いやぁ、この写真を見て、驚きました。このひれ伏す人の数。
バングラデシュで毎年行われる、メッカ集会に次ぐイスラム教の「ビッショ・イジュテマ」という大会だそうです。
テロリストのせいで、とかく誤解されやすいムスリムですが、アッラーを拝する姿は、とても真摯なものを感じます。
私もよく知らないイスラム教ですが、聞くところによると、一日5回も礼拝(お祈り)を捧げるそうです。3回で決まった時間はないという所もあったり、8回もする宗派もあると聞きました。
調べたところによりますと、決まった時間に、決まった方向に向かって祈るのが一般的で、祈祷用の絨毯というのがあり、商談等の旅行先にも方角を調べるための磁石と共に持ち歩くとか…。
そういう意味でも、頭が下がるというか、すごいというか、圧倒されますね。
イスラム教では、偶像崇拝が禁止されているため、メッカに向いた所定の方角にひれ伏すことで行われる。これは一種の生活習慣的な位置付けもあり、毎日決まった時間に祈りが捧げられる。礼拝をするための専用の絨毯もあり、特に方角を重視することから、方位磁針も利用されることもある。
祈り - Wikipedia
方法には一定の決まりがある。ふだんは家庭などで個人で行ってもいいが、イスラムの祝日である金曜日の礼拝のうち少なくとも1回はモスクに集まってみなで行うことが奨励される。礼拝が始まる時間はムアッジンと呼ばれる人によって告げられるが、これをアザーンという。昔はモスクの尖塔(ミナレット)に上りその上からアザーンが行われたが、現在はスピーカーが取り付けられている。
礼拝は1日5回行う。各礼拝は以下のようになっており、具体的な時間はその場所での日の出と日没の時間によって変わるため場所と季節の影響により時間が細かく変化する、現代では地域ごとの正確な礼拝時間表が数日から一日刻みで精密に作られており、インターネットでも検索することが出来るようになっている。
日の出の1時間以上前には起きて礼拝の準備をしなければならないため、正確に守ろうとするとムスリムは大変に早起きになる、日本の場合では日の出が早い8月ごろの場合には礼拝の時間は4時前となり、日の出が遅い冬場の12月から1月でも5時半前後になる。
サラート- Wikipedia
↑メッカ巡礼に次ぐ集会に400万人が参加 - バングラデシュ
列車につかまる女性の写真も。
これは、2006年だから、5年前の記事ですが、今年は200万人となっています。
数年で減ってしまったんでしょうか。
どちらかが正確ではないのでしょうか???
私の知っているムスリムといえば、ドイツに多くいたトルコ人です。
家族の絆が強く、子沢山で、子どもがよく家業のお店を手伝っていました。
トルコ人が屋台などで売っていたケバブ…、おいしかったなぁ。時々恋しくなります。
イスラム…。ムスリム…。こんなに信仰的で、貞操を重んじるのに、一夫多妻だったり、ちょっとわからない…というのが正直なところですが…。
彼らがなぜ祈るのかといえば、私たちと同じように家族の幸せではないでしょうか。
私たちの幸せのためには、この世の中も平和でなければなりません。
だから、家内安全とともに、このよく知らない人たちのことも、祈っていきたいと思っています。
From our heart - Original Composition 山中 允さんピアノ
※国名をバングラディッシュかと思っていたのですが、
バングラデシュに訂正しました
追記:イスラムの一夫多妻制度について、他の記事で述べました。
参考にしてください。