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2011年05月14日

震災で崩れたバベルの塔とは?!


2011.05.12 和泉川 ハクウンボク.jpg


富も財産であり、
知識も財産であり、
健康も財産であり、
才能も財産であり、
そして意思もまた財産です。
意思が他の財産に優るのは、
誰でも自分の好きなように
使うことができるところにあります。


内村鑑三



東日本大震災で、散乱した研究室の本を片付けながらふと、「これらの本が実につまらないものであるように思われ、最近の知的営為から生産された本というものが、今回の大震災という過酷な現実に打ち砕かれたように感じられた」ということです。

上記のコラムによると
(ある人々は)「様々なる」知識(というよりも情報)を知っておこうと必死である。新書の類いの洪水の如き出版は、その飽くなき欲求に対応している。研究室に散乱していた本には、その手の本も多かった。今日的な知が積み上げられたバベルの塔は、東日本大震災によって崩れ去るべきであろう。

(ドストエフスキーについて)小林(秀雄)は学のようなつまらぬものは無くて、意識して努力を重ね「心を正しい位置に置いた人」だと答えた。


私も思うのですが、地震で打ち砕かれたものも確かに大きかったと思うのです。持たなくてもいいものを多く持ちすぎていた私たちだったのでしょう。

でも、それを気づく人ばかりでなく、気づいたようでもあいも変わらず、打ち砕かれるべきようなことで、うだうだしていることも多いのではないでしょうか。

風評を流したり、政府や東電への批判は、もちろんその通りだったりするのですが、責任も持てない私たちが、批判だけの批判をしても何もならないような気がします。
失くすのは原発ではなく、それよりも、もっといらないものを多く抱え込んでいる私たちではないかと思ったりします。

二ヵ月が過ぎ、もう数ヵ月をしのげば、落ち着き始めるものもあるでしょう。そして、いざ、再開発、再復興という時に、何を復興するのか、いらないものまでも復興する必要はなく、大切なものから興していかなければならないでしょう。
ふるいにかけて、厳選したいいものを作っていくことができる可能性があります。
流され破壊された街よりも、もっといいものを作ろうとするはずです。

上のコラムの中では、内村鑑三の名前が出ていました。
「心を正しい位置に置いた人」そういう人の生き方を見習っていかなければならないでしょう。本物、を目指していく時なんでしょう。

心を正しく置く、というのは難しいようですが、以前紹介した、船井幸雄さんの言葉によれば、「正しい考え方とは天地自然の理に沿った考え方」であって、「自由、公平、調和、開けっ放し・秘密がない、単純、共生している、無駄がない」ことであって、秘密主義でエゴの強い人は長続きしないということでした。

自然の理に従うというのは、実は私たちの心が本当の意味で求めていることなんでしょう。
ただし、私たちが自然にしていたら、ぐうたらの自己中で、いいものを生み出せずに終わってしまいます。本当に正しい方向にいこうとしたら、かなり意識しなければなりません。
ブレずに正しくいくことのできる、内村鑑三のような人を、求めていかなければならないのでしょう。

上の記事を読みながら、打ち砕かれるべきもの、崩れたバベルの塔って何なんだろう、と考えてしまいました。

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富も財産なり、智識も財産なり、健康も財産なり、才能も財産なり、
而して意思も亦財産たるなり、而して意志の他の財産に優る所以は、何人も之を有すると之を己が欲する儘に使用し得ることに存す
内村鑑三「所感十年」より