思いまして、取り上げました。
後知恵で小ざかしいことを言うのではなく、というスタンスの人ですし、私は推しますが、これを詭弁という方もいるかもしれませんね。

私は逆に、「原発に騙されていた」とか、「全廃」を訴える人の言葉の方が、やはり人に責任を押し付けているような気がして、気分が悪くなるのです。
上の動画の中で、脱(反)原発に なぜ左翼が多いのかということもよくわかりますし、それ以外のことも説明されています。元動画は↓の通りです。(上の動画は元動画の後半部分のみ)


今日は、中野氏の話でまとめてしまったので、ロシアのニュースを一緒に掲載して他の展開のお話にしようと思ったのはやめました。プーチン大統領が返り咲いて独裁にならなければいいけど、という老婆心があったのですが。もし機会があれば書くことにします。


今日もいい一日を
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写真は:2011.09.27 和泉川 曼荼羅
by (C)ひでわくさん
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撮影者に許可を得て使用しています
無断転用はご容赦願います


*「原発のウソ」という本のレビューを見ていましたら、気になるレビューを見つけましたので、掲載します。この他にも同様の指摘をするレビューもありました。
原発作業員歴15年ですが

被ばく量に関しては疑問あり。読者を引き込む為に低い線量値でも危ないという論点を利用しているように感じる。
例えばJCO事故。放射線荷重係数についてはあまり触れず、グレイ=シーベルトと濁しているし、急性被ばくと低線量被ばくを混同しながら読者をまどわしているような気がする。

被ばくについては一般の人はほとんどなじみが無い。人が知らない事をうまく利用して被ばくについて誇張していないか?
僕は年間を通して15〜18mSvの被ばく歴を10年以上残しているが、一部ツイッターに書かれているような見た目以上の老化や健康被害、体調不良は無い。原子力の定期検査では1日1000人以上の人が従事している。全国でみれば1日あたりの労働者の数は相当なもので、さらに年間で考えれば相当な人数だ。少なくともそのような被ばく歴を残している人を対象にして発ガン率を算出して初めて統計データとして意味が出てくると思う。一般の人達は何か大きな勘違いをしていないか?僕たちは何も特別なことはしていない。線量計をつけて被ばく低減を心掛けて作業をしているだけだ。被ばくに関して従事者と一般人との差は無い。

内部取込みについては僕も判らない。今回の事故で僕は少なくともセシウム137の内部取込みが確認され、さらに時間が経過してからWBCを受けたら計数値は大きく減っていた。これは生物的半減期の影響であり長半減期の核種も代謝によって排出されるという事を身を以て確認出来た。子供は影響が大きいと思われるが、大人以上に代謝が大きいので個人的には必要以上に心配することは無いんじゃないかと今は考えている。


参考に
 中野剛志氏@ 7/18配信号 エネルギー問題 
 参加したら終わってしまう 国を売られる瀬戸際のTPP問題
 中野剛志氏 超人大陸9/12配信号


新しい記事を書きました
脱原発(反原発)主義者になぜ左翼主義者が多いのか
ということに関しても、中野氏の動画をまとめて書いてます
 脱原発主義者になぜ左翼が多いのか?!2