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2011年08月20日

幸せになる秘訣?!〜愛は流されず、育てるもの〜


2011.08.19 和泉川 雑草のサイン


愛するとは、
自分の幸せを
他人の幸せに重ねることである。


ライプニッツ
*





「結婚」に対する考え方は、時代と共に移り変わってきました。
アラサーとアラフォーで違うように、二十代のかつての結婚適齢期だった若い男女は「婚活」して、結婚を選び取ります。彼らは、結婚のメリットとともに、いつも「リスク」を考えているようです。「婚活」という言葉からして、「結婚」を商品のように捉えている向きがあるのではないでしょうか。

自分にプラスになる結婚しかしたくない、まぁ当然ともいえることですが、結果として晩婚化、少子化にもつれこむことにもなっています。
「いずれ結婚するつもり」というのが9割の男女の思いですが、現実は厳しいですね。
確かに、結婚相手によって人生が大きく左右されますから、自分の理想に見合う人を選びたいと思うでしょう。恋愛という要素が入れば、相手を2.3割増しでよく見えますから、完璧な人に見えることもあるでしょう。

今の若者たちはすでに恋愛なれしてしまっているようですね。というよりは、恋愛も省略するのかもしれません。
「結婚して初めて性関係を結ぶ」ということは、もはやずっと過去の感覚のようです。ちょっと前までは、告白して、付き合いだして、愛を育んでから性関係を持つという流れがあったと思うのですが、今はその間隔も短くなっています。「告る」ことイコール「セックス」、となっているといいます。愛を育ててから「セックス」ではないのです。
就職時の現状からみても、コミュニケーション能力が低下してきているという現代の若者たちにとって、「セックス」は手っ取り早く親密になる手段なのでしょう。

いくらスキンシップが大切といっても、特別なものであるはずのセックスが、不特定多数のものになりつつあります。結果、若者たちがかかる性感染症の種類と件数は恐ろしいほど増加しています。
以前、性病といえば、商売系の女性から移るものでしたし、もっと昔は娼楼がありましたから、そういう所では蔓延していたかもしれません。今は一般の若者が性病のオンパレードになっているといいます。
娼楼のあった頃は、貧しさのため身を切られるように売られていった、少女たちがいました。現代は、簡単に自分から関係を持つようになって、本人たちは違うと思っているでしょうが、結果として娼婦、男娼に近い感覚で性関係を持っているのです。

それが彼らを幸せにするでしょうか。
「性関係」は大切なものです。愛を育てた上で持てば更に愛を深め、幸せな気持ちになりますが、愛を育てるという過程をカットして、安易に性関係を結んでも、愛は育つどころか濁るのです。結果だけいいとこ取りしようとしても、プロセスを踏んでいないと長続きしません。順番は実はとても大切です。

…「女性がよかれと思ってやっている行動が、実は恋愛にとってマイナスの結果を生むことがある」という意味です。

本に書かなかったような具体例を挙げると、「結婚するまで処女を守りなさいなんて時代じゃないんだから、どんどん遊んで男を見る目を磨いたほうがいい」なんて言われることがありますね。

ところが、遊べば遊ぶほどイイ女になれるかというと、実際は逆なんですね。

女性には優秀な遺伝子を残すために優秀な男を見極める本能がありますから、男と寝なくてもちゃんと「男を見る目」は磨けます。

〈イイ女〉というのは、男を切り離しては存在しません。つまり、男の目から見た評価を切り捨てて、イイ女かどうかを決めることはできないわけです。

さらに思いきって言ってしまえば、イイ女かどうかは、男の目が決めるんですね。

ですから、男性から見てマイナスな行動をしている女は、イイ女には程遠いんですよね。

でも、社会全体として、どうも「男の数が多い女はイイ女」「女だって遊んでいい」みたいな考え方を容認する空気がありますね。その空気に、女性が流されやすくなっている。
齋藤翔さん
『魅力革命〜中からキレイになってずっと愛される女になる』
(アンドリュース・プレス)

いい男も、いい女も経験豊富という考え方があるのかもしれませんが、それは間違いです。大きな落とし穴です。一般的に「いい女」「いい男」というのは、そういう誘惑が多いものですが、それにのっていたから魅力的なのではないはずです。

「婚カツ」は大変だけれども、単に結婚のためではなく、自分の内面を磨くことに一生懸命になってほしいと思います。
相手を愛せることが幸せになる秘訣だとしたら、恋愛にのぼせることも、いわんや安易なセックスが、幸せに結びつくかどうかは疑問です。
愛することは責任も伴うのですが、「結婚」というものはいろんなリスクはあったとしても、独身では得られない幸福がありますよ、と私は若い方にも堂々と言っていきたいと思うのです。


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写真は:雑草のサイン
(C)ひでわくさん
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*ライプニッツ:ドイツの哲学者・数学者・政治家

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