すべての芸術家は
何よりも先にまず喜びを与える人である。
他人を楽しませることが好きな人は、
やはり同じように
自分自身の喜びと満足を得ているのである。
ウォルト・ディズニー
何よりも先にまず喜びを与える人である。
他人を楽しませることが好きな人は、
やはり同じように
自分自身の喜びと満足を得ているのである。
ウォルト・ディズニー
◇
新たに発見されたダ・ヴィンチ絵画、ロンドンで公開へ
国際ニュースAFPBB
国際ニュースAFPBB
音楽や絵画、文化活動にいそしむ人は幸福に ノルウェー研究
国際ニュースAFPBB
国際ニュースAFPBB
【連載:本物を観る】堂島リバービエンナーレ2011、コンセプトは「エコソフィア」
国際ニュースAFPBB
国際ニュースAFPBB
ダ・ヴィンチの絵が発見されたとのこと。早く見てみたいですね。なかなか実物にはお目にかかれないでしょうが…。
◇
次のニュースは、音楽鑑賞や美術鑑賞、また音楽の演奏や絵画を描いたりする文化活動をする人は、貧富の差に関わらず、幸福感を感じるのだという研究結果に基づく論文が発表されたとのこと。興味深いことは、男女差がはっきり表れていることです。
男性では、音楽や絵画鑑賞などの受動的な活動が、明るい気分や良好な健康状態と結びついていた。これに対し、女性では楽器を弾く、絵を描くといった能動的な活動が、不安感やうつ、体調不良を遠ざけている傾向があったとのことです。
確かに、私は昔吹いていたクラリネットを演奏したくなることがあります。今は、カラオケにいくと爽快な気分になりますが、やはり関連があるんですね。
男性は鑑賞などの受動派というのは、普段の社会生活が能動的なものが多いから、じっくり鑑賞するのが憩えるのかもしれないと、思いますね。
この研究では、音楽と美術に関して主に表れてきたようで、他の文化活動はどうなのかは述べられていませんが、詩作などに私は幸福を感じるので、同じような結果が得られるのかもしれません。
◇
3月に起こった地震を今世の中全体、それぞれの人々が深く受け止めていると思いますが、これからの地球のあり方を、建築とアートというテーマのもとに自然環境、社会環境、人間の心理の3方向から考察するべく立ち上がったキュレーター、飯田氏の思考が非常に興味深い。今、世の中全体がものの価値観はもちろん、美意識に至るまで、これまでの経済的効率を優先させてきた消費社会に対して違和感を感じ始めています。3.11で起こった地震という経験を経て、人々の意識はさらに研ぎ澄まされている。あらたな価値観と審美眼によって、ものが語られる時代になりつつあると感じています。【本物を観る】の第1回目はこちらから→ 本物は残る?!「震災後日本」の伝統工芸、物つくりの方向性とは
◇
今日は、芸術に関連するニュースを集めてみました。
冒頭のウォルト・ディズニーの言葉によれば、芸術家というのは人を喜ばせ楽しませることに幸福を感じるということですから、私たちもプチ芸術家になって、周りの人を喜ばせるように生活を演出してみるのも、幸福につながるのではないでしょうか。
自分を動機とするものは長続きしないけれど、人を喜ばせるという動機を持ったとき、もっと力を得るのだと思います。自分の主張だけのわがままな作品でも、家族やファンは喜んでくれるでしょうが、本物は後々までも人々の心に残る名作となって、ダ・ヴィンチのように時代を越えていくものですから。
kuri-maの参考記事:
「音楽?!いいえ、愛の力です」乱射事件中、歌で園児を落ち着かせた勇気ある教諭の話
音楽の「恩(音?)送り」で世界を包もう?!付録「ハンガリー舞曲1番」
♪音痴がなおせる?!「ツボが分からない人の克服法」2