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2011年06月10日

傷つかない自分になる?!「自尊心self-esteem」を育てるカナダ的生き方?!


いずれが がくか花びらか。
 

images自己顕示2.jpg


自己顕示
自己嫌悪
わたしの
こころの
うらおもて


相田みつを



相田みつをさんの「自己顕示」という言葉から何か書こうとしていたら、行き着いたのが、カナダ在住の日本人で、「self-esteem(セルフ・エステイーム)」に救われた経験から、その言葉にこだわりを持っている方の講演内容です。納得する内容がありましたので、紹介します。
日本人にはselfというものがない、という師事した教授の意見はちょっと言い過ぎだと思いますが。自己という観念の表れ方が違うだけで、ないというのはね…。
まずはその講演文を抜粋してみます。

Self-esteemという語に一番近い日本語の単語は、「自尊心」でしょうか。Self-esteemとは、自分にどれくらい良い評価を与えてあげられるかという力です。何か苦しいことがあっても、「僕だったら絶対解決できる」と、自分を信じてあげることのできる力です。

日本にいると、誰でも他人に流されがちです。皆がこうするから自分もこうしなければならないんじゃないか、流行りの髪形をしなければいけないんじゃないか、女の子の場合は25〜26歳ぐらいから、結婚して子供を産まなければならないんじゃないか、などと考えます。でもself-esteemがあれば、私は私、でやっていける。Self-esteemは、わがままのことではありません。たとえ流行りの髪形をしていなくても、「だから何?」と、自分自身でいられるということです。日本語にないから、感覚でしか説明できません。でも、私はこのコンセプトを理解することができたから、ここまでやってこられたのだと思います。

でもself-esteemはすごく敏感で、せっかく一生懸命積んできても、いろいろなことでこわれてしまいがちです。テストの結果がだめだったとか、彼にふられたとか、いろいろなことでガラガラと崩れてしまうことがあります。それでも一度積んでおいた人は、そんな時にも、また崩れたものを積み直そうという気持ちになります。一度積んだself-esteemは、このように、心の中のお守りというか、力というか、マグマ、力のもとと言えるでしょうか。

今思うと、日本で会社勤めをしていた時は、プロという意識があったからではなく、「上からのムチが怖いから」「お給料がほしいから」働いていたのだと思います。その点、カナダ人のボスは、部下のプロとしてのself-esteemを尊重しますね。学校でも、先生が学生の批判精神(critical thinking)や、時には先生にくってかかるほどのチャレンジ精神を奨励しますが、これも学生のself-esteemを尊重しているからではないでしょうか。

self-esteemを持っていれば、人からネガテイブなコメントをもらっても、ちょっとしたことで傷つかなくなります。Self-esteemを持つことは、傷ついてもムリして乗り越えることではなく、「傷つかない自分になること」です。また、何を言われてもニコニコして言い返さないことでもなく、「言い返すけれど傷つかない」ことです。
異文化適応ワークショップ:大塚なおみさん
講演内容は:こちら


で、話は元々意図するところからは離れると思いますが、私の考えることをお話したいと思います。

self-esteemというのは、やはり「自尊心」というのが一番近い言葉かと思いますが、ぴったりの観念がないから、「ない」というのとは違うと思いますし、日本にも、あるはずだけどなぁと思っています。
それこそ人のself-esteemを尊重する人であったら、ないと決め付けはしないでしょう。表し方が違うだけだと思います。
日本人は個人をあまり尊重しないように見えるかもしれません。組織力が売りの民族ですから。

私が海外で出会った日本人というのは、少しいわゆる一般的な島国根性丸出しの日本人とは、カラーが違います。日本の中でやっていきにくい人たちだったりしますね。日本の中で才能のある人というのは、その巡り合わせによっては、その才能も潰されるというか、伸ばせない環境ももしかしたらあるかもしれませんから。そして周りの干渉というのが嫌な人は、逃げ出したくなる環境でもあるかもしれません。
海外でずっとやっていける日本人というのは、優秀な人が多いです。そして、自分の個性に何より自負心を持てる人が多いと思います。(私は海外でも、その他大勢で終わったひとりですが…。)
本当に、日本は欧米と違う点が多いです。

私は海外に行ったことを契機に、いろいろ勉強にもなり、刺激にもなりましたが、何より日本の持つよさを再発見した部分が多かったように思います。

人の質、人格というものをself-esteemだけで量ることはできません。
self-esteem、self-esteemというと聞こえはいいのですが、すべての人のself-esteemが素晴らしいわけではありません。「うぬぼれ」としか思えないようなself-esteemも実際あるのですから。
ようは、その人の内容であるべきです。魂の問題です。

カナダ人が素晴らしく、self-esteemを持ち、また人のself-esteemも尊重するのには、その背景があるのだと思います。
私は残念ながらカナダには行ったことがありませんが、私の敬愛する「赤毛のアン」の作者モンゴメリーの作品を通して、おそらくself-esteemの概念やその言葉に触れて来たと思うのです。日本語でしか読んだことがないのでわかりませんが、例えば赤毛のアンにしても、とても誇り高く自尊心の強い少女でした。みなしごで、赤毛でありながら、おそらくその自尊心と、周囲の人のおかげで素晴らしい女性に成長していきます。
カナダ人の背景にはキリスト教の神様というものが存在しています。まず神様があるので、一人一人を尊重できるのです。

この方がself-esteemを信奉するのは、それを通して、今までは花開かなかった自分自身の生き方を開花させたからだと思います。

自分を信じる力というのはどこから湧いてくるのでしょうか。それはどれだけ愛されてきたか、認められてきたか、というものが大きいのです。
神様に生かされ、大自然に生かされている実感というものは大きいと思います。それが一番大きな根っこのself-esteemにつながるのではないでしょうか。

self-esteemを含め自己のもつ素晴らしいものも、もしも自分勝手にしていったなら、自己顕示欲とうぬぼれと、マイナスの内容ばかりになってしまいます。
ですから、self-esteemだけではなく、その元になる心の動機をよくすることがもっと根本的なことだと私は思います。
そして何にも負けないものを持ったなら、日本であっても、どこであっても通用するのではないでしょうか。

日本人に生まれたことのアイデンティティというものも、self-esteemにつながるものだと考えています。
今後、海外で活躍する日本人はどんどん増えてくるでしょう。そして、日本と海外との垣根がほとんどなくなったとしても、残るものがあるとすれば、それが日本という国の持つself-esteemであって、なくす必要がないし、持っていた方がいいものだと思います。

今日はあえて、原語のまま使用してみました。自尊心と置き換えても、問題はなかったようですが…。

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やさしい色。
 やさしい色。 (C)芥川千景さん

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